こんにちは。みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。
GWに入ったと言う事で、毎日少しずつ、『マンガUP!』で読んだ『とある魔術の禁書目録』の感想を1話ごとに書いているんですが、実はそれと並行して原作のほうも読んでいます! #おうち時間
原作1巻を読み終え、せっかくなので感想を少し書こうかな~と。
気になった方は是非買って読んでみてくださいね。
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
- とある魔術の禁書目録 とは
- 漫画との違い
- 各章のタイトル
- 神の奇跡を打ち消す幻想殺し
- 偽善使い
- ステイルの「能力者」発言
- インデックスは1年前、なぜ日本に来たのか
- 伏線?? 五行機関とか魔神とか悪魔とか
- 小萌先生のインデックスに対する質問は?
- まとめ
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。
現在、原作の最新刊はこちらの創約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)です。
とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ!
そして、旧約1巻はこちら~。
漫画との違い
- 御坂美琴に対する印象が悪い
- 腐った焼きそばパンに加えて、腐った野菜炒めを食べさせようとしたものの自分で食べる羽目に
- 上条当麻は自分のことを「偽善使い(フォックスワード)」と表現していた
- インデックスが上条家に帽子を忘れて行ったのを、上条当麻は気付いていた
- インデックスが上条家に戻ってきたのは、帽子をもとに上条当麻が襲われるのを避けようとしたため
- 小萌先生の住所は、青髪ピアスに教えてもらった
- 小萌先生「煙草を吸う女の人は嫌いなんですー?」
- インデックス治療の際には、救急車は自分が呼びに行くから、意識が飛ばないようにインデックスの話を聞いてあげてください、と伝えていた
- 小萌先生は、秒刻みに正確な体内時計を有している
- 小萌先生は、治療後のインデックスに何かしらの質問をしていた
- 宗教観の薄い日本人の小萌先生は、もう一度魔術を使用することはできない
- 魔導書は、写本の処分さえ両眼を糸で塗って脳の『汚染』を防いだ上に、洗礼を5年継続しないと毒が抜けない
- 魔導書の原典は、人の精神では処分できない
- 魔神の説明がある(魔術を極めすぎて、神様の領域にまで足を突っ込んでしまった人間という意味の、魔神。)
- 五行機関という組織の存在が示唆されている
- 上条vs神裂の際、インデックスはステイルから逃げ延びていた
- インデックスは『自動書記』が怖い
- 上条「鼻毛も銀髪なんだなーと」
- リミットまで12時間前に一度、小萌宅に魔術師2人が来たが、上条は重症のため、そこからリミット間際まで寝てしまっていた
- 神裂の忠告は、リミット間際、電話でなされていた
- ステイル「出来損ないの独善者が」「能力者(ヒーロー)気どりの異常者(ミュータント)が!」→「行け、能力者!」
- あきらめた上条当麻とインデックスの哀しい会話がある
- そこから、また小萌先生に電話して、完全記憶能力の嘘が発覚
- 竜王の殺息を見て、歓喜する上条当麻
- 『上条当麻は死んだ』
- ステイルからの手紙は、インデックスが読んでそのまま捨てていた
- 上条当麻は、カエル医者から事情を聴いていた
なんとなくの印象ですが、原作のほうは全体的に上条当麻とインデックスの恋愛描写が多いように感じますね。
今となっては、『とある』シリーズでこういう表現は珍しいのかもしれません!
各章のタイトル
序 章 幻想殺しの少年のお話 The_Imagine-Breaker.
第一章 魔術師は塔に降り立つ FAIR,_Occasionally_GIRL.
第二章 奇術師は終焉を与える The_7th-Egde.
第三章 魔道書は静かに微笑む "Forget_me_not."
第四章 退魔師は終わりを選ぶ (N)Ever_Say_Good_bye.
終 章 禁書目録の少女の結末 Index-Librorum-Prohibitorum.
魔術師はステイル。奇術師は、ワイヤーを使っていた神裂?
魔導書はインデックス。退魔師は上条当麻、ですね!
「FAIR,_Occasionally_GIRL.」とは、「晴れときどき少女」。笑
「The_7th-Egde.」は神裂の技、たぶん「七閃」のこと。
「NEver_Say_Good_bye.」では「絶対にさよならは言うな」という意味ですが、「Ever_Say_Good_bye.」だと「常にさよならを言え」かな? あんま自身ない・・・。
上条当麻の選択は前者だった??英語詳しくないから、わかんない~悔しい!
神の奇跡を打ち消す幻想殺し
謎① 神の奇跡を打ち消したことがあるのか?
魔術を知らなかった上条当麻が、なぜ神の奇跡(システム)という言葉を繰り返し使っていたのかは、よく議論される謎のひとつですね。
ただ、美琴との会話で出てきたように、学園都市が目指すものが『神』の領域と思われるので、『神』というワードを使用していたこと自体には違和感はないかも!
問題は、神の奇跡を打ち消したことあるのか?ということですかね~。
上条さんの詳しい過去が知りたいー!
謎② 幻想殺しが生まれつきと知っていたのはなぜ?
また、幻想殺しを生まれながらの力だと認識していたのはなぜか、という点も謎です。
異能の力のある学園都市に来て、初めて自覚できる能力のはずが、学園都市で開発されたものではない、と言い切れる根拠は何なのか。
単純に、身体検査で『幻想殺し』が認識されていないので、そう考えたとか??
『幻想殺し』を自覚したのはいつなのかがポイントなのかもしれませんね~。
結局、上条さんの過去次第・・・。
偽善使い
いくら何でも、出会って三十分も経たない女の子に地獄の底までついていく、とまでは思えない。かと言って、このまま何もなかった事にするのは、おそらく無理だ。
結局は偽善使い(フォックスワード)だよな、と上条は思う。
何の解決にもならないと知っていても、とりあえず『何かをやった』という慰めが欲しいだけなのだ。
引用:とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)(太字は筆者による。)
このとき、『偽善使い』という言葉を自嘲気味に使用していました。
そして、これはインデクッスを救うのをあきらめた際に使用していたもの。
ウソを、貫き通す。
何が正しくて何が間違ってるかなんて、もうどうでも良い。冷たいだけで優しくない、正しいだけで女の子の一人も安心させられない正義なんでもういらない。
上条当麻を表す名に、正義も邪悪も必要ない。
そんな名前は、偽善使い(フォックスワード)で十二分。
引用:とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)(太字は筆者による。)
これは諦めた際の発言ですが、上条当麻は、事件解決後も、自分の記憶喪失をなかったことにして、ウソを貫き通すことにしました。
うーん、これを『偽善使い』と呼んでいいものなのか・・・。
人によって意見は違いそうなので、解釈次第、ということでしょうか!
ちなみに!
「上条当麻を表す名に、正義も邪悪も必要ない。」というのは、ドラゴンの「二元論を超越する」という記号に対応しているのかと思ったんですが、どうでしょうか?
考えすぎ??
ステイルの「能力者」発言
ステイルが上条さんのことを「能力者(ヒーロー)気取りの異常者(ミュータント)」と呼んでいたにもかかわらず、最後には「いけ、能力者!」というの、すごい良い!笑
漫画では省略されていて、少しもったいない気がする!
インデックスは1年前、なぜ日本に来たのか
ここも謎ですよね~。インデックスは、アレイスター=クロウリーの『計画』にとって必要だったのかな?
上条当麻の成長のため、魔術師との交戦を増やす目的でインデックスを日本に誘き寄せた、という線もなくはない?
逆に、コロンゾンがアレイスターの『計画』を邪魔するために送り込んでみた、という可能性もあるかな?
どちらにせよ、大人の都合の良いように動かされてたのであれば、やるせない・・・。
伏線?? 五行機関とか魔神とか悪魔とか
五行機関は、結局『組織』ではないことが判明しているので、神裂の勘違いなのか、作者のミスなのかな?
『神浄の討魔』という真名を知っていたことと、何か関係があるのか!ないのか!
『魔神』については、実際に登場し始めるのは新約になりますが、1巻から存在自体は示唆されていたんですね~。
『神の奇跡を打ち消す』幻想殺し。 当初から、その相手となる予定だったのかも!
また、インデックスの首輪をさして、「悪魔の仕組み(プログラム)」と表現していましたね。
コロンゾンの仕組んだものなので、文字通り『悪魔の仕組み』だったことがは後で判明するわけですが、それが判明するのは新約18巻。
これも伏線だったとしたら、かまちーすごすぎ!笑
小萌先生のインデックスに対する質問は?
恋愛漫画とか、恋愛小説とか、恋愛映画とか。そういうのほとんど見ないんで、あれなんですが、これはもうアレしかないですよね!
しかし、小萌先生にはそういう対象がいないということに・・・。
インデックスは人生の途中から記憶を消去しているので、そういう感情に疎いというのはわかりますが、小萌先生もヒロインのはずでは・・・!
まとめ
はい。とりとめのない感想文になってしまいました!
自分の語彙力のなさに辟易しております・・・。
なんとか語彙力が増えないものかー!
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)でした。
なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。