こんにちは！みたか・すりーばーど（@zombie_cat_cut）です。
学園都市の能力者が魔術を使えない、というのは原作１巻からずっと言われ続けていますよね。
使えば身体に過負荷がかかり、その結果死んでしまう可能性をも孕んでいるそうですが、詳しい原理は不明です。
そこで、今回は能力者が魔術を使えないのは何故か？について検討していきたいと思います！
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください！
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品である。2020年2月現在、電撃文庫（KADOKAWA）より、既刊49巻（本編48巻、短編集1巻）が刊行されている。
とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ！
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能力者が魔術を使うと･･･
インデックス曰く。魔術とは『才能ない人間』が、それでも『才能ある人間』と同じ事がしたいから生み出された術式と儀式。『才能ある人間』と『才能ない人間』は回路が違うから、『才能ある人間』では『才能ない人間』のために作られた魔術を使う事はできない。
そして、実際に能力者が魔術を使用させられているのも目撃した際、上条さんはこのように推測していました。
回路が違う。『知識』はそう言っていた。非現実の仕組みなんてサッパリ分からないが、もしかして、それは直流で動く電子機器に、無理矢理交流を繫げているようなものなのか？
とりあえず『電気』が通っている以上、『回路』は動くものの、
それは単に、『回路』を焼き切りながらメチャクチャに動かしているだけではないのか。
この説明は、けっこうわかりやすいですよね！
『電気』というのは、『魔力』ということでいいのかな？
そして、土御門曰く、 魔術を使った能力者は肉体に過負荷がかかり、軽度なら内出血、重度なら目に見える体組織の爆砕が生じるとのこと。
実際に魔術を使用した能力者
作中で魔術を使った能力者は何人かいます。
- エリス＝ウォリアー（死亡）
- 三沢塾にて魔術を使用させられた塾生（眉間が爆ぜ割れる）
- 土御門元春（血だらけ）
- 一方通行
- 黒夜海鳥
- 滝壺理后
この中で、唯一、魔術の使用による肉体への過負荷を免れている人が、滝壺理后。
新約 とある魔術の禁書目録(22) (電撃文庫)にて、アンナ=シュプレンゲルの器を乗っ取っていたマダム・ホロスは、滝壺理后を導く風を装って彼女を操っていた際、『水晶玉』を介して魔術を使用させていました。
マダムホロスの地脈理論
「魔道書とは羊皮紙の束という形ではなく、目的となる『叡智』を安定して取り出せるかが重要となる。タロットと魔道書が同一であるように、ある少女の記憶能力が図書館となるように、本質的に知を得る道具は精度を上げれば全て魔道書として機能するのです」
（･･･中略･･･）
「力ある魔道書の戦闘モジュール化。メイザースやウェストコットのように自律思考させる必要はありません。純粋な武器としてなら裏切らないし、持ち主が生命力を魔力に精製しなくても道具が地脈から力を吸い上げて術式を行使できるのです」
「……、」
「つまり、あなた達のような能力者でも副作用なしで魔術を使える。なかなかのオモチャでしょう？」
引用：新約 とある魔術の禁書目録(22) (電撃文庫)（太字は筆者による。）
この発言からすると、能力者は魔力によって肉体に過負荷がかかってしまう、ということかな？
創約１巻では、魔術が世界に普及しそうな雰囲気を醸し出していましたが、こういう霊装のようなグッズを使えるなら、学園都市の能力者にも魔術を使用できる可能性はあるのかも？
副作用は意図的なもの？？
このように、魔術と超能力の回路を異なるものにして副作用が生じるようにしたのは、意図的なものだったのでしょうか？？
学園都市の超能力に関する理論を構築したのは、おそらく学園都市の創設者であるアレイスター＝クロウリー。
そして、そんなアレイスターの目的は『魔術の殲滅』。
意図的に能力者が魔術を使用できないように理論構築をしていたとしてもおかしくはありませんよね！
ただ、そうであるならばエリス＝ウォリアーの実験の前に言ってほしかったよね･･･。
まとめ
というわけで、今回の結論、というか推論はこちら！
能力者が魔術を使用すると、魔力が回路を焼き切りながら働くため、肉体に過負荷がかかる。これは、魔術を嫌うアレイスターが意図的に仕組んだもの。
それでは、今回はここまで！
以上、みたか・すりーばーど（@zombie_cat_cut ）でした。
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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。
