Zombie Cat Cut

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【漫画版:ひぐらしのなく頃に】解答編を読む前に、各ヒロインを振り返ってみる。【感想⑧】(ネタバレ注意)

こんにちは!

みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

恥ずかしながら今まで全く読んだことがなかった『ひぐらしの鳴く頃に』の漫画をよみはじめました!

今のところ、出題編を全て読み終えたところです!

ちなみに、こちらでも紹介させて頂いた『マンガUP!』という漫画アプリで、2020年7月現在、漫画版『ひぐらしのなく頃に』が読めるみたいで!

詳しくは、『マンガUP!』のご利用方法をご自分で確認して頂きたいのですが、無料で読めるというのは本当にありがたいですね。

今回は、解答編を読む前にヒロインについてまとめてみようかなと思います!

ひぐらしのなく頃に』に関するネタバレが含まれますので、ご注意ください!

竜宮レナ(礼奈)

情報まとめ

(黒字は『鬼隠し編』、赤字は『綿流し編青字は『祟殺し編。)

  • 小学校になるまでは雛見沢にいたが、茨城へ引っ越し。
  • 学校で窓ガラスを割って回った過去あり。
  • 自律神経失調症と診断されている。
  • 「オヤシロさま」が夜中、枕元に立って見下ろす。
  • 今から1年前、金属バットで男子生徒3人に暴行を加える。
  • うち1人は片目に後遺症。関係者は口を閉ざす。
  • 暴力事件の直前、とりつかれたように豹変。
  • 「雛見沢を捨てた人は・・・オヤシロさまに追われる」
  • 「オヤシロさまが来てしまった」
  • その後、北条悟志と入れ替わりで雛見沢に戻る。
  • 悟史の金属バッドを怖がる。
  • 「ソレは許してもらえるまでどこまでもついてくるの」
  • 有能で優しい名探偵!
  • オヤシロさまの話だけは笑い事ですまない。
  • オヤシロさまの祟りにあったことがあると信じている。

多重人格障害解離性同一性障害

読んだ直後の感想でも言ったとおり、多重人格障害解離性同一性障害の可能性が高そうですね!

怖い感じに描写はされていますが、悪い子ではなさそう!

ただ、魅音梨花ちゃんも二重人格っぽい雰囲気なんだよなあ・・。

それに、『祟殺し編』での前原圭一もその可能性があると診断されてましたね!

解離性障害は、自分が自分であるという感覚が失われている状態といえるでしょう。たとえば、ある出来事の記憶がすっぽり抜け落ちていたり、まるでカプセルの中にいるような感覚がして現実感がない、いつの間にか自分の知らない場所にいるなど、様々な症状があります。

こうした中で、自分の中にいくつもの人格が現れるものを多重人格障害解離性同一性障害)といいます。ある人格が現れているときには、別の人格のときの記憶がないことが多く、生活面での様々な支障が出てきます。

これらの症状は、つらい体験を自分から切り離そうとするために起こる一種の防衛反応と考えられています。

引用:解離性障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省(太字は筆者による。)

多重人格

原因は『罪悪感』と『いじめ』??

暴力事件については、被害者や関係者が口を閉ざしているということから、レナに対する『いじめ』があったのかもしれません。

雛見沢から出てきた罪悪感に加えて、茨城でいじめられていたことで、解離性同一性障害になってしまったんじゃないでしょうか。

そして、本人はそのいじめが『オヤシロさまの祟り』だったと思い込んでいる・・・とか?

園崎魅音

情報まとめ

(黒字は『鬼隠し編』、赤字は『綿流し編青字は『祟殺し編。)

  • 園崎家はダム抵抗のリーダー。
  • 軽犯罪と公務執行妨害の補導歴。
  • おはぎの件は「ちょっとした悪戯」。
  • 前原圭一が学校を休んだ日、おじさんと一緒にいたことについては知っていた。
  • それが大石だと気づいたのは、前原圭一がダム反対運動の頃の話をしたとき。
  • 大石には「今年で定年で容赦してやった恩」がある?
  • 前原圭一よりも年上で、双子の妹『園崎詩音』がいる。
  • 父親はヤクザの大物。ガラの悪いのを従えられる。
  • 園崎家の次期頭首として『鬼』をつぐもの。
  • 「園崎家は事件とはなんの関係もない」(魅音談)
  • 北条悟史から、去年の綿流しの夜、「用事がある自分の代わりに沙都子を祭りに連れて行ってほしい」と頼まれていた。

園崎家 次期頭首

雛見沢村の御三家筆頭、『園崎家』。

その次期頭首である園崎魅音は、連続怪死事件の中心にいたことが『綿流し編』で発覚しましたね!

園崎家の力を使えば、情報収集も簡単なようです。

園崎家
  • 現頭首は、魅音の祖母である『園崎お魎』。
  • 金融、不動産、県議会、市議会にも園崎の親族がいる。
  • 魅音の父親はヤクザ。覚せい剤を扱っているとの噂がある。
  • 昔は、神秘性でふもとの村人から供物の献上を要求していたが、明治になり差別を受けるように。
  • その後、園崎宗平(現頭首の夫、魅音の祖父)が闇市で大きな富を築くが、人肉缶詰疑惑が浮上し、再び差別の対象に。
  • 祭具殿の拷問道具は村の戒律を守るために作られた物。
  • 現代において、見せしめの儀式「綿流し」は園崎家の秘密の場所にて行われる。

やはり、『鬼隠し編』にて前原圭一に打っていた注射器の正体は、園崎家が扱っていた『覚せい剤』なのかもしれませんね。

つまり、富竹ジロウも『覚せい剤』を打たれて正気を失ったのでは!

さらに、古出梨花ちゃんが持っていたことからすると、村人の全員が常習的に覚せい剤を使用していた可能性は高そう?

もしくは、古出梨花が園崎家との交渉の材料にしようとしていた・・・とか?

北条沙都子

情報まとめ

(黒字は『鬼隠し編』、赤字は『綿流し編青字は『祟殺し編。)

  • 2回目の被害者の娘。事故当時、その場にいた。
  • 行方不明になった北条悟史の妹。
  • オヤシロさまの祟りを一身に受けた呪われた子?(魅音談)
  • 冷たい両親が転落死、いじめていた叔母が滅多打ち、かばっていた悟史が消失。
  • 妹のために頑張っていた悟史は逃げ出すような人ではない(談)
  • 死んだ両親のうち、父は母の再婚相手。悟史と沙都子は母親の連れ子。
  • 沙都子は、義理の父親を貶めるため、ウソの虐待話で児相に電話していた。
  • 一昨年の冬、自分で児相に通報したが、様子見と判断された。
  • その後、いじめは陰湿な方に加速していき、特に叔母がひどかった。
  • 叔父が家に帰ってきたからは、また虐待を受けている。
  • 綿流しの夜は、叔父が怖くて、すぐに家に帰宅する。
  • 数年前、祭具殿に忍び込んでオヤシロさまの右腕を落としたことがある。
  • その際、梨花の父の恐ろしい形相と体罰に怯えて名乗りでることができなかった。

ひたすらに被害者

両親を失い、叔母を失い、兄を失っている北条沙都子ちゃん。

なんでこんな酷い目にあわなきゃいかんのか・・・。

ヒロインの中では、唯一、本人の謎はないかな?

その分、周辺人物は謎だらけ!

兄『北条悟史』

  • 北条沙都子の兄。2年目の被害者の息子。4年目の被害者の甥。
  • 元部活のメンバー。去年の綿流しの数日後に失踪
  • 妹のために頑張っていた悟史は、逃げ出すような人ではない(魅音談)。
  • ある日突然、一人で登校し始め、素振りを始め、転校した(レナ談)。
  • 失踪前に、レナに「誰かに見はられている」「後をつけられている」「家の中にまでついてくる」「寝るとき枕元に立って見下ろしてくる」と言っていた。
  • 悟史が貯金を下ろした日、沙都子のために買う予定だったぬいぐるみが売れていた。
  • 失踪直前に大石の接触を受けていた。

これらのことから、悟史が叔母を撲殺したと思われますね!

叔母を殺したとして逮捕された『覚せい剤の常習者』は、園崎家が用意した『身代わり』の可能性が高そう。

しかし、なぜ悟史が失踪する必要があったのかが謎・・・。

被害者(行方不明者?)が生きている疑惑はありましたが、じゃあそれは今どこに・・・?

さらに、悟史について、綿流し編では(おそらく)魅音沙都子のことで怒っていましたが、今回は『転校』という言葉に対して詩音が怒っていました!

なにか理由があるのかな・・・?

古出梨花

情報まとめ

(黒字は『鬼隠し編』、赤字は『綿流し編青字は『祟殺し編、緑字は暇潰し編。)

  • 綿祭りでは、儀式の巫女の役を演じ、桑を持つ。
  • 3回目の犠牲者、神主の娘。
  • 圭一たちとはまた会えますです・・・・・・」
  • 怪我をしているところを前原圭一に見られる。
  • 2年前の事件から、古出家の別宅に、北条沙都子と住んでいる。一昨年、祭具殿のカンヌキを替えるよう村長の公由さんに頼んでいた。
  • 大昔から村の決め事は『公由』『古出』『園崎』の御三家が会議して決めていた。古出梨花は『古出』の頭首。 
  • 6月21日、神社にて腹を割かれて死亡していた。
  • オヤシロさまの生れ変わりで、未来を予知する
  • 「私をこれから殺す犯人は誰!?」
  • 「これが誰の予定なのか それを私も知りたいの」
  • 「私の意思にかかわらず 私はそれを見てしまう 何度も・・・ 何度も・・・」
  • 「これから起こる全ての死は この村を支配する奴らの都合」
  • 昭和58年、生きたまま腹を切られ、臓器を四方に引きずり出されて死亡。

未来を予知する巫女

私が一番不幸だった。
この迷路に出口がないことを知っていたから。

次に彼が不幸だった。
この迷路に出口がないことを知らなかったから。

その他大勢は不幸ではなかった。
自分たちが迷路の中にいることすら知らなかったから。

Frederica Bernkastel

引用:ひぐらしのなく頃に 祟殺し編

この詩からすると、未来を知っている古出梨花=フレデリカと解釈できそう。

もしくは、古出梨花の別人格とかかな?

暇潰し編では、赤坂に警告をするときだけ急に口調が大人っぽく変わるんですよね・・・。

未来予知の方法については、『鬼隠し編』で「圭一たちとはまた会えますです・・・・・・」と発言していることから、タイムリープ説が濃厚かな・・・?

前原圭一タイムリープの張本人であり、古出梨花がそれを観測しているのではないかと推測したんですが、どうでしょうか!

タイムリープを繰り返しているなら実際の精神年齢はもっと高いはず。

だからこそ、急に大人びた口調になったりするのかも。

そして普段の口調はわざとやっていることに・・・。

あざとい系女子!笑

まとめ

ヒロイン

というわけで、ヒロインたちを改めて振り返ってみました!

どの編も、序盤はほのぼのしていてヒロインたちが可愛いんですよね~。

だからこそ、終盤の豹変していく様が怖くなるんですけど・・・。

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

次回の感想はこちらからどうぞ!

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