こんにちは。みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。
漫画『禁書目録』を読み返してたついでに、原作3巻を読み終えたので、感想を少し書こうかと思います! #おうち時間
気になった方は是非買って読んでみてくださいね。
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。
現在、原作の最新刊はこちらの創約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)です。
とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ!
そして、旧約3巻はこちら!
各章のタイトル
序 章 レディオノイズ Level2
第一章 イマジンブレイカー Level0(and_More)
第二章 レディオノイズ Level2(Product_Model)
第三章 レールガン Level5
第四章 アクセラレータ Level5(Extend)
終 章 オンリーワン ID_Not_Found
第一章のタイトルは『Level0(and_More)』。この時点で既に、幻想殺し以外の力についての設定があったのかな?
あとがきでも書かれていたように、魔術については、あんまり出てきませんでしたが、なにやらエブリディマジックが用いられているとのこと。
なんか難しいですね・・・。笑
でも学園都市という舞台が生かされてて、個人的にはこういうのも好きです。
御坂美琴の性格
「弱いヤツがびくびくしながら生きるってのはアリだし強いヤツが威張って生きるのも道理だと思うわよ」。こう言いきれる御坂美琴は明らかな強者のポジション!
『あの御坂美琴は、あんな町のゴロツキや首輪のとれたチワワに追い回されるような男に負けたのか』って思われることを気にかけているのは、彼女が常日頃から注目されているしるし。
なかなか強いメンタルがないと耐えられませんよね。
というか、首輪のとれたチワワに追いかけられてる上条さん・・・。笑
「やるじゃない、上条当麻。」とか、思っている場合じゃないよ!笑
遺伝子と能力の関係
上条さん曰く、「一卵性双生児なら、似たような能力が発現する事は十分に考えられる」とのこと。
とある科学の一方通行に登場した飛雄まみ・ゆみの姉妹も、一卵性双生児で同じ「噴出球体(ボルカニックボール)」という能力を発現していました(参考)。
同一の遺伝子である『妹達』が全て同じ能力なのは、遺伝子が同じだからなのかも??
能力の種類は、遺伝子によって決まるとすると、後天的な要素は無関係ってことになるけど、どうなんだろー!
都市伝説
学園都市の名物、都市伝説!
『才人工房』については、最近、人気急上昇中のあの人が所属していましたね!
➤➤とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(10) (電撃コミックス)
さらに、アストラル・バディでも掘り下げられています。
なかなか、闇が深いです! 是非よんでみてください~。
そういえば、原作4巻の時点で、まだ統括理事会というワードが出てきていませんね!
この部分は、後から設定を変えた感じかな?
フラグ:小萌先生
「まぁ、上条ちゃんは入学した時からやんちゃでしたからねー。いろいろあったのですよー、いろいろ。うふふ、うふふふふふ」
やーん、と両手をほっぺたに当ててくねくねしている小萌先生を見てインデックスと姫神は同時に動きを止めた。心の中で思う、またかあの野郎。
小萌先生ともフラグを立ててた!
いったいなにが・・・。 1学期のサボリと関係あるのかな?
小萌先生のヒロイン回に、期待ですね!
インデックスや姫神秋沙は、この時点だと最新ヒロインにしか過ぎなかった・・・。
SYSTEM(システム)
「神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの───という事です。私達の目的は超能力の先にあるモノですからー。私達人間には世界の真理は分かりません。ならば話は簡単で、人間以上のステータスを持つ者が現れれば、神様の答えだって理解できるに決まっているのです」
引用:とある魔術の禁書目録(3) (電撃文庫)(太字は筆者による。)
小萌先生の子の話を聞いて、インデックスは『完全なる知性主義(グノーシズム)』を、姫神秋沙は『あるす。まぐな』を、それぞれ連想していました。
作中での説明をまとめると、こんな感じかな?
人間、天使、神様の身分階級をわかりやすく十段階評価した図、セフィロトの樹には、神様の事が書かれていない。それは、神様の領域は、人には表現できない概念であるから。
人間に理解できないのであれば、人間を超えた肉体を手に入れれば良い。人間は生成途中の神であり、己を鍛え上げる事で神の肉体を手に入れ神の業を自在に操る事ができる、とする異端の教義がグノーシズム。
アウレオルスもどうやらこの系統であり、『大いなる業(アルスマグナ)』とは『鉛のようにくすんだ人の魂を、黄金のごとき天使の魂へと昇華させる』術をいうとのこと。
それは星の瞬きに見えた
雷撃と聞くと恐ろしく痛いイメージがあるが、彼女にとってそれは優しい光だった。初めて力を使えるようになった夜の事は今でも忘れない。布団の中に潜って、一晩中パチパチと小さな火花を散らしていた。それは星の瞬きに見えた。大きくなって、もっと強くなったら、いつか星空を作る事ができるかもしれない、と本気で考えていた。
そう、大きくなる前の美琴なら。
引用:とある魔術の禁書目録(3) (電撃文庫)(太字は筆者による。)
電気を見て、星の瞬きと表現するセンス! おしゃれが過ぎる!
この部分は、御坂美琴=ヌイト説の根拠となっている部分ですね~。
「大きくなる前の美琴」っていうのは、つまり、『打ち止め』?
ストーリーの感想
ここまで、ストーリーについて全然触れていないことに気づきました。笑
でも、この御坂美琴のストーリーめっちゃ好きなんですよー!
原作だと上条さん視点ですが、とある科学の超電磁砲では御坂美琴の視点から描かれていて、彼女の心情がよくわかります・・・。
一方で、上条さんの心情については、やっぱり原作を読むほうがしっかりと伝わってきますね!
まとめ
感想書くのって難しいですよね・・・。
鎌池にとって重要なのは『正しい答えを見つける事』ではなく『あれこれルールを想像して楽しむ事』なのでこれでオッケーなのです。
いうことで、今回はこんな感じで終わろうと思います!
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)でした。
なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。