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【マンガ:とある魔術の禁書目録】感想 #167「スカイバス365②」【ネタバレ注意】

どうもみたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

前回から、漫画版『とある魔術の禁書目録』最新話の感想を書き始めましたが・・・。

2回目にして遅刻!!!!

本当に申し訳ない・・・。

それではさっそく、#167「スカイバス365②」の感想を書いていきたいと思います!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある魔術の禁書目録 とは

鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。

【#167「スカイバス365②」の掲載号】

【原作小説】

【コミカライズ・スピンオフ】

前回までのあらすじ

【とある魔術の禁書目録】感想 #166「スカイバス365①」

戦争だったり、テロだったり、不穏なワードが飛び交っていた前回。

上条&インデックスはイギリスに招集され、飛行機で向かうことになりました。

そんななかでも、機内食を楽しみにしているインちゃんに癒やされましたね!

一方、不幸体質の上条さんは飛行機内で大量の血痕を見つけてしまい・・・・・・!?

感想 #167「スカイバス365②」感想

事情説明

前回、問答無用で取り押さえられた上条さんでしたが、今回はちゃんと事情を説明してもらえたようです!

よかったね!

  • 大量の血痕は、機内に潜伏したテロリストがフライトアテンダントさんを襲った際のもの。
  • テロリストの要求は大手航空会社のマスターレコードの破壊、目的はおそらくイギリスの空路の完全封鎖。
  • 血痕を見てしまった上条さんは、事態が収束するまで監禁する。

いや、よくなかったわ!

内容もやばいし、対応も厳しい。

そんななか、事情を聞いた上条さん(高校生)は、テロリスト確保の協力を申し出ますが・・・・・・。

機長「素人に好き勝手に動き回られちゃあ困るんだよ お前は乗客500人の命を預かる事ができるのか」

正論パンチだぁ!

これはしかたない・・・・・・。

テロリストの動向

一方、黒塗りのテロリストはというと、フライトアテンダントさんから奪ったカードで四苦八苦。

  • 上条&インデックスが座っていた席は、もともと空席になる予定だった。
  • テロリストは、その席から不時着安定装置に干渉するプログラムを流す計画を立てていた。
  • しかし、偶然にも上条&インデックスがキャンセル待ちで問題の席を予約してしまった。
  • そこで、フライトアテンダントを襲うことでセキュリティカードを奪い、別の方法で不時着安定装置に干渉するプログラムを流そうとした。
  • しかし、フライトアテンダントのセキュリティ権限では、そこまでできなかった。

こうやって文字で説明すると大変だなー!

これをマンガでわかりやすく、かつ短く説明できる近木野先生、あらためてすげぇ・・・・・・。

 

さて、そんななかテロリストが見つけてしまったのは、上条さんを探して歩くインデックス(カワイイ)。

すなわち、あの席は現在空席。

テロリストに千載一遇のチャンス到来だぁ!

完全記憶能力

千載一遇のチャンスと言ったな、あれは嘘だ。

壁から伸びるコネクタが割れており、干渉プログラムがなかなか流せないテロリスト。

前回、実は上条さんが肘で壊していたんだよなーそれ!

しかも、自分たちの席に座っている不審人物を、完全記憶能力のインデックスが見落とすはずがありませんでしたね!

手に持っている資料を目撃されてしまい、もはや逃げ場なしのテロリスト。

もう彼ができることと言えば、口封じくらい。

「立て 少しでも逆らえば刺す」

 

動物の骨を削ったナイフだから、金属探知機にひっかからずに持ち込める、とのこと。

いちおう、刃物の形状をしていた場合、X線検査でバレるので、機内に持ち込めないようになっているはずですが・・・・・・。

機内に骨を持ち込んだ上で削ったのであれば、バレないかも?

あ、でも削るのにも刃物が必要か・・・・・・。

激昂

大ピンチなインデックス

一方、上条さんはひとりでインデックスが腹ペコで暴れないか心配していましたね。

(実際は上条さんを心配して探していましたよ!)

と、そんなときに隣の部屋から見知った声。

 

閉じ込められていたドアを無理矢理あけた先で上条さんが見たモノは、最低最悪のシーン。

そして、今までに見たことのない形相で怒る上条当麻

ナイフを持った大人のテロリスト相手に、蹴りでK.O.!

 

上条さんは、怒らせたら怖い!

でも、ここまで取り乱したように怒るのは珍しい。

目の前でインデックスが殺されそうだったことが、彼にとってどれだけの衝撃だっただろうか。

事件はいまだ?

ということで、テロリストを確保!

偉そうなこと言っておきながらまったく役に立たなかった機長も、上条さんに謝罪をして一件落着!

・・・・・・とはなりませんでしたね!

 

直後、飛行機の燃料メーターが著しく減っていることが発覚。

テロリストの仕業かとも思われましたが、今回の犯人はイギリス清教の最大主教

魔術師の関与が疑われるため、念のため郊外で不時着させるため、計器を幻術で狂わせたってことらしい。

この悪魔、カワイイ顔して本当に鬼畜よ・・・・・・!

カワイイ顔してからに・・・・・・!

 

もっとも、この悪魔の思惑通りにはいかず。

イギリス国内から魔術による妨害を受け、幻術を封じられてしまいました。

フランスではなく、なぜイギリスから妨害を受けたのか。

もしや裏切り者がイギリス国内にいるってことかぁ!?

名探偵 上条当麻

再び場面は戻って、機内の上条当麻

さて、ここでクイズです!

Q.なぜテロリストは到着1時間前まで事件を起こさなかったのか。

選択肢は3つ。

  1. イギリス上空で問題を起こしたかった。
  2. ゴハンが出てくるのを待っていた。
  3. フランスで飛行機に積み込まれる荷物を待っていた。

正解は――こちら!

A.「・・・・・・まだいるぞ 貨物室だ!!」

ということで、答えは3番。

事件が起きたときの上条当麻の推理力たるや、まさに高校生探偵!

それに加えて、自ら捕まえにいく行動力。

拳銃持っているだろう相手に、素手で突っ込んでいけるのは間違いなく本物。

これが学園都市のヒーローってやつか!

紅茶と魔術と拷問の国、イギリス

とはいっても、拳銃相手に無策でいくわけもなく。

勇敢と無謀は違うってわけね!

空気ダクトにアッツアツの紅茶を流して、相手の注意をそらす。

そして、そのうちに通常のドアから貨物室へ入り、テロリストの顔面に紅茶をバッシャッ!

うわあああ、これは想像しただけでも熱い!

そして、すぐさま相手の拳銃を奪って投げ捨てる上条当麻

なんで拳銃相手の立ち会い方まで知っているのか!

 

しかし、相手も一筋縄ではいきません。

起爆装置を右手に掲げ、「この機だけは 絶対に落とす!!!」

※ 落とされた場合、インデックスだけはイギリス清教に救助されます。無慈悲。

と、最後に現れたのがイギリス清教『必要悪の教会ネセサリウス』所属の魔術師。

ステイル=マグヌス

この男は、ピンチの時に登場するのがよく似合うね!

『法の書』編のときも、創約4巻のときも。

それにしても、インデックスが殺されかけたからか、たぶん怒ってますね彼!

起爆装置をテロリストの右手ごと焼失させたうえ、飛行機に空いた穴のフタにしてます。

拷問やん・・・・・・。

お客様のなかで人権派弁護士の方はいらっしゃいますかー!?

まとめ

ということで、以上、#167「スカイバス365②」の感想でした!

ここらへんは原作ではかなりのボリュームだった気がしますが、また読み返したくなりましたね!

該当部分は、旧約17巻

当然ながら原作からかなり省略されているんですが、上条さんに対するイメージがかなり変わってくると思います。

あと、アニメの方も見返したいな〜!

たしか今ちょうど3期がAmazon primeで見れるんだっけか!

 

といったところで、今回はこの辺で。

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした!

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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。