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[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

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【まとめ】とあるシリーズ作中/禁書世界において『魂』は実在するのか?【とある科学の超電磁砲T/レールガン】

こんにちは!

みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

現在放映中の『とある科学の超電磁砲T』!

21話にて、ついにドッペルゲンガー登場ですね!

実は、操歯涼子ちゃんのビジュアルめちゃくちゃ好きなんですよね・・・。

なんなら、一番好きかもしれない!

とまあ、それは置いておいて、今回はその中でもキーワードになっている『』について、情報をまとめてみようかなーと思います。

魂

アニメ派の方は、ネタバレがあるので気をつけてくださいね!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある科学の超電磁砲 とは

とある科学の超電磁砲』は、原作:鎌池和馬、作画:冬川基、キャラクターデザイン:灰村キヨタカによる日本の漫画作品。KADOKAWAの『月刊コミック電撃大王』にて、2007年4月号より連載中。

漫画の最新刊はこちらのとある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(15) (電撃コミックス)

DVDやブルーレイも要チェックですね!

現在放映中のアニメ『とある科学の超電磁砲T』を無料で見返す方法はこちらの記事でまとめていますよ~。

魔術サイドにおける『魂』

』という言葉をきいて、美琴ちゃんは「オカルトじみた話」と感じていましたが、実は、魔術サイドでも『』という表現が使われることは、あんまり多くはありません。

  • むき出しのと生命力だけの存在『リリス
  • ローゼンタール家の『擬似魄』
  • 神様・天使・人間のの位を表す『セフィロトの樹』

これくらいかな・・・?

『御使堕し』もに関連しているのかもしれないですが、作中では明言されていないんですよね・・・。

ただ、『セフィロト』には関連するとのこと!

しかし、意外に思うかもしれないが、そんな魔術師達は『』とは何なのか、という事に対する明確な答えは出せていない。

 

<・・・中略・・・>

 

』のメカニズムは分からずとも、それを複製し・量産したり、質を変化させたりすることはできる。

そう。

例えば、クローン人間の研究を行う科学者は、『』とは何なのかが分からなくても、遺伝情報を複製できるように。

 

<・・・中略・・・>

 

魔術師も、そんな風に『仕組みの分からない『』を、器である肉体ごとまとめて製造することがある。

 

引用:とある魔術の禁書目録 外典書庫(1) (電撃文庫)(色は筆者による。)

器である肉体ごとであれば、科学サイドも魔術サイドも『生成』は可能ということですね。

さらに、現在の『黄金夜明』系で最大規模を誇る魔術結社「明け色の陽射し」の首領、レイヴィニア=バードウェイはこのように言っています。

「不思議なものだ。我々は自分の生命力を魔力に精製して様々な現象を起こしているというのに、その源であるに触れる事もかなわないというのだからな」

 

引用:とある魔術の禁書目録 外典書庫(1) (電撃文庫)(色は筆者による。)

 つまり、『は生命力の源』ということかな!

その正体や仕組みは分からないけど、『』というものが存在していることは間違いないと考えてよさそうですね!

科学サイドにおける『魂』

一方、科学サイドにて、『』について言及されたのはおそらく2回だけかな?

  • 「霊魂と呼ぶべき何かが宿った肉体そのものに能力が宿っているらしい」という『プロデュース』の研究結果
  • 操歯涼子のドッペルゲンガーの生成』

あと、クローン人間の生成は『複製』と言えそう!

また、垣根帝督については、こんな描写もありました。

(自己の能力によって失われた器官を埋め合わせる垣根帝督にとって、もはや現実の肉体と虚構の能力の区別はなくなりつつある。言うなれば、この空間を埋め尽くすもの全てが垣根帝督になろうとしている、という感じですか)

 

ある意味において、それは不死性の獲得に近いか。それとも、命やといった目に見えないものが希釈されつつあるとでも捉えるべきか。

 

引用:新約 とある魔術の禁書目録 (6) (電撃文庫)(色は筆者による。)

このように見ていると、科学サイドでも、『』のようなものが存在することは否定しがたいのかもしれません。

アレイスター=クロウリーの『魔術的記憶』

さらに、アレイスター=クロウリーに関連するる言葉として、『魔術的記憶』というものがあります。

新約22巻リバースでも、アンナシュプレンゲルとエイワスの会話で登場しましたね!

段階を経て記憶を遡っていくと、ある一転を境に別人、あるいは前世の記憶を獲得するという考え方だろう。確かアラン=ベネットの瞑想法をアレンジしていたか。特に、アレイスターは受精卵の発生後数ヶ月以内に魂が定着すると信じていたから、有名な魔術師の死亡指定時刻と新生児の霊定着の猶予期間が重なるケースを重要視していた。まんま、生まれ変わりの可能性があるとな。

 

引用:新約 とある魔術の禁書目録(22) リバース (電撃文庫)(色は筆者による。)

史実のアレイスター=クロウリーも、目的を達成するための手段として「魔術的記憶」の開発を推奨していたそう。

このように、学園都市の統括理事長であるアレイスターも、転生があることを前提にしていたようです!

また、に記憶されているはずのない前世の記憶を引き出せるということは、に前世の記憶が蓄積されているということになりそう。

まとめ

というわけで、以上、まとめるとこんな感じ!

禁書世界での『魂』とは
  • は、魔力を精製するのに必要な生命力の源(魔術サイド)
  • と呼ぶべき何かが宿った肉体そのものに能力が宿る(科学サイド)
  • 器である肉体ごとであれば、科学サイドも魔術サイドも『の生成』は可能。
  • しかし、魔術サイドも科学サイドも『』について明確な答えは出せていない。
  • 』から前世の記憶を引き出すことが可能?

魔術を行使するのにも、超能力を行使するのにも、どちらも』が不可欠という共通点があることがわかりますね!

そうすると、園都市の能力者も『生命力』を使用することで能力を発動しているのかも。

つまり、は能力発動の動力源

そして、能力者の肉体に魔力が流れると、『回路』が違うので肉体に過負荷がかかり副作用が生じてしまう?(参照

うーん。難しい。

というわけで、今回は『』についてまとめてみました~。

なんだか、個人的には思っていた以上の発見があったような気が・・・!

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。