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【とある科学の心理掌握/メンタルアウト】第15話 感想 （ネタバレ注意）

とある とある-心理掌握

どうも、みたか・すりーばーど（@zombie_cat_cut）です！

 

『とある科学の心理掌握』が更新されたぞー！

 

先日発売されましたとある科学の心理掌握(2)が13話まで収録！

 

ということで、ちょうど続きの14話と15話が無料で読めちゃうわけですね！

▶【とある科学の心理掌握】第２巻 加筆修正部分まとめ＆感想

▶【とある科学の心理掌握】第14話 感想 

続きが気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね！！

 

これは楽しみ！

それではさっそく、心理掌握15話の感想をかいていきたいと思います！

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください！

とある科学の心理掌握　とは

『とある科学の心理掌握』は、原作：鎌池和馬、漫画：乃木康仁、キャラクターデザイン：はいむらきよたか による日本の漫画作品。コミックNewtype にて、2020月7月より連載中。

1月26日（木）に発売した２巻はこちらからどうぞ！

【原作小説】

【コミカライズ・スピンオフ】

前回のあらすじ

▶【とある科学の心理掌握】第14話 感想 （ネタバレ注意）

常盤台中学は、生徒会長選挙戦の真っ最中。

暫定一位と二位の食蜂操祈（しょくほうみさき）＆雅王院司（がおういんつかさ）は、帆風潤子逮捕事件の捜査中に、校舎に閉じ込められ、他の立候補者から攻撃を受けてしまいます。

常盤台中学 生徒会選挙 立候補者 暫定順位

第1位　食蜂操祈/しょくほうみさき

第2位　雅王院司/がおういんつかさ

第3位　加巳野/かみの

第4位　国蝶舞結/こくちょうまゆい

第5位　亥織真白/いおりましろ

第6位　戌伏/いぬぶし

第7位　熊守手綱/くまもりたづな

第8位　辰伎美麗/たつきみれい

このうち、攻撃に参加しているのは、水鞠を操作している亥織真白（いおりましろ）。

炭素以外の物質を透過せうる能力を持った辰伎美麗たつきみれい。

外部で見張りをしている加巳野（かみの）。

そして、校舎一階にて『障壁バリア』に守られている国蝶真結（こくちょうまゆい。

 

食蜂操祈の策により、抗争に決着が着いたかと思えた前回。

しかし、国蝶舞結の元に、もうひとりの超能力者（レベル５）、御坂美琴が登場。

『先代の第一位』との戦闘が始まり、そこに警策看取も参戦していきます。

感想

誰のどんな能力なのか

食蜂操祈らを襲う謎の冷気。

冷気といえば、超電磁砲のほうで支倉冷理が能力で使用していましたね。

（参考▶【とある科学の超電磁砲】漫画１４３話：怜悧）

ペルチェ効果とは、異なる金属を接合し電圧をかけ、電流を流すと、接合点で熱の吸収・放出が起こる効果なんだって！

なるほどね！！（わかってない）

 

  • 「もっと深刻な現象力」
  • 「たとえば血中のヘモグロビンが奪われて生じる貧血のような」

ヘモグロビンとは酸素を運ぶ役割をもった赤色色素タンパク質。

主に鉄を含む「ヘム」とたんぱく質でできている「グロビン」からできているんだそう。

そういえば、貧血の原因としてはよく鉄分不足が挙げられますよね。

貧血＝酸欠なので、周囲に液体窒素でも撒かれた可能性も、ないではない、か。

 

さて、謎の攻撃に辰伎さんも戸惑っている様子。

  • 国蝶のやつか･･･！？
  • けど あいつ自身に攻撃能力はないし
  • ましてやこんな真似･･･

単身、国蝶真結のところへ行こうとするも、壁の中が炭素（カーボン）の塊だらけになっており、防がれてしまいます。

いったい何が起きているのやら･･････！？！？！？

 

そんな意味不明な状況を打開した救世主はこの人。

雅王院 司！！

「おそらく微細な粒子の遠隔操作ですとも

 

敵意を弾いて飛散させました」

 

引用：とある科学の心理掌握 第15話｜コミックNewtype

雅王院さんの能力については、後ほど説明があるので、いったんおいておきましょう。

 

この「微細な粒子」っていうのは美琴ちゃんも言ってた「導電性の高い金属の粒子」ってやつ。

暗部組織『メンバー』のリーダー、博士と呼ばれる人物が使用していた兵器『オジギソウ』ですね！

オジギソウ

博士が垣根帝督を襲撃する際に使用した、特定の周波数に応じて特定の反応を返す反射合金の粒。ナノサイズの粒子である為、電子顕微鏡でもなければ視認できない。回路も動力もないが、複数の周波数を用いることで反応を組み合わせ、ラジコン感覚で自由自在に操作可能。

サイズは極小だが火力は高く、微細なアームを閉開させることで金属やアスファルトを瞬時に抉り切り、また細胞を一つ一つ剥がしていくことで、あっという間に骨と服だけにしてしまう。

これを媒介にして、先代の第一位が能力を使用している･･････ってこと！？

ふむふむ。

周波数ってのは、波動や振動が、単位時間当たりに繰り返される回数のこと。

 

そういえば、警策看取が出会ったほうの［先代の第一位］は、立方体（キューブ）なのに声を発していた。

このとき、［先代の第一位］は振動を操作する能力者では、と予想していたけど、あながち間違いじゃないのか？

（なお、こういう予想は大体はずれます。）

２人の超能力者

『自動操縦（オートパイロット）を弾く能力者がいるな　心理掌握（メンタルアウト）か？』

 

「え～私はそっちが本命なのに～」

 

『やり方を変える 問題ない』

 

引用：とある科学の心理掌握 第15話｜コミックNewtype

ここ、はたから見たら国蝶さんが自問自答しているだけのように見えるけど･･････。

マンガだとフキダシの形が違うので、2人の人物の会話っていうのがよくわかる！

フキダシの形を四角形にするってすごい表現だよな～！

 

国蝶さんの発言、初見のときは勘違いしちゃってた。

これは、御坂美琴じゃなくて『食蜂操祈（ついでに雅王院司、亥織真白と辰伎美麗）を病院送りにすること』が国蝶さんの『目的（＝本命）』ってことね！！

こいつ悪い女だ～！！！！

ってことは、『先代の第一位』と国蝶舞結は、やはり協力関係にあるってことなんだろう。

 

そんな余裕そうな国蝶舞結の前には「似た能力（ちから）を使う」警策看取。

［忠告する

 

自分（きさま）が何か企む時は　自分（わたし）にだけは決して気づかれてはならない

 

なぜなら自分（きさま）の天敵は　自分（わたし自身に他ならないからだ！］

 

『はぁ･･･？』

 

引用：とある科学の心理掌握 第15話｜コミックNewtype

どうやら、『国蝶舞結に取り憑く先代の第一位』は、『警策看取に取り憑く先代の第一位』を知らない様子。

［この地獄（せかい）に舞い戻った!!］という言葉から、色々と想像してしまうね･･････。

打開策は暴走にあり

雅王院司の能力で、いっときは難を逃れた食蜂操祈ら。

しかし、今度は水鞠が槍状に凍っていきます。

辰伎美麗が氷の槍を破壊しても、すぐに戻ってしまう。

 

もともと水鞠を操作していた亥織真白が、大きい水鞠で飲み込み、なんとか食い止めりるものの･･････。

これも時間の問題か･･････。

まさに八方塞がり。

 

こんな状況で１年生の子日和奏（ねのひわかな）だけでも逃がそうとする辰伎美麗。

さすが派閥の長を務めるだけあって、なかなかの人徳。

というか、雅王院さんもそうでしたが、常盤台中学の先輩方は後輩に優しい･･････！！

 

一方、子日さんはというと、逃げずに戦う心づもり。

これには、敵だった辰伎美麗（全裸）も認めざるをえませんでしたね。

こいつは死なせられんな

 

標本にしたいくらいだよん

 

引用：とある科学の心理掌握 第15話｜コミックNewtype

標本にしたら死んじゃうんですけどね！？

 

と、冗談はさておき。

辰伎さんは国蝶の能力を探ります。

  • 熱を奪って人も物も凍った
  • 壁の中が炭素（カーボン）だらけになった
  • 凍った水鞠を操り氷柱（つらら）状に変化させた

ここまでが発生した現象。

  • 微細な粒子が能力を媒介して広く散布することで影響を及ぼす？
  • まるで空間を掌握するかのように？
  • 氷はほのかに銀色がかってる

銀色は、オジギソウが含まれている証拠･･････のはず！

逆にいえば、オジギソウがないと能力を広範囲に伝えられない･･････？

能力でオジギソウを操作しているのかと思ってたけど、違うのかも？？

 

さて、詳細はわからずとも、たとえば超火力で粒子を根こそぎにすれば状況は打開できるはず。

この場にそんな能力者が･･････と、辰伎さんが見たのは食蜂操祈。

そして、その食蜂操祈が見ていたのが、雅王院司。

「ご明察

 

わたくしの能力は思念を受け取り反射することに特化した精神系

 

そして

 

わたくしなら暴走状態の心理掌握でも防ぎ切れます」

 

引用：とある科学の心理掌握 第15話｜コミックNewtype

まさかの、雅王院さん精神系能力者だったー！！！

敵の攻撃を予知していたのは、『敵意』を感じ取っていたから！？

しかも、それを『反射』できるというのは、一体どういう･･････？

  • Ａさんの思念は受信する。
  • Ｂさんの思念は反射して受信しないようにする。

って感じで、受信する『思念』を自由に選択できるってことかな？

もしくは、思念を反射してＣさんに受信させる、とかもできるのかしら。

 

これを応用すれば･･････。

例えば、念動力で操作されているオジギソウに使用することで、敵意を弾いて飛散させ無効化できる･･････？

むむむむむむむむむむむむ。

難しい･･････。

鎖を破壊する右手

心理掌握を防ぐ、食蜂操祈の天敵。

御坂美琴以外にも効かない人がいたのにビックリ！！

でも、だからこそ共闘するには相性が良いのかも。

  • 「わたくしは現副会長ですよ」
  • 「生徒の命を護る選択に後悔などあろうはずがありませんとも」

ガオさん、かっこいい･･････！！！

そして、その覚悟を迷うことなく信じ派閥員を託す食蜂さんも、また良き。

 

そして。

 

迫る氷柱の槍を前に、食蜂操祈は右手をかざす。

 

 

それはまるで、巨大な氷の華。

 

校舎を貫通し、破壊していく無数の氷柱。

 

超能力者（レベル５）、半端ない･･････！

先代の能力

一方、校舎１階にて。

御坂美琴は、異形の景色を目の当たりにしていました。

「十一次元を侵食して喰らう能力ってこと！？」

 

１１次元という概念、調べてみると理解できずとも面白い！

とあるシリーズでは、白井黒子が空間移動の能力を使用する際に１１次元上の計算を行っていますよね。

簡単に言えば、１１次元上で空間を移動することで、３次元上では瞬間移動しているように見えるって寸法です。

 

つまり、『先代の第一位』は１１次元を侵食しているので、遠隔地と次元が繋がってしまい、御坂美琴は遠くの景色が見えているってワケ。

たぶん、おそらく、きっとね！！！！！

 

なお、「異形」っていうのがなんなのかはわかりません！！

虚数学区と繋がっちゃってるのかな！？

そこからAIM拡散力場を集めて利用してんのか！？

（思いつきでてきとー書いててすみません･･････。）

 

物理的に攻撃しようにも、オジギソウで護られている『先代の第一位』には効果なし。

そこで、御坂美琴が採る手段とは。

 

一方、『先代の第一位』もそろそろ戦闘を終わらせる腹づもり。

「そろそろ終わりにしよう　模倣品（コピー）ども」

 

引用：とある科学の心理掌握 第15話｜コミックNewtype

国蝶の背中から、赤い極光（オーロラ）が蝶の羽のように広がります。

 

相対する警策も、背中から３本の昆虫の足が広がります。

これは、カマキリではないし、ヒメバチ･･････？

いやわからんな！？

クモ、蟻、蜂、カマキリ、カメムシ、トカゲ、トンボ等。

なんとなく、蝶の天敵を表しているのではなかろうか！！

 

直後、自身の鼻から流れる血を見て、国蝶舞結は呟きます。

「あは　最高ぉ･･･」

 

引用：とある科学の心理掌握 第15話｜コミックNewtype

え･････こわいっ！！！

でも顔が良い･･････。

美しさと狂気のマリアージュ･･････。

 

さて、こういう場面でいうと、①『A.A.A.を使用していた御坂美琴』や、②『能力を酷使させていた美山写影』が思いつきますね。

①は、能力者でありながら魔術を使用していたから。

②は、能力の酷使で赤血球が劣化し、酸素の運搬力が大幅に低下したから、と説明されています。

 

国蝶さんの場合はどっちなのか？

『先代の第一位』が使用する能力が、原石であり、魔術に類似するものであるならば、①に該当しそう。

そうでないなら、②に該当し、『先代の第一位』が国蝶舞結を利用して能力を使用することで、身体に負荷がかかっているって感じかな。

 

あ、でも単純に自身の能力を酷使しているだけって可能性もあるのか。

うーむ。

超電磁砲

状況を打開するための、御坂美琴の策。

「ゴリッゴリの飽和攻撃で抉じ開けてやるわ」

 

引用：とある科学の心理掌握 第15話｜コミックNewtype

これは脳筋！！

（って、心の中の食蜂さんが言ってました！！）

 

食蜂操祈の氷が校舎を貫くと同時、複数のコインが空を舞う。

 

打ち出されるは、超電磁砲（レールガン）の連射飽和攻撃！！！

 

 

かっこよすぎる～！！！！

これは、超電磁砲の獄門解錠編で天使型の竜を戦ってたときを思い出すなー！！！

（▶【とある科学の超電磁砲】漫画１２３話：駆引 ）

）

まとめ

校舎、全壊！！！！

みんな無事なの！？

１階にいたはずの紀伊＆芽生のコンビはどこに！？

 

といったところで、１５話が終了ー！！

情報過多で、かつてないほど頭の中が混乱を極めています！！！

説明回たすかるー！！

 

国蝶さんもそうだけど、警策看取（）ちゃんも自分の意識はしっかりあるみたいでひとまず安心！

そうなると、加巳野さんだけはやはり操られている可能性あるな･･････。

来月、フルネームを明らかになったりするのかな？

 

見所の多い今回ですが、一番はやはりこれでしょうか！！

新約 とある魔術の禁書目録(11) (電撃文庫)のオマージュ！！

 

個人的には、砕けた鎖の描写も好きでしたよ！

 

そして、やはり気になるのは『先代の第一位』について。

  • 国蝶舞結の『遺産レリック』は『万能結晶シンセサイズグリット』　輪転ドライブ。
  • 警策看取（）の『遺産（レリック）』は『支配箔化（アブソリュートリーフ）』　流転（スロットル。

同じ人物の能力なのに、名前が違う理由とは、いったい･･････。

 

ここで、『先代の第一位』の能力についてまとめておくか！

【能力により生じた現象】

  • 身体はないのに声を発する。
  • 研究員をのきなみ気絶させる。
  • 御坂美琴に幻覚のようなものを見せる。
  • 幻覚を無効化する。
  • 熱を奪って人も物も凍らせる。
  • 壁の中を炭素だらけにする。
  • 凍った水鞠を操り、氷柱状に変化させる。
  • 他人の肉体を乗っ取ることができる。
  • もしかしたら加巳野さんを洗脳している。
  • 美琴いわく「十一次元を侵食して喰らう能力」。

【遺産レリックの噂】

  • 「異能を食らう悪性腫瘍」
  • 「生命原理を回収する貴石」
  • 「時の組紐を掛け替える秘宝」
  • 大覇星祭のときに発生した『不在金属』に似た性質を持つ。
  • 『遺産』は２つ存在する。
  • 『遺産』の発見は、常盤台中学の選挙戦の隠れ勝利条件のひとつ。
  • 会長職と代々秘匿された謎の力を授けるお宝と言われている。

さらに追加情報！

 

ここでややこしいのが『障壁バリア』が誰の能力なのかってところ。

個人的には国蝶さん自身の能力（念動能力テレキネシス）っぽいと思っているけど、どうなんだろ。

ただ、国蝶さんの能力に攻撃能力はないと言われてたんだよな･･････。

 

さて。

最後に、『先代の第一位』の能力を予想しておきましょう！！

  • 『先代の第一位』の能力は、不在金属シャドウメタルを意図的に生成・操作・変換する能力。
  • 不在金属シャドウメタルを生成する際、虚数学区に浸食しているため、美琴には異形の景色が見えた。
  • そして、不在金属シャドウメタルとは能力ないしAIM拡散力場が結晶化したもの。
  • それを操作できるということは、つまり他人の能力を自在に引き出し、行使することができるということでもある。
  • 使用しているオジギソウは、不在金属シャドウメタルで作られた特別製で、能力を広範囲に伝えるためのもの。
  • それが散布された空間では（まさに空間そのものを掌握したかのように）自由自在に様々な能力が行使可能となる。
  • 食蜂操祈の能力を引き出すことで、凍結や洗脳、幻覚といった現象を発生させた。ただし、その負荷は食蜂操祈本人が負うため、本人に貧血の症状が出てしまう。
  • 国蝶舞結の能力は念動能力テレキネシスだが、本来の実力以上の能力を『先代の第一位』が無理矢理引き出しており、結果的に本人に負荷がかかってしまっている。
  • すなわち、『遺産』とは、他人の異能を喰らい、生命力を奪い、そして肉体を乗り捨て寿命から解き放たれた、「時の組紐を掛け替える」ことに成功したモノである。

 

さて、長くなりましたが、今回の感想はここまで！

最後に、今後のスケジュールをまとめておきましょう！

 

とある暗部の少女共棲の情報についてはこちらをチェック！

▶とある暗部の少女共棲 | とある魔術の禁書目録 | 書籍情報 | 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト

 

これまでの心理掌握の感想はこちらからどうぞ！　　

　▶その他　とある-心理掌握 の記事一覧

 

それでは、今回はこの辺で！

以上、みたか・すりーばーど（@zombie_cat_cut ）でした。

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