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【考察】”天使型の竜”をもつ春暖嬉美の謎を徹底考察!③科学の観点から【とある科学の超電磁砲】【レールガン】

こんにちは!

みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

最近は新型コロナの影響で、漫画業界が漫画を無料で公開してくれていますよね!

とある科学の超電磁砲』が連載されている『月刊コミック電撃大王』も、無料で公開されているみたいです!(2020年3月12日現在)

コロナで外出を控えなきゃいけないときにこういった取り組みはありがたいですよね!

そういうわけで、今回は超電磁砲に関する考察をしようかな、と思います!

テーマは春暖嬉美!2回目の考察です!

ちなみに、以前にも考察していたんですが、長くなってしまっていたので、分割して書き直しました!

まず最初に、情報をまとめた記事こちら

次に、魔術サイドの観点から検討したものがこちら

3回目の今回は、科学サイドの観点から検討していきたいと思います!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある科学の超電磁砲 とは

とある科学の超電磁砲』は、原作:鎌池和馬、作画:冬川基、キャラクターデザイン:灰村キヨタカによる日本の漫画作品。KADOKAWAの『月刊コミック電撃大王』にて、2007年4月号より連載中。

漫画の最新刊はこちらのとある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(15) (電撃コミックス)

DVDやブルーレイも要チェックですね!

現在放映中のアニメ『とある科学の超電磁砲T』を無料で見返す方法はこちらの記事でまとめていますよ~。

春暖嬉美 とは

とある科学の超電磁砲』の『獄門開錠編』で登場し、初春を誘拐した敵のボス。

春暖嬉美は、上条さんの右手から飛び出してきた『中の人』=『ドラゴン』のうちの一体、”天使型の竜”と同じものをその右手に宿しています

春暖嬉美と”天使型の竜”

引用:とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(15) (電撃コミックス)

しかし、なぜ春暖嬉美の右手に竜が宿ったのかは、現在でも明らかになっていません。

そこで、なぜ春暖嬉美の右手に竜が宿ったのか、”天使型の竜”の正体はなんなのかについて、前回に引き続き検討していきたいと思います!

上条当麻の右手に関する考察はこちらでもいくつか考察していますので、よかったら見てくださいね。

➤➤【とある魔術の禁書目録】入門編:上条さんの右手の中にはいくつ能力があるの??【考察初心者】 - sky depth

以前の考察の結論

前回は、"天使型の竜"=魔術 説を前提に検討しましたが、なかなか有力とは言い難い結果に・・・。

そこで、今回は、科学サイドの観点から考察してみたいと思いますよ~。 

前に書いた自分の見解をどんどん否定・撤回していくかもしれませんが、ご容赦くださいね!

春暖嬉美の確定情報

  • 天使型の竜”は『幻想殺し』そのものではない
  • ”天使型の竜”はAIMジャマーの影響を受けている可能性がある
  • ”天使型の竜”の能力は物理攻撃・魅了・電撃・塩化の光など多岐にわたる
  • 聖母との関連性がありそう
  • 春暖嬉美自身は無能力者だが、計測できないだけで能力はありそう

これを前提に、考察していきたいと思います。

”天使型の竜”の力は魔術?科学?それとも原石?

"天使型の竜"は魔術なのか、超能力なのか、それとも原石なのか。

 ① ”天使型の竜”=魔術 説

 ② ”天使型の竜”=超能力 説

 ③ ”天使型の竜”=原石 説

前回は①魔術説を主に検討しました。

今回は、②と③のどちらか、つまり、"天使型の竜"=超能力またそれに類する原石 説の立場で検討していきたいと思います!

前回の記事では、それぞれの見解の概要も説明してますので、確認したい方は前回の記事を読んでみてくださいね!

AIM拡散力場との関係

AIMジャマーの干渉を受ける(本人談)

春暖嬉美は、「AIMジャマーの干渉外に出てようやく・・・」「コイツを試すことができる」と言って”天使型の竜”を発動していることから、”天使型の竜”がAIMジャマーの影響を受ける、すなわち『科学サイド』の力である可能性は高いですよね。

春暖嬉美の勘違い?

単に、魔術を知らない春暖嬉美が、AIMジャマーの干渉を受けると思い込んでいる可能性もあります。

しかし、春暖嬉美は、大覇星祭の期間中に”天使型の竜”を宿らせており、監獄内で「その竜だ」「ソイツがオレに宿った」「とりあえずオレの血を・・・」と言っています。

つまり、監獄内で”天使型の竜”が宿ったことに気づいていた上に、その能力の内容もわかっていたわけです。

どういった理由で気付いたのかはわかりませんが、その点に気付けたということは、能力がAIMジャマーの干渉を受けていることも当然わかっていたんじゃないかな?と。

例えば、能力を少し使ってみたらAIMジャマーの干渉を受けた、とか!

春暖嬉美自身の能力が影響を受けている?

もっとも!

”天使型の竜”が春暖嬉美に宿った理由が、春暖嬉美自身の能力に関係しているのだとすれば、AIMジャマーの影響を受けていたのは、春暖嬉美自身の能力であり、”天使型の竜”自体は、『科学サイド』の力ではない、という可能性もゼロとは言い切れません。

その場合、AIM拡散力場とは無関係なはずの”天使型の竜”が、なぜ『科学サイド』の力である春暖嬉美自身の能力により右手に宿ることになったのか説明が難しくはなりますね。

というわけで、”天使型の竜”はAIM拡散力場の影響を受ける、という結論でいいんじゃないかと思います!

能力が多岐にわたる理由

”天使型の竜”がAIMジャマーの影響を受ける、すなわち科学サイドの能力であるとすれば、物理攻撃・魅了・電撃・塩化の光など、多岐にわたる能力を使用できている理由はなんなのか。

この点に関しては、”天使型の竜”が『神浄の討魔』の一部と解する見解であれば、説明は可能かと思います。

春暖嬉美の”天使型の竜”、『神浄の討魔』(上条当麻自身の能力)、そして『竜王の顎』。これらは『ドラゴン』というキーワードで共通しており、全て同じものと解釈してもよさそうな気がしますよね。

『神浄の討魔』

新約 とある魔術の禁書目録(22) リバース (電撃文庫)で登場。上条当麻の能力(量子を歪めるモノ)上条当麻と同じ姿で現出したもの。上条当麻の失った記憶を持っている上に、『幻想殺し』を含む上条当麻の力がほとんど持っていかれている。

『神浄の討魔』については、こちらの記事でも詳細に解説していますよ!

➤➤【とある魔術の禁書目録】『神浄の討魔』に関する情報をまとめて考察するよ!!【考察】 - sky depth

出現の際に三角柱がみられたことから、 『神浄の討魔』はAIM拡散力場の集合体である可能性が高いですが、AIM拡散力場を束ねている仕組みは現状不明です。

そこで、こちらの記事では、上条当麻自身の能力(=『神浄の討魔』)に、AIM拡散力場を束ねる仕組みがあるんじゃないか、と仮説を立てました!

まとめるとこんな感じ。

  • 『右手』は異能の力を打ち消していたのではなく、内部に取り込んでいた

  • 美琴phase5.3との戦闘では、8体の龍が黒い球体を食べることで右手に力を取り込んでいた

  • アレイスターの『計画』は『右手』に異能の力をたくさん食べさせて成長させるものだった

  • 春暖嬉美の”天使型の竜”は、以前に食べた異能の力を利用している

黒い球体を食べる8匹の竜
引用:とある科学の超電磁砲10巻

あくまでも、「異能の力を食べている」というのは仮説にすぎないですが、竜王の顎』(=『神浄の討魔』)がAIM拡散力場を束ねており、”天使型の竜”はその中から能力を使用している、というのはなかなか有力な見解かと思います!

ただし、疑問点もいくつか・・・。

  • 上条当麻が今までに打ち消してきた能力を使っているようには見えない
  • 竜王の顎』は魔術も食べれるのか、食べた魔術はどうなるのか
  • ”天使型の竜”が魔術っぽい能力を使用している理由はなんなのか

うーん。束ねた『異能の力』を使って違う能力を作り出していたりするのかな・・・。

もしくは、取り込んだ魔術をAIM拡散力場に変換した上で、超能力にしているとか・・・?

この点に関しては、全て根拠のない妄想ですね!笑

”天使型の竜”が春暖嬉美に宿った理由

ここからは、なぜ春暖嬉美の右手に”天使型の竜”が宿ったのかについて検討していきたいと思いますよー!

可能性として考えられるのは、春暖嬉美自身の能力が原因、といったところでしょうか。明確な根拠はありませんが!笑

可能性がある、というだけですね。情報が足りないような気がします・・・。

 春暖嬉美自身の能力に関する情報

嬉美は、能力向上施設において、数値に変化がなさすぎる、AIM拡散力場の放射量と一致しないと言われていました。

  • 能力の発動条件が揃っていない
  • 発現しているにもかかわらず観測できていない

その原因として、この2つの可能性が指摘された結果、偶然能力を観測できた研究者たちは、このように評していました。

  • 危険を伴う、万が一を考えれば生かしておくことすら危険
  • 成功すれば文字通り世界が広がる

これらのことからすると、他人の能力を前提とし、かつ強力な能力である可能性が高そうです。ただし、AIM拡散力場を発生させているようなので、異能を打ち消す・消去する等の能力ではなさそうですね!

考えられるのは・・・?

春暖嬉美の能力により、”天使型の竜”が右手に宿ったとするならば・・・

  • 他人の能力ををコピーする
  • 他人の能力を奪う
  • 右手を他人の能力の噴出点とすることができる(恋査と同じ仕組み)
考えられるのはこの辺りでしょうか。いずれにしろ、AIM拡散力場に干渉する能力であることは間違いなさそう!
ただ、これらの能力に今まで気づかないこと、ということがあるのかな・・・?

根拠はないけど・・・

 こちらの記事では、『幻想殺し』もしくは『竜王の顎』(上条当麻自身の能力)が「不幸の避雷針」となっている可能性があるという考察をしました。

個人的には、『竜王の顎』=『不幸の避雷針』説を推しています。なぜかというと、異能を食べる『竜王の顎』にとって『餌』みたいなものを集める効力が備わっていてもいいのかなって思ったから。根拠はありません!

どちらにせよ、上条当麻には『異能の力』を自らに集める力がある、ということですね。

これを前提にすると、春暖嬉美にも『餌』となりえるAIM拡散力場を集める能力があり、それに惹かれて”天使型の竜”が宿った、という可能性もあるのかも!

まとめ

というわけで、『”天使型の竜”=超能力またはこれに類する原石』説は、AIMジャマーとの関係でも『神浄の討魔』との関係でも、一応は矛盾なく説明できることになります。

もっとも、全ての疑問が解消されるわけでもなく、春暖嬉美に”天使型の竜”が宿った理由についても、春暖嬉美自身の能力が原因であるとしても、そこから先に明確な答えは出ませんでした。

自分の知識や検討が不足しているのかもしれないですね、ごめんなさい!

今回は、ここまで! みたか・すりーばーどTwitter@zombie_cat_cutでした。