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[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

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【とある科学の心理掌握/メンタルアウト】第12話(前編)感想 (ネタバレ注意)

こんにちは!

どうも、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です!

 

本日、『とある科学の心理掌握』第12話(前編)が更新されました! 

 

それではさっそく、感想をかいていくぞー!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある科学の心理掌握 とは

『とある科学の心理掌握』は、原作:鎌池和馬、漫画:乃木康仁、キャラクターデザイン:はいむらきよたか による日本の漫画作品。コミックNewtype にて、2020月7月より連載中。

2月25日(金)に発売した1巻(特装版)はこちらからどうぞ!

【原作小説】

【コミカライズ・スピンオフ】

前回のあらすじ

【とある科学の心理掌握】第11話 感想 

常盤台中学は、生徒会長選挙戦の真っ最中。

暫定一位と二位の食蜂操祈しょくほうみさき雅王院司がおういんつかさは、帆風潤子逮捕事件の捜査中に、校舎に閉じ込められ、他の立候補者から攻撃を受けてしまいます。

攻撃に参加しているのは、加巳野かみの国蝶こくちょう亥織いおり辰伎たつきの4人。

常盤台中学 生徒会選挙 立候補者一覧

第1位 食操祈/しょくほうみさき

第2位 雅王院司/がおういんつかさ

第3位 加野/かみの

第4位 国舞結/こくちょうまゆい

第5位 織真白/いおりましろ

第6位 伏/いぬぶし

第7位 守手綱/くまもりたづな

第8位 伎美麗/たつきみれい

辰伎の攻撃から食蜂をかばって、右腕に大きな傷を負ってしまった雅王院

そこで偶然にも登場してしまったのが、食蜂派閥に潜入中の密偵スパイちゃん(おそらく新聞部)。

果たして、この状況を打開できるのか・・・・・・!?

感想

尊みの萌ゆる気配

敵の攻撃を鞄で防御しつつ、密偵スパイちゃんに雅王院の手当を指示する食蜂操祈

作戦を伝えようとするも、相手の攻撃が続き、なかなか難しい状況です。

 

当の本人、密偵スパイちゃんはというと、食蜂操祈と直接話したことで、事前の印象とのギャップに驚いていましたね!

  • 「捨て石・・・くらいの扱いを覚悟していたのに」
  • 「周囲の人間は操り人形っていう噂のわりに自由というか むしろー・・・」
  • 「天に二物も三物も与えられた美人がいい人なわけないのに・・・」

まぁ、そうなる気持ちはとてもわかるっ!!

 

食蜂さん、派閥員に囲まれて過ごしているせいか、それ以外の人から偏見をかなり持たれているような・・・・・・。

亥織いおり辰伎たつきの2人にも、「絶対性格ブス!」「洗脳しまくりでみんな人形にしたんだって普通は思うよ」とか、散々な言われようだったしなぁ(7話参照)。

 

そんな密偵スパイちゃんと食蜂操祈のやりとりから、瀕死なはずの雅王院さんは、『尊みの萌ゆる気配』を感じ取っていましたね!

あ、この子は大丈夫そうだなー!!!!

敵方

一方、水鞠の操作を奪われて暇を持て余しているイオチンこと亥織真白は、食蜂操祈の行動から違和感を感じ取っていました。

  • やって当然なことが欠けている・・・
  • なんで窓から大声で助けを呼ばないの?
  • 国蝶障壁バリアに気づいた時 試す素振りすら見せずに?
  • 相手はあの食蜂操祈よ!?
  • この不作為には必ず意味がある
  • 今回の襲撃が読まれていた可能性まで考慮すべきよ

信頼と尊敬をもって 見えなきゃだめ――!

 

引用:とある科学の心理掌握 第12話(前編)|コミックNewtype

そして、出てきた結論が、この2つのどちらか、あるいはその両方!!

① 『時間経過で発動する策がある』

② 『一撃で不利を覆す武器を隠し持っている』

 

なるほど、11話で言っていた「一番アナログな手」というのは、『声で助けを呼ぶこと』だったわけね!

①の背景には『時限爆弾』。

そして、②の背景に描かれているのは『超電磁砲』(御坂美琴ではなく、武器そのもの)かな?

 

ただ、②については何故この段階まで隠したまま使っていないのかっていう疑問はあるよね~。

ここで、現在の置かれた状況を再確認すると、こんな感じ。

  • 3番棟の3階に閉じ込められている。
  • 階段は、水鞠が硬質化して塞がれている。
  • 窓は、『国蝶の障壁』で塞がれている。
  • 電波は遮断され、火災ベルやネットは使用不可。
  • 食蜂派閥は、加巳野派閥に足止めを喰らっている。
  • 食蜂操祈の秘蔵っ子、紀伊芽生の2人は、1階にて国蝶舞結と対峙中。

こうやって見ると、食蜂さんの手札は割と出尽くしているような・・・・・・?

あと考えられるのは、やっぱり『超電磁砲御坂美琴とか、『風紀委員』白井黒子上小の救援。

 

声を出して助けを呼ばなかったということは、声を出す必要がなかったということ。

つまり、『心理掌握メンタルアウト』で誰かに助けを呼んでいた、とか?

もしくは、『時限式』という言葉から連想するに、『定期的に連絡をとっている誰かがいて、連絡が途絶えたことに気づいた段階で救援に来る可能性がある』、とか。

襲撃直前の会話

さて、ここで襲撃直前、亥織辰伎の2人が会話している回想シーンが挟まりました。

  • この襲撃で一番得をするのは、見張り役の加巳野
  • 仮に失敗しても責任を押しつけて退場させればいい

実行役の2人にとって、これは1つの賭け。

そんな賭けに辰伎さんが乗ったのには、何か理由があったようで。

 

「あいつ本当に国蝶なのか?」

  • たまに漏れんのよ ヤバさが
  • 最初は食蜂に洗脳でもされたのかと思ったけど
  • あれは違うね もっと物騒な何かだ

「あれは良くないモノだよ」

 

引用:とある科学の心理掌握 第12話(前編)|コミックNewtype

 

ということで、理系のように見せて実は野生的な辰伎さん、国蝶さんのヤバさを嗅ぎ取っていたようです。

 

はいはい、なるほど。

・・・・・・いや、どういうこと!?

 

先ほどはスルーしたけど、窓を囲っている『見えない壁』は『国蝶障壁バリア』だとか!?

8話後編でも加巳野さんが『見えない壁』で窓を塞いでいたような描写があったけども・・・・・・。

 

11話では、『見えない壁』が国蝶さんを囲っていたんですよね。

そして、注目ポイントはフキダシの形が四角形キューブと、周囲に漂う悪寒

悪寒』というキーワードは、『空間を掌握する能力』を持つ超能力者レベル5に関して登場していました。

いわく、「特定の空間を『包む』ことで特殊な領域を作り出す能力」「その領域に踏み込んだ者はあまりの異様さに言いようのない『悪寒』に襲われるらしい」

8話後編)。

 

ひとまず、国蝶さんが『先代の第一位』に操られているのは確実なんじゃなかろうか!

フキダシが四角形キューブになっているのが、その表れですね。

そして、『先代の第一位』の能力を行使している・・・・・・のか?

 

一方で、瞳に『四角形』がついている加巳野さんは・・・・・・。

どうなんだろうね!?

『心理掌握』と同様に、操られている人の瞳に『四角形』が付くのかな?

それとも、加巳野さんが人を操る側なのか・・・・・・。

熊守手綱

場面は変わりまして、ひとり襲撃チームから離反していた熊守手綱ちゃん。

暫定7位の彼女が生徒会長になるには、裏ルールを使うしかない。

 

【生徒会選挙の裏ルール】

  • 選挙以外の隠れ勝利条件のひとつ
  • 常盤台のどこかに隠された遺産レリックを発見すること。
  • それは、会長職と代々秘匿された謎の力を授けるお宝

 

熊守さんは、PC で『遺産レリック』について調査していたよう。

なんだか、この子ハッカーの匂いがするな・・・・・・!

そして、辿り着いたのが『□□なる集団』。

おいおい、大丈夫か・・・・・・!?

その集団は拳銃で女子中学生を襲うようなやつらなんだけど!?

 

遺産レリック』は2つある。

そして、『学舎の園』のゲート付近には「立方体」を持った警策看取こうざくみとりの姿・・・・・・。

これ、洗脳されてますやん・・・・・・!!!!

つまり、『遺産レリック』のひとつは国蝶さんが持っていて、彼女を操っている。

もう1つは、『□□なる集団』が持っていたのを警策看取が見つけてしまい、操られているかもしれない・・・・・・と。

どちらも『先代の第一位』その人ということで、意識が分裂しているのかな?

ピッコロ大魔王と神様の関係みたいなもんかしら。

 

ここまでで、推測できることをまとめておこう!

  • 常盤台のどこかに隠された遺産レリックの正体は、不在金属シャドウメタルに封印されし『先代の第一位』の片割れ。
  • 代々秘匿された謎の力」とは、『先代の第一位』の能力『空間掌握』。ただし、『先代の第一位』に操られてしまう。
  • 現在、『遺産レリック』のひとつは国蝶さんが持っていて、操られている様子。
  • となると、『先代の第一位』は常盤台中学の生徒会長だった人物・・・?(超能力者レベル5の輩出が常盤台の長年の悲願で、その成就が御坂美琴食蜂操祈だとすれば、これは違うのかも。)

そして、疑問点としては、①加巳野さんの立場、②『先代の第一位』が分裂している理由、③『空間掌握』でできること、などなど。

『空間掌握』という能力の名称からは、『洗脳』というようなイメージが湧きませんが、いったいどういう能力なのか・・・・・・!

 

不在金属自体を操作しているような描写もあり・・・・・・。

いや、あれは警策看取の能力『液化人影リキッドシャドウ』か!?

動機

場面は再度、襲撃直前、亥織辰伎の2人が会話している回想シーンに戻ります。

国蝶を乗っ取っているヤバい『何か』に食蜂レベル5を利用してぶつける。

これが辰伎さんの参戦理由だったわけですね!

こうでもしないと全員を殺りかねない、と。

 

辰伎さんが言っていた「触れちゃいけないものに手を出されちゃ見逃すわけにはいかない」ってのは、このことを言っていたのかな?

友達思いやん・・・・・・。

あ、尊みの萌ゆる気配がしてきたぁ!!

 

一方、亥織さんの参戦理由も判明。

  • 食蜂亥織が目標にしている人。
  • でも、しょうもない理由で立候補されちゃ真剣にやってる私たちの立つ瀬がない。
  • 一発殴ってやらなきゃ気が済まない。

そういうこと・・・・・・!!

最初から、「信頼と尊敬」を持ってたってわけねー!!

 

あと亥織ちゃん、辰伎ちゃんに「負けたら何でもしてあげる」だってさ!!

これは・・・・・・!!!

まとめ

できれば格の違いを見せてほしいと切に願うよ

 

引用:とある科学の心理掌握 第12話(前編)|コミックNewtype

といったところで、12話(前編)はおしまい!!

 

ちなみに、最後に影だけ出ていたツインテールの少女については。

とのことでした!

誰かの指示で暗躍している子がいるってことか!?

 

おおぉぉぉぉぉぉおおおお!!

つまり、『先代の第一位』vs『第三位』の超能力者レベル5対決が見れるってコト!?

これは盛り上がること間違いなし!!

次回が待ち遠しくなってきたぞ、こりゃ・・・・・・!!!

 

さて、長くなってしまいましたが、今回の感想はここまで!

最後に今後のスケジュールをまとめておきましょう!

来月は創約の新刊が発売!

原作勢の方々は、要チェックですね!!

 

ほかの心理掌握の感想はこちらからどうぞ!

 ▶つづき 【とある科学の心理掌握】第12話(後編)感想

 ▶その他 とある-心理掌握 の記事一覧

 

それでは、今回はこの辺で!

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

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