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[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

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【原作:禁書目録】SS2巻(後半)『原石』の話は本当にこれで完結・・・??【感想(ネタバレ注意)】

こんにちは。みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

今回も、前回に引き続き、SS2巻の感想です!

前回の記事はこちら

SS2巻、面白いので気になった方は是非買って読んでみてくださいね!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある魔術の禁書目録 とは

鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。

現在、原作の最新刊はこちらの創約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)です。

とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ!

そして、SS2巻はこちら!

無料でとあるシリーズの漫画を楽しむ方法はこちらで、無料でアニメを楽しむ方法はこちらで、それぞれまとめていますよ~。

第一三章 彼女達の集団的占いの精度 八月、第四金曜日

00000号(フルチューニング)

『妹達』のやりとりがほのぼのしてて良い!

さて、天井亜雄製00000号(フルチューニング)の存在が明らかにされましたね。

ミサカネットワークから寸断されているので、『妹達』にも居場所は不明のようです。

天井亜雄 とは

とある魔術の禁書目録(5) (電撃文庫)にて登場。

人格データ作成を専門とする研究者。 元々は量産型能力者計画の責任者であり、シスターズの人格データを作った男だが、計画は失敗。その後絶対能力進化実験へ拾われるが、上条当麻に計画は潰されてしまう。 自暴自棄になった天井は外部との破壊工作により打ち止めを誘拐しようとするが、一方通行に妨害を受け、芳川桔梗との銃撃戦によって重傷を負った(生死不明)。

フルチューニングという名前から推測するに、クローン体として完成しているということだと思うので、考えられるのはこのあたりかなー!

① 超能力者(レベル5)を再現できている

御坂美琴の性格を再現できている

③ ①と②の両方ができている

そもそもレベル5の能力者である超電磁砲の量産を目指した量産型能力者計画(レディオノイズ)が凍結されていることからすると、レベル5を再現できている可能性は低いですよね。

ただし、量産ができないだけで、1体のみの完全再現であれば可能だった、と解釈する余地もないではない・・・。

一方、人格データ作成を専門とする天井亜雄製であることからすると、御坂美琴の性格を完全再現している可能性は高いと思われます。

今後の登場に期待したいところですが、人格の完全再現であれば事件が起きる予感しかないので、少し怖い・・・。

総体ちゃん??
  • 『妹達』は「個人の自我がある一方、巨大なネットワークそのものが一つの脳として機能しているから、全ての個体が一つの大きな意思に干渉されている」
  • 「一つの巨大な意思が複数の肉体に干渉している以上、その辺の『考えを一つにまとめる』必要がない。とりあえず全部、が通用してしまう」
  • 実際に肉体が複数ある以上、取捨選択する必要なく両方選べる
  • 結果として、彼女たちは同一の巨大な意思から一方的に干渉されながら、各々の個体がそれぞれ異なる行動傾向を手に入れ始めている

「同一の巨大な意思」とは、新約 とある魔術の禁書目録(9) (電撃文庫)で超重要な立ち位置にいる『総体』ちゃんのことですね。

なんとなく、個を無限に増やせる白垣根にも似ているような??

白垣根の場合、「魂が希釈されつつある」といった表現が使用されていましたが、『妹達』の場合はどうなんでしょう??

御坂美琴若しくは『総体』の魂が『妹達』全員に分割されている、という解釈も可能かもしれませんね。

しかし、個人的願望としては、『妹達』にはそれぞれの魂が宿っていて、『総体』は『妹達』の肉体を借りることができるだけ、と解釈したいところです。

白垣根と妹達の共通点・相違点をまとめてみるのも面白いかもしれませんね!

第一四章 門番と侵入者は踊り蹴られ 九月、第三金曜日

初春飾利vs御坂美琴のハッキング対決!

美琴は『書庫』で何を調べたかったんでしょうか??

時期でいうと第三次世界大戦前だけど・・・(参照)。

 もしも初春飾利に特別な才能があれば、恐るべき『自分だけの現実』を組み立てて、強大な力を発揮していたかもしれない。

引用:とある魔術の禁書目録SS(2) (電撃文庫)

このように評される初春飾利でも、ハッキングの情報という「目の前の現象」から、それを引き起こしている美琴の『自分だけの現実』までの道筋を読むことはできませんでした。

つまり、演算能力でいうと御坂美琴のほうが上だった、ということかな・・・?

特別な才能+演算能力=『自分だけの現実』による強力な力・・・??

『素養格付』の存在からわかる通り、能力の将来的な成長可能性は先天的に決まっているようなので、初春にはその「特別な才能」がなかったということですね。

ハッカー

第一五章 芸術は天才と変態を分ける 九月、第四金曜日

 神裂火織、大小シスターコンビ、そしてシェリクロムウェルによる、ロンドン女子寮ほのぼのストーリーでしたー!!

芸術作品

第一六章 母に見えないのは訳がある 九月、第四金曜日

上条詩菜と御坂美鈴の、母に見えないコンビ!

2人は、超能力の素質は遺伝子とかDNAで決まると推測していましたが、ここで言われるとめちゃくちゃミスリードっぽい・・・間違ってそう・・・。

さらに、美鈴さんは、「外見が実年齢よりも若く見える」という『ふしぎ』も法則のある特殊能力である可能性を考えていました。

上条詩菜=能力者説・・・!

第一七章 B級の映画と未研磨の原石 一〇月、第一金曜日

絹旗最愛と浜面仕上の映画デートだー!

この後、絹旗が巨乳御手を追い求めることになった話は、とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(11) (電撃コミックス)でチェック!

才能を持った人間が、その才能を最大限に発揮できる場所や運命から弾かれている。

『不出の才能』とは、すなわち『未研磨の原石』・・・のはず!笑

世界には、『原石』以外にも多くの才能が眠っているということかな??

第一八章 その名を継ぐにふさわしき 一〇月、第一金曜日

 半蔵VS郭の忍者対決!

忍者かっこいい・・・。暗殺教室NARUTOを思い出しました!

やっぱり、半蔵は伊賀の当主みたいな地位なんですね。史実に忠実。

甲賀の方々も今後、登場します!

見た目は十歳前後の少女だが、実年齢は三十歳を超える近江手裏ちゃんが活躍するの新約 とある魔術の禁書目録(4) (電撃文庫)

近江手裏ちゃんが股間に大打撃をくらうのがとある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(14) (電撃コミックス)

白井黒子とくノ一の変態対決が見られるのはとある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(15) (電撃コミックス)

忍者でありながら能力者でもある常盤台の子が登場するのはとある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ 1-3巻 新品セット

第一九章 輝く原石と血みどろの利権 一〇月、第二金曜日

 黒幕はCIAだったことが判明しました!

超能力開発の技術を狙いそうな各組織に、スパイを潜伏させつつ原石のリストをばらまいていたようです。

その目的は、開発結果を網羅的に収集すること。そして、どうやら国とは関係なく、独断による計画だったようです。

貝積さんは、統括理事会でも良いお人で良かった。上条さん大好きな雲川芹亜がブレインを担当するだけありますね!

第二〇章 複数同時悲劇への対応とは 一〇月、第二金曜日

世界中に散らばった『妹達』が『原石』を狙っていた組織を壊滅させていきました。

一方通行を相手にするのとはわけが違いますね! 無双!

学習装置での戦闘技術。脳波ネットワークによる高度な連携。さらに、一方通行との1万回以上の戦闘経験。

一斉に武力蜂起されたら怖いと思うのも無理はない・・・。

妹達

第二一章 正体など判断できない者達 一〇月、第二金曜日

 オッレルス VS 削板軍覇!

説明できない力の衝突。

削板軍覇は、まるで違う物語の主人公。

根性ばっかですが、ヒーローかっこいい!

削板軍覇の能力については、こちらで考察していますので、よかったらどうぞ!

第二二章 個人にその結末は掴めない 一〇月、第二金曜日

絹旗最愛の暗部復帰!

とある魔術の禁書目録(15) (電撃文庫)での暗部抗争編が10月9日だったので、割と早めに現場復帰していたんですね、最愛ちゃん。

この後、戦争中はずっとアメリカにいたのかな??

そういえば、スターゲート計画に元ネタがあるのを初めて知りました!

知りたい人はWikipediaをチェック!

アレイスターと御坂旅掛が知人だった事実が発覚!

どういう経緯で知り合ったのかが気になる~。

お父さんの強さを知りましたね!

同じ父親として、アレイスターも見習ったほうがいい!

まとめ

こうやって全部みていくと、各章のタイトルが全て同じ文字数なんですねー!

おしゃれ~! 鎌池先生のこだわりと才能を感じます・・・!

そして、これだけ多様な物語を描ける鎌池先生の引き出しの多さにも驚嘆ですね!笑

しっかし、あとがきの『明言されていない軸』というのはなんだろう・・・。誰か教えてー!!

今回はこんな感じで。以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。