こんにちは!みたか・すりーばーどです。
『とある魔術の禁書目録』の新シリーズ、『創約』の2巻の発売が間近に迫ってきましたね!
ここまで長い間、刊行され続けてきた「とある」シリーズですが、未だに大人の能力者は登場していません。
そこで今回は、「大人の能力者が登場していないのは何故なのか?」について検討していきたいと思います!
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品である。2020年2月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されている。
とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ!
漫画版の最新刊 とある魔術の禁書目録(23) (ガンガンコミックス)もあわせてどうぞ~!
無料でとあるシリーズの漫画を楽しむ方法はこちらで、無料でアニメを楽しむ方法はこちらで、それぞれまとめていますよ~。
学園都市の歴史
旧約6巻で登場したシェリー=クロムウェルは、学園都市とイギリス清教の合同で行われた「新たな能力者を作り出す」実験の被験者であり、20年ほど前の実験頓挫時には、目の前で親友のエリス=ウォリアーを騎士団に殺害されています。
このことから、20年程前の時点で既に超能力開発は行われていたと考えられますね!
能力を使用した大人の登場人物
「大人の能力者」ではないけれど、この2人は、大人であるにも関わらず能力を使用していました。
木山春生:とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(2) (電撃コミックス)
木原幻生:とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(10) (電撃コミックス)
この2人は幻想御手(レベルアッパー)の副産物として、脳波ネトワーク構成者の能力を一時的に借りていたに過ぎず、「大人の能力者」といは言えませんね。
ただ、木山春生が能力を使った際に「木山が能力開発をうけた記録がない」と言われていました。
つまり、逆に言えば、大人の中には過去に能力開発を受けた人間がいるということ!
能力開発は子供のみを対象としている
とある魔術の禁書目録SS(2) (電撃文庫)での御坂美鈴の発言によれば、能力開発には対象年齢があるとのこと。
さらに、最新刊の創約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)でも、上条当麻は「学園都市の超能力開発は、子供の生徒にしか効果がないはず」と明言していましたね!
この理由については、学園都市の能力開発が「思春期の心性と薬物作用を網羅した超常誘発方式」(参照)だからだと考えられます!
学園都市の能力開発とは、人為的に『自分だけの現実を作ること、つまり、薬物や暗示により脳にある種の障害を起こすことだそうですが(参照)、思春期の心性も関わってくるのであれば、子供のみを開発対象とするのにも納得です。
大人の能力者がいない理由とは
以上のことを前提とすると、大人の中には過去に能力開発を受けていた人がいる可能性は高そう。
そうすると、なぜ作中には大人の能力者が登場しないのか?
理由として考えられるものを列挙してみました!
① 【技術力が未熟だった】説
強力な能力者が生まれるようになったのは最近のことであり、昔は能力開発の技術力が未熟だったため、強力で目立つような『能力者』が生まれなかった。大人の能力者は存在するものの、目立つような能力ではないため、作中では描かれない。
② 【大人になると能力消滅】説
能力は思春期特有のものであり、大人になると脳の障害が回復してしまい、能力が使用できなくなる。
③ 【学園都市に隠蔽されている】説
強大な軍事力にもなる能力者は、大人であっても子供であっても、学園都市にとっては重要な存在であり、かつ世界にとっては危険な存在。そこで、学園都市は大人になった能力者を秘密裏に保護し、その存在を隠蔽している。
④ 【自ら存在を隠している】説
その強力な能力ゆえに世界中から追われる能力者たちは、自らその世間に見つからないようにその存在を隠して生きている。
⑤ 【物語に登場していないだけ】説
大人の能力者は普通に存在し、物語には登場していないだけで、世界中又は学園都市で普通に暮らしている。
個人的には①を押しています!
②も、かなりそれっぽいんですが、なんとなくありきたりかな?と思ったり。
いやでも、魔術の根絶を目指すアレイスターの技術だし、②もありかも・・・。
まとめ
みなさんはどの説だと思いますか?
自分が思いついた以外の考え方もあるかもしれませんね!
今回はここまで~。
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。
なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。