Zombie Cat Cut

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[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

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【原作:とある魔術の禁書目録/インデックス】旧約8巻『残骸編』白井黒子 VS 結標淡希【感想(ネタバレ注意)】

 

レムナント


こんにちは!

みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

9月ももう半ばで、いつのまにかもう秋・・・。

さて、今回は9月14日の物語、原作の旧約(無印)7巻を読んだのでその感想を書いていこうかと思います!

『残骸(レムナント)』編ですね!

気になった方は是非買って読んでみてくださいね~。

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある魔術の禁書目録 とは

鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。

現在、原作の最新刊はこちらの創約 とある魔術の禁書目録(2) (電撃文庫)です。

御坂美琴と食蜂祈操が大活躍な内容になってますよ!

そして、旧約7巻はこちら~!

漫画版だと11巻!

各章のタイトル

序 章 五本の指の一本 A_TOKIWA-DAI's_World.

第一章 彼女達の放課後 After_School_of_Angels.

第二章 向き合う乙女達 Space_and_Point.

第三章 残骸が秘める光 "Remnant"

第四章 決着をつける者 Break_or_Crash?

終 章 それぞれの日々 One_Place, One_Scene.

『天使達の放課後』・・・!

まちがいない!笑

時系列

最初に、御坂美琴の時系列をおさらい!

スマホの方は横画面推奨です、ごめんなさい! 

7月上旬編       日常編Ⅰ          Ⅰ期 #1-5

7月中旬        虚空爆破編         Ⅰ期 #6-7

7月下旬        幻想御手編         Ⅰ期 #8-13

            日常編Ⅱ          Ⅰ期 #14-18

7月19~28日    禁書目録編         Ⅰ期 #1-6

8月2日        盛夏祭           Ⅰ期 #19

8月上旬        乱雑開放ポルターガイスト編 Ⅰ期 #20-24

                          Ⅱ期 #1

8月8~9日      吸血殺し編         Ⅰ期 #7-9

8月15日       妹編①           Ⅱ期 #2-7

8月19日       妹編②           Ⅱ期 #8-10

8月20日       絶対能力進化実験編①    Ⅰ期 #10

            妹編③           Ⅱ期 #10-11

8月21日       絶対能力進化実験編②    Ⅰ期 #10-14

            妹編④           Ⅱ期 #12-16

8月22日       絶対能力進化実験編③    Ⅰ期 #14

            妹編➄           Ⅱ期 #16

8月23日       妹編⑥           Ⅱ期 #16-17

8月27~30日    御使堕し編         Ⅰ期 #15-17

8月30~31日    打ち止め編         Ⅰ期 #19-20
8月31日       アステカの魔術師編     Ⅰ期 #18
            闇咲逢魔編         Ⅱ期 #1

9月1日        正体不明編         Ⅰ期 #21-24

9月8~9日      オルソラ誘拐事件編     Ⅱ期 #1-5

8月24日~9月2日  革命未明編         Ⅱ期 #18-24

9月3~10日     学芸都市編         SS 

9月14日       残骸編           Ⅱ期 #6-7

9月15~18日    エンデュミオン編      劇場版

9月19日       大覇星祭編         Ⅱ期 #8-13  

            大覇星祭編①        Ⅲ期 #1-4

9月20日       大覇星祭編②        Ⅲ期 #5-6 

9月25日       大覇星祭編③(フォークダンス)          

9月25~27日    アドリア海の女王編     Ⅱ期 #14-16

9月26日       天賦夢路編①(美琴の悪夢) 漫画 11巻

9月27日       天賦夢路編②(美山写影)  漫画 11巻

9月30日       0930事件        Ⅱ期 #17-22

10月3日       武装集団事件        Ⅱ期 #23-24

10月4日       天賦夢路編③(公園火事)  漫画 11巻

10月4日か5日    天賦夢路編④(佐天フレ猟虎)漫画 12巻

10月7〜8日     C文書編          Ⅲ期 #1-3

10月9日       暗部抗争編         Ⅲ期 #4-6

10月11日か12日  天賦夢路編➄(ドッペルゲンガー)漫画 13巻 

10月中旬       後方のアックア襲来     Ⅲ期 #7-9

10月12日以降    獄門開錠編①(友達の話)  漫画 14巻

10月某日       獄門開錠編②(脱獄トライアル)   漫画 14巻

10月某日       獄門開錠編③(誘拐)    漫画 15巻 

10月16~18日   イギリス王室編       Ⅲ期 #10-14

10月17~18日   ドラゴン編         Ⅲ期 #15-17

10月30日      ロシア編          Ⅲ期 #18-26

学芸都市編(参考)から残骸編まで、美琴ちゃんにも平和な期間があったかと思いきや、結標淡希を追跡していたようですね。

翌日にはもうエンデュミオンの事件(参考)に巻き込まれますし、かなりの多忙・・・。

同じく、白井黒子も『残骸』編の後、すぐに退院して車椅子生活。

そして、エンデュミオンや大覇星祭にて再び体を張ることに・・・。

中学生の女の子だってのに・・・!

もっと普通の学校生活も過ごさせてあげてー!!

御坂美琴 VS 白井黒子

「・・・(中略)・・・ただ最大の誤算はお姉様が素手でもダーティな戦いが可能だったという事でしたわね!」

 

引用:とある魔術の禁書目録(8) (電撃文庫)

このなにげない美琴黒子のやりとり、2人の関係性が表れてて良きー! 

ちなみに、黒子の決め技ドロップキックが初登場したのもここですね。笑

(参考▶▶戦う度に怪我が増える白井黒子の対戦成績まとめ!

そして、春暖嬉美を相手にダーティな戦いをみせるみこっちゃんは、こちらで読めますよ!

そげぶ!

空間移動・座標移動

今回は『空間移動(テレポート)』の能力について、詳しく説明されていました!

詳しくはこちらでまとめていますが、やはり結標淡希の強さが際立っている印象

おそらく『空間移動』系で最高の能力者と思われますが、『素養格付(パラメータリスト)』では、どのように評価されているのかな・・・??

8人目の超能力者(レベル5)になりえる滝壺理后。

9人目の超能力者(レベル5)になるとみなされた春暖嬉美。

こういった表現からすると、結標淡希が超能力者(レベル5)になることが想定されていないような気もする・・・。

仮にトラウマを克服できれば、超能力者(レベル5)になってもおかしくはないと思うんだけど・・・『窓のないビル』の案内人だから、隠されていたりするのかな。

あわきんも、創約で再登場してほしいな~!

味方として登場したりとか・・・ないかな!?

ムカついてる

「・・・・・・あの馬鹿、この私が気付かないとでも思ったのかしら。入室届も出さずに、部屋はめちゃくちゃで、応急キッドがなくなってて。ドア越しの声を聞いただけで痛みが伝わってくるような、あんなひどい状況で・・・・・・」

 

(中略)

 

「ああ私はむかついてるわよ私利私欲で! 完璧すぎて馬鹿馬鹿しい後輩と、それを傷付けやがった目の前のクズ女と、何よりこの最悪な状況を作り上げた自分自身に!!」

 

引用:とある魔術の禁書目録(8) (電撃文庫)

この巻の一番の感動シーンは、やっぱりここー!!

美琴黒子が、互いに思いやっている感じが伝わってくる・・・。

美琴が自分に怒っているシーンは、こちらの漫画125話:矜持 感想(ネタバレ注意)でもありました。

レベル5でありながら、あるからこそ、自分の弱さに対して厳しいのかもしれないな・・・。

能力開発

同じ脳を使って同じ結果が出ないなら、単純な構造以外の項目が能力開発に関わっているとは思わない? そして、その項目を見つけ出す事ができれば、人間の脳以外の演算装置だって、能力を扱えてしまうという事になってしまわないかしら。

 

引用:とある魔術の禁書目録(8) (電撃文庫)(太字は筆者による。)

この結標淡希の疑念は、あとがきにて「オカルト的な要素を多分に含んでいた」と指摘されています。

  • 御坂美琴と御坂妹の間では何故、発現した能力に違いが出たのか
  • 他の動物たちには現象の観測や分析、そこから派生する能力の使用はできないのか
  • そもそも現象の観測・分析とは一体何なのか

「これらの謎はまた別の機会に」とされていますが、さらに能力開発に関わっている『単純な構造以外の項目』とは何なのか? も気になりますね。

現象の観測・分析=『自分だけの現実』な感じがしますが、美琴と妹達の違いはそこにあるのかな・・・?

そして、『素養格付』が存在することからすると、『自分だけの現実』の強度は生まれながらに決まっているということに?

「悪りィが、こっから先は一方通行だ」

ついにきましたね!

一方通行! アクセラレータ!

 

かっこいい!

ただし、一方通行に関して、あとがきで気になる一文が・・・。

今回はある意味本当に変化球で、明確な男子キャラクター上条当麻ただ一人しか登場しません。おや、と思った貴方はとりあえずその疑問は保留という方向で。あっちは一筋縄ではいかないのです。

 

引用:とある魔術の禁書目録(8) (電撃文庫)(太字は筆者による。)

一方通行の性別についてはいまだ明確にされていません・・・が、謎のままのほうが楽しい面はある。笑

ただ、漫画だとお風呂で上裸のシーンがあるんだよなあ・・・(参考文献)。笑

ちなみに、一方通行の側から見た『残骸』編の感想はこちら!

【とある科学の一方通行】漫画12巻の感想まとめ(ネタバレ注意)

主人公『白井黒子

今回の主人公にしてヒロインは、『白井黒子』でした!

最後、(目的地を知った白井黒子は早いですわよ)と宣言していましたね!

しかし、新約後半からは、御坂美琴&食蜂祈操のタッグが増えた結果、黒子の出番は激減・・・。

創約2巻のあとがきで触れられていましたね。笑

ここはあえて、白井黒子&帆風潤子のタッグが活躍する展開とか、どうでしょうか!

アストラル・バディでもなかったコンビ、けっこうかっこいいのでは!

まとめ

というわけで、以上、旧約8巻の感想でしたー!

 

それにしても、創約で活躍してほしいキャラが多すぎて困る・・・。

キャラが多いのもとあるシリーズの魅力のうちの一つですが、22巻ではおさまりきらないぞ!

それでは、今回はこの辺で。

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。