こんにちは!
みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。
先日発売された【電子版】月刊コミック 電撃大王 2020年10月号 にて、覚醒した初春飾利!
今回は、初春に起きている現象がどういうものなのか、検討していきたいと思います!
超電磁砲の最新話127話のネタバレを多分に含みますのでご注意くださいね!
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
とある科学の超電磁砲 とは
とある科学の超電磁砲』は、原作:鎌池和馬、作画:冬川基、キャラクターデザイン:灰村キヨタカによる日本の漫画作品月刊コミック電撃大王』にて、2007年4月号より連載中。 漫画の最新刊はこちらのとある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(15) (電撃コミックス)。
DVDやブルーレイも要チェックですね!
ちなみに、現在放映中のアニメ『とある科学の超電磁砲T』を無料で見返す方法はこちらの記事でまとめていますよ~。
そして、127話の掲載号はこちらからどうぞ!
覚醒『初春飾利』
目的
春暖嬉美の右手に宿った”天使型の竜”。
その羽根が刺さった佐天さんは、体内の塩分が暴走し、危険な状況に。
佐天さんを助けるためには、春暖嬉美と”天使型の竜”を引き剥がす必要がありました。
そんな不可能とも思えることを、可能にするために、初春は考えます。
「いないなら 創り出せばーーー」。
容姿
タケノコのような角。
葉で作られた羽衣。
草や花をモチーフとなってて、初春らしい部分がありつつ、神々しさもあり、かっこいいですね~!
初春の個性が形として出ているということは、初春の『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』の影響を受けているのかもしれませんね!
間近で見ていた青星さんの推測
初春の様子を直接見ているのは、現状、青星さんのみ。
その青星さんは、初春を見てこのように推測していました。
- AIMジャマーが全て看守塔に・・・?
- AIM拡散力場の物質化?
- AIMジャマーの本来の役割は頭の集中を乱して能力を妨害するもの
- それを逆用して自身の望む形に変えるべく、刻一刻と変化する微弱な力場をミクロレベルで操作している?
とりあえず、初春がAIMジャマーを利用してAIM拡散力場を操作している、ということは間違いなさそうですね!
初春飾利が起こしている現象とは?
考えられる仮説
以上を前提に考えられる仮説としては、
- 囚人のAIM拡散力場の指向性を意図的に操作して、望んだ能力を使用できるよう自身にAIM拡散力場を集中させている。
- 自身のAIM拡散力場に干渉することで、『自分だけの現実』を自身の望むように拡張・変化・操作している。
自分が今考えられるのはこのくらいかな・・・。
以下、この2つの仮説を詳しく検討していきましょう!
仮説① AIM拡散力場の集中
まず前提として、AIMジャマーは、能力者のAIM拡散力場を乱反射させるもの。
乱反射の法則を解析して利用できれば、任意の方向・場所に囚人のAIM拡散力場を誘導することも可能なはず!
初春は、多数人のAIM拡散力場を自由に操作し、それらを組み合わせて自分へと集中させることで自分の望む能力を創り出そうとしているのでは?
こう考えると、AIM拡散力場の物質化も説明できますね!
AIM拡散力場が集合させることで物質化・肉体化した例としては、幻想猛獣、風斬氷華、そしてエイワスがあげられます(参考)。
ただし、AIMジャマーが『囚人棟』ではなく、『看守棟』に向いているということから、囚人のAIM拡散力場を利用しているわけではないのでは? という疑問も残ります。
仮説② 『自分だけの現実』の拡張
AIM拡散力場への干渉でできること
まず、AIM拡散力場とは何かを再確認してみましょう(参考)。
「AIM」とは「An Involuntary Movement」つまり「無自覚」という意味の略であり、
AIM拡散力場は能力者が無意識に発生させている微力な力のフィールド(力場)の事を指します。
例えば、「発電能力」の微弱な電磁波、「発火能力」の微弱な熱量、「念動能力」の微弱な圧力など、能力の種類によって様々に異なりますが、どれも微弱なものであり、観測には特殊な精密機械が必要となります。
AIM拡散力場に関する能力者として、成長すれば8人目のレベル5になると言われる滝壺理后がいますね!
『能力追跡(AIMストーカー)』がレベル5となった場合、他者の『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』への干渉率が更に高まる事で、それを奪う事も移し替える事すらも可能となるそう。
また、 AIM拡散力場を利用した実験としては『人的資源(アジテートハレーション)』プロジェクト』というものももあります。
これは、AIM拡散力場を濃淡コンピュータの媒体とするで、能力者に干渉し、精神の変容を促し、また情報を付与するもの。
つまり、AIM拡散力場を利用することで、
- 『自分だけの現実』に干渉し、他人の能力を奪い、又は移し替えることができる
- 能力を生み出す精神の変容や情報の付与をすることができる
ということがわかりますね!
『自分だけの現実』の拡張
AIM拡散力場を乱反射させ自分で自分の能力に干渉させる事により、能力使用を妨害する装置、『AIMジャマー』。
これを使用すれば、レベル5となった滝壺理后と同様に、能力者の『自分だけの現実』に干渉し、一時的にでも能力を改変することも可能なのでは・・・?
もしも初春飾利に特別な才能があれば、恐るべき『自分だけの現実』を組み立てて、強大な力を発揮していたかもしれない。
つまり、AIMジャマーを利用して、これを実現させた・・・のかもしれません!
この仮説を前提にすると、AIM拡散力場の物質化は、初春単体のAIM拡散力場のみで成り立っているということになるかと思います。
ただし、もともとの初春の能力は 『定温保存(サーマルハンド)』。
これは、触れているものの温度を一定に保つことができる能力であり、この能力を発展させても春暖嬉美から”天使型の竜”を引き剥がすのができるのか? という疑問が残ります・・・。
初春の『自分だけの現実』
ちなみにですが、『獄門解錠(ジェイルブレイカー)編』は初春をメインとしていて、初春の内面・心境が丁寧に描写されています。
- 佐天「初春は正義に憧れて 正義でありたいと思っている子」(15巻、115話)
- 佐天「初春が進みたいのは そっちじゃないでしょう?」(2020年7月号、125話)
- 初春「ここから先は風紀委員として対処します」(2020年8月号、126話)
- 初春「私は風紀委員なんだから!!」(2020年9月号、127話)
この『獄門解錠編』を通して、初春が精神的に成長しているような感じもしますね!
もしかしたら、初春の『自分だけの現実』も強化されているのかも・・・?
- 脳を操作された人間の「超自然現象を発生させる何か」=「認識のずれ」
- 能力者が個々に持つ感覚で、能力発現の土台となる根本法則
- 人が世界を見るための認識を歪めるためのフィルター
- 妄想や思い込みに近く、非常識な現象を現実として理解・把握し、不可能を可能に出来ると信じ込む意志の力とも言われる
- より強い個性を保ち、強靭な精神力や確固たる主義を持つことが「自分だけの現実」の強さに繋がるとされる
初春の体に浮き出た紋様(模様)は?
最後に、少し気になった点をご紹介!
というのも、初春の① 闇落ちモード(左)と、②覚醒モード(右)では、共通して体に模様が描かれているんですよね。
模様はそれぞれ異なるんですが、模様が浮き出ている部分は同じかな?
①闇落ちモードを最初に読んだときは、漫画上の演出かなと思ったんですが、これ(下の画像)を見るに、演出でもなさそう・・・。
考えられる原因としては、
- 初春の能力『低温保存』の能力が進化した
- 春暖嬉美に飲まされた血液の影響
- あるいは、その両方
ぐらいでしょうか?
この点にについては、正直よくわからないな・・・。
ヘルプ!
まとめ
ということで、超電磁砲127話時点で判明している情報から、初春について考えてみました!
[2022/4/7追記]
超電磁砲130話「快気」にて、初春が行ったことについて言及がありました。
「AIM拡散力場を分解して再構成」
もう一度やれと言われてもできないとのことで、今回限りの登場のようですね!
[追記ここまで]
次回あたり、さくっと解説されるかもしれないし、さらっと流されるかもしれないですが、どちらにせよ次回も目が離せませんね!
『超電磁砲』、本当に面白いよなぁ・・・!
今後も『とあるシリーズ』楽しんでいきましょう!
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。
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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。