こんにちは!
みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。
創約2巻(感想はこちら。)で登場した超能力者、レベル5の第六位『 藍花 悦』。
その正体は青髪ピアスなのか、そうでないのかも気になるところではありますが・・・。
今回は、創約2巻での登場を踏まえて、その能力について検討していきたいと思います!
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品である。2020年2月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されている。
藍花悦が初登場する創約2巻はこちら!
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第六位『藍花 悦』
概要
7人しか存在しない超能力者(レベル5)の第六位。
名前と在籍校、超能力者の第六位であること以外は、歳も性別も外見も能力も一切が詳細不明。
素性は一般に知られておらず、ただ「藍花悦」と言う呼称が判明している。
- 新約7巻で「藍花悦」を名乗る人物が初登場し、周囲から「第六位」とみなされていたが、食蜂操祈によれば彼は第六位の人物ではないらしい。
- 後に行方不明となった友人の手がかりを求めた加納神華もこの名前を騙り、
ダイヤノイド潜入への足がかりとした。 - 加納神華の問題解決後は、「デスゲーム」によって悲劇に見舞われた少女に「藍花悦」のIDが送られ、通算「何十人目か」の「藍花悦」が誕生した。
このように、本物の「第六位」は内臓潰しの横須賀を通じて『藍花悦』の名を他人に貸与していた。
曰く、「自分で解決しなくちゃ意味がない」とのことで、自分の非力に苦悩する者に「藍花悦」を名乗らせることで、ブラフという武器を与え、行動を促している様子。
創約2巻での藍花悦
創約2巻にて登場した藍花悦。
本人である確証はないんですが、地の文でも「その一言だけで質が証明された気がした。」「単体で一つの世界を持っている。」と表現されていたり、「藍花悦をお貸ししますよ」と言っているあたり、本人っぽいですよね!
上条当麻は、彼を指して「上から目線の塊」「悪い方の超能力者そのものって感じだな」と言っていました。
でも、下の発言をみるに、決して悪い人でなさそう?
『死にますよ』
分かってる、と上条当麻の唇は動いた。
何故か、ここだけは第六位の声色がわずかに変わった。
まるで、何度も見てきた失敗の歴史を思い返すように。
一方、藍花悦のほうも上条さんには言いたい放題!笑
記憶喪失のこと自体はもちろんのこと、記憶喪失前の上条さんも知っていそうな感じですよね~。
藍花悦の能力についてわかっていること
今までに判明していた藍花悦の能力に関する情報がこちら。
コレに加えて、創約2巻ではこのような描写がされていました。
【藍花悦のいた場所】
- 上条当麻は、藍花悦のいる階段が、永遠に続いていて、彼(?)の許可を取らなくては逃れることができない螺旋の牢獄かのように感じていた。右手で頭を触っても、その状態は解消されなかった。
- 藍花悦を正面から見ても光がぶれて、輪郭すらはっきりとしない。壁や床がチカチカとカラフルに点滅し、階段が笑う唇のように直線を失って波打っていく。
夢想がとまらない。暴走しているのは五感ではなく、思考の方なのか?
【藍花悦の言葉】
- 『さあ、望む能力は? ぼくなら使えるようにはできます。創るとは呼べない辺り、自慢にはなりませんけどね。』
- 『別に、大した事ができる訳ではないんです。能力の性質上、ぼくは一人で正義を為せるわけではない。よって、誰の味方をすれば善玉が勝てるかを常に考えている。藍花悦という名前をあちこちで貸しているのも、その一環ですね。』
- 『さあ、望む自分をイメージしてください。縦横無尽に活躍する理想の姿を』
- 最短最速で結果だけを提供してくれるサービスがあるならば。『それはそのまま実行されます。さあ、藍花悦をお貸ししますよ』
- 『そのホイッスルにどんな意味があるか知りたくは? なくした記憶を元に戻す事に興味は? できますよ、この街にそのための条件さえ整っているのであれば』
- 『本来、ぼくはこの手のヒントなんて与えないんですけどね。こちらからオススメすると想像の幅を狭めてしまいますので。ただ、まあ、いつぞやの恋査よりは便利な力だとお約束します。』
上条さん自身が、サンジェルマンにより満身創痍だったこともあって、どこまでが藍花悦の能力かわかりづらいんですが・・・。
ひとまずは、これを前提に考察していきたいと思いますよ~!
[追記2022/4/22]
創約5巻で少しだけ言及されていましたので、新情報として追記しておきますね!
「その辺の辻褄を無理にでも合わせていくのが少女の魔術なんですけどね」
「魔術・・・・・・?」
「あはは。能力と思っていました? 例えば目で見たのにはっきりしない第六位とか」
何か知っている素振りのアリスも気になるが、それ以上にだ。
本当に、アリスの存在は魔術サイドだけで説明ができるのか?
目で見たのにはっきりしなかったのは、上条さんが意識朦朧だったことが原因ではないってことのようです!!!!
[追記ここまで]
藍花悦の能力とは??
藍花悦の言葉から推測するに、『望んだ能力』を『使えるようにすることができる』能力ということがわかりますね!
レベル5の能力を使用できる恋査よりも便利ということは・・・、
- 複数の能力を同時に使用できる
- 使用できる能力は、他人の既存の能力に限られない
のどちらか、あるいは両方のスペックを持っている可能性が高そう!
新約7巻にで登場。能力者ではないが、背面内部の『編み棒』を展開して人体配線の設計図を変更することで、自分の体を他者の『能力の噴出点』とすることができる。
「第一位から第六位までのレベル5と、半径200m以内の任意の能力者から自在に能力を引き出すことが可能」。
ただし「噴出点」の原理上、一度に引き出せる能力は一つだけ。マルチスキルのように複数の能力の同時使用は出来ない。 あらゆる能力を使えるがどう扱うかは恋査自身の技量により、その真価を完全に発揮できない能力もある。
これだけ聞くと、なんでもできるように聞こえますが、そうであれば第六位のはずはなく・・・なんらかの制約や条件があるはず!
- 創るとは呼べない。
- 能力の性質上、藍花悦一人で正義を為せるわけではない。
- 能力を使用できるようにするためには、この街にそのための条件が整っている必要がある。
- 使用者の想像の幅を狭めると不都合がある。
- 本人が直接戦うのには不向き。
つまり、単独では使用不可能であり、自分以外の誰かの想像力に依存する能力のようです。
結論としてはこんな感じ?
他人が望んだ能力を、使えるようにすることができる能力
「青は藍より出て藍より青し」ということわざが想起されますね~!
ただし、そうだとすると いくつか疑問点が浮上します。
- どういう過程・理屈で望んだ能力を使えるようにしているのか?
- 上条当麻が感じていた幻覚のようなものは何だったのか?
今回はここまでにしておいて、これら2点の疑問点については次回の記事にて考えていきたいと思います!
まとめ
というわけで、今回は情報をまとめるにとどめてみました。
考察記事はこちら↓
▶▶レベル5の第六位『藍花悦』の能力とは?②3つの可能性を考える - sky depth
個人的に藍花悦と青髪ピアスは同一人物か、そうでなくとも兄弟や親戚、師弟などの関係だったらいいな~と思ってます。
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。
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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。