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[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

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【考察】学園都市の『能力の種類』は遺伝子によって決まる?遺伝子と能力の関係を考える!

こんにちは!みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

とあるシリーズでは、いろいろな能力者が登場しますが、同じ能力を有する人たちもそこそこいます。

一方で、白井黒子や削板軍覇など、珍しい能力を持っている人も。

能力者

この違いに、何か理由はあるんでしょうか??

そこで今回は、『能力の種類』は遺伝子によって決まるのか?? について検討していきたいと思います!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある魔術の禁書目録 とは

鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品である。2020年2月現在、電撃文庫KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されている。 

とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ!

漫画版の最新刊 とある魔術の禁書目録(23) (ガンガンコミックス)もあわせてどうぞ~!

無料でとあるシリーズの漫画を楽しむ方法はこちらで、無料でアニメを楽しむ方法はこちらで、それぞれまとめていますよ~。

作中における、能力と遺伝子への言及

上条さん曰く、「一卵性双生児なら、似たような能力が発現する事は十分に考えられる」とのこと(参照)。

また、御坂美鈴と上条詩菜は、超能力の素質は遺伝子やらDNAで決まる、と推測していましたね!(参照

やっぱり、能力と遺伝子(またはDNA)には何らかの関係がありそう??

具体例

2万人のクローン『妹達』『打ち止め』『番外個体』『ドリー』

具体例としてまず最初に思い浮かぶのは、遺伝子レベルで同一『妹達』

能力は、その全員が御坂美琴と同じ発電能力。ただし、レベルは2~3の間で、個体差があります。『打ち止め』『ドリー』も、レベル3相当の発電能力ですね。

一方、『番外個体(ミサカワースト)』レベル4の発電能力。最大出力は2億ボルトと、『妹達』よりは強力です。なぜ、番外個体だけ能力のレベルが高いのかも気になりますが、今は置いておくとしましょう。

このように、遺伝子レベルで同一な彼女たちは、みんな同じ種類の能力を有していることがわかります。

双子で同じ能力の『飛緒まみ』&『飛緒ゆみ』

遺伝子レベルで同一といえば、一卵性双生児も遺伝子が同じ!

とある科学の一方通行(9)に登場する『飛緒まみ』と『飛緒ゆみ』は、作中で一卵性双生児の双子と明言されています。

その能力は、どちらも『噴出球体(ボルカニックボール)』。

ただし、飛緒まみのほうが能力が鍛えられており、演算能力が高く、発動回数の上限が多いとのこと。

やはり遺伝子と能力の種類には関係がありそうな・・・!

同じ能力『弓箭猟虎』&『弓箭入鹿』姉妹

遺伝子レベルで同一とまではいかないまでも、とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディに登場する弓箭猟虎弓箭入鹿の姉妹も、同じ能力を有していると思われます。

ただし、妹の入鹿はレベル4の『波動操作(ウェイブコンダクター)』であるのに対し、姉は無能力者(レベル0)。

姉妹でここまで能力のレベルに差が出るのも不思議ですが、遺伝子レベルで同一の御坂美琴と『妹達』にもレベル差があるので、遺伝子と能力強度(レベル)との間には、関係性はないのかもしれませんね!

能力と遺伝子の関係とは

こうやってみると、学園都市内の兄弟姉妹って、実はあんまり登場していないんですね~。

フレンダフレメアのセイヴェルン姉妹もいるにはいますが、どちらも無能力者(レベル0)なので参考にはならず・・・。

あとは、極彩3姉妹もいましたね! しかし、バイオハッカー編を読んでいないので詳細がわからず・・・。

結論:遺伝子により能力の種類が決まる

ひとまず、ここまでの具体例からわかることは、遺伝子によって能力の種類は決まるが、そのレベルについては個人の資質による

といったところでしょうか。

疑問:レベルの限界を決定づけている要因は?

将来的な成長可能性を事前に判断している『素養格付(パラメータリスト)』の存在からすれば、個人が成長できるレベルの限界を決定づけている何らかの要因があるはず・・・。 

以前、レベルの評価基準について考えてみた結果がこちらです。

能力強度(レベル)の評価基準
  1. 戦闘力(威力、出力、規模、射程、攻撃力、防御力)
  2. 応用力(精密さ)
  3. 発展性(技術転用の可能性)

個人的な意見ですが、天才ハッカーの初春や天才陰陽博士の土御門がレベル0であることから、その要因とは『演算能力』の才能ではないと考えています。

そうすると、遺伝子によって能力の種類が決まり、その応用力・発展性・戦闘力の幅が決定づけられることで、能力強度(レベル)の限界も決定づけられる・・・とか??

ただ、そうだとすると同じ遺伝子で異なるレベルになっている『妹達』の説明が少し難しくはなりますね・・・。

高位の能力者ほど、より強固な『自分だけの現実』、言い換えれば、より強い個性を保ち、強靭な精神力や確固たる主義を持っている。ということは、そういった個性の強さにより能力の成長限界が決まっている、とも考えられる・・・?

うーん。結論出すのは難しいかな~?

まとめ

今回の結論
遺伝子によって能力の種類は決まるが、そのレベルについては個人の資質による。個人が成長できるレベルの限界を決定づけている何らかの要因がある。

それでは、今回はここまで!

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。