寝不足でしんどい!!!
どうも、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です!
5月10日、創約 とある魔術の禁書目録(8) (電撃文庫)が発売!
というわけで、1章ごとに感想を書いておりますよー!
2章までの感想はこちら。
今回は、第三章の感想を書いていきたいと思います!
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。
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【原作小説】
- とある魔術の禁書目録 全22巻セット
- 新約 とある魔術の禁書目録 全23巻 セット
- 創約 とある魔術の禁書目録 1-4巻セット
- 創約 とある魔術の禁書目録(5) (電撃文庫)
- 創約 とある魔術の禁書目録(6) (電撃文庫)
- 小説『とある科学の超電磁砲 (電撃文庫)』 (2022年6月10日発売)
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【コミカライズ・スピンオフ】
- とある魔術の禁書目録 28巻(2022年12月12日発売)
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- とある科学の超電磁砲(17)
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- とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ全4巻
- とある科学の一方通行 全12巻
- とある科学の未元物質(全1巻)
- とある魔術の禁書目録×電脳戦機バーチャロン とある魔術の電脳戦機 全3巻
- とある偶像の一方通行さま 全4巻
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- とある科学の心理掌握1巻(特装版)
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前回(第二章)までのおさらい
橋掛結社、学園都市、アレイスターの三者から追われることになってしまった上条当麻・アンナ=シュプレンゲル・アラディアの3人。
『橋掛結社』との交渉材料を確保するため、『機動戦闘車』で第十五学区を目指します。
3人は、道中ムト=テーベに2回襲われたものの、1度目はアンナ=シュプレンゲルの機転により。
2度目は、アンナ=キングスフォードの介入とアラディアの飛行魔術により、それぞれ逃走に成功。
しかし、ムト=テーベは諦めることなく、新たなる武器を発見し、再度3人のもとへと迫ります。
第三章の感想
幼女化シュプレンゲル
学園都市の兵器群から逃げ切り、なんとか地上に戻ってきた上条当麻ら3人。
しかし、アンナ=キングスフォードを見てしまったことで幼児退行してしまったアンナ=シュプレンゲルは、上条当麻に(文字通り)泣きついていましたね。
これ、シュプレンゲル嬢の探している「王」はキングスフォード女史でよくないか!?
いやシュプレンゲル側がしんどすぎるか・・・・・・・?
さて、困ったガキの面倒に馴れていた上条当麻のおかげで、「ややあって」元に戻ったアンナ=シュプレンゲルいわく。
「わらわは泣いてない最初からいつも通りだわ!!!!!!」
うんうん、おかわいいこと。
いやまさか、冗談でもアンナ=シュプレンゲルを可愛いと思う日がくるとは。
案外、上条当麻が「わらわの王」になったりするのかな?
第7学区
『学び舎の園』に沿って機動戦闘車で通過している上条当麻一行が見たのは、
の白井黒子と、
こ、この組み合わせは・・・・・・!!!
『冗談じゃありませんわよわたくしにはお姉様という唯一無二の女神が、ふわああーあっちからもこっちからも同じ顔した集団で一斉に包み込みゃれへえ脳がバグりうううっ!!!???』
こういうのが、ずっっっと見たかったのだ!
大型車進入禁止エリアを通過している機動戦闘車を注意しようとした白井黒子。
それを、何か察していた10032号(御坂妹)が止めてくれたみたいで、無事通過。
いよいよ、目的地だった第15学区に突入です。
こんな日が来るなんて
日が暮れた頃。
上条当麻とアンナ=シュプレンゲルは、穏やかな会話を交わしていました。
それは、クリスマスの頃にはまるで想像できないほどに。
「これ終わったらお前はどうするつもりなんだ?」という問いに対し、「『王』を探すわ」と答えるアンナ=シュプレンゲル。
「・・・・・・わらわという『悪性』を縛り付けてくれる『王』。いるかどうかも未知数だけど、もし仮にそんな存在がいればこの世界と折り合いをつけていける。見ての通り、わらわは放って置いても勝手に破滅と滅亡をもたらす存在だからね」
アンナの内心が、ようやく、少しずつ、わかってくる。
自分でやめられる程度だったら、解決策を外部に求めない。
自分で制御できないから、誰かに制御してほしい。
是非はともかく、そういう思想だったわけか・・・・・・。
- 「君臨するのはもう飽きたわ」
- 「人に何かを教えるのももううんざり」
- 「各々勝手に基本を飛ばすから結局派手に失敗していく」
この辺りは、以前から本人が言っていたこと。
しかし、わからないことも多くあり。
- 薔薇十字という魔術結社とはつまり結局なんなのか
- アレイスターが使っていたはずのエイワスの元の所有者とはどういう意味なのか
- アンナ=キングスフォードと呼ばれる謎の女性に脅える理由は?
だから上条当麻はすでに分かっている核心に触れた。
「いれば良いな、そんなヤツ」
はいここ一番好きなシーン決定です!!!!
ちなむと、この後のアンナの反応も良い。
紛う方なきヒロインです。
いやマジでハッピーエンドで頼むわ・・・・・・。
頼む・・・・・・。
目的地、到着
アンナ=シュプレンゲルがバックアップを残していたのは、シネコン。
規模の大きい、映画館の集まりのようなものらしい。
そして、手に入れた情報とは。
- 超絶者は『自分よりも他者を守る』ために存在する。
- ただし、それぞれが保護したい対象はバラバラ。
- そこで、彼らはとある存在を生み出そうとした。
ここまでは、既に出ていたもの。
重要なのは、ここからです!
「自分たちでいくら考えても答えを出せないから。複雑を極めたパズルを解いても解いても誰かが誰かの救済対象をどうしても削り取ってしまうから。・・・・・・たった一人で良い、自分達には答えを出せない問題を解いてくれる誰かさえ生み出せれば、この大きな世界は丸ごと救済できると考えた」
丸投げだー!!
創約8巻において重要なワードになってきそうだよね!
アンナ=シュプレンゲルの望みも、そういう意味では共通しているのかも?
ここまで聞いて、こう思った人も多いのではないでしょうか。
その生み出すべき「誰か」こそ、「アリス=アナザーバイブル」である、と!!
しかし、そうではありませんでした!!!
綺麗にミスリードに乗っかってしまった・・・・・・。
上条さんと同じ・・・・・・。
その名前は、後で判明するわけですが、ここでヒントをまとめておきましょう。
- 「はじめからその名は全員の目の前にあったはず」
- 「だからわらわは、ヤツらの計画を止めたいのよ」
- 特徴的な『十字架』の象徴。世を救う主。
- Ch、s・・・・・・。ーーーut・・・・・・。
- 「クリス・・・・・・?」
- 『十字を象徴とする聖者』の再誕
今おもえば、めちゃくちゃヒント出してくれてたな・・・・・・!!
三度目のムト=テーベ、2人目の魔女
ここにきて、ムト=テーベ、3度目の襲来。
今回は空母艦隊を丸ごと呑み込んで、巨大ロボット少女みたいな感じかな?
ロマン溢れる感じ、嫌いじゃないよ!
周囲の被害が一切なければ、だけどねー!!!!
もっとも、上条当麻らも今までとは状況が違います。
アンナ=シュプレンゲルの切り札となる情報を手に入れた今、交渉の余地あり!!
- 『橋掛結社』の計画には、超絶者1人も欠けてはいけない。
- それには、当然アラディアも含まれる。
- したがって、アラディアとムト=テーベが争うのは避けるべき!
そういう上条当麻の言葉は、間違っていない。
・・・・・はずでした。
「アラディアは、もう『次』がいるし」
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!???
いやいやいやいや。
えええ!?
そ、そんなことある!?
挿絵えぇえぇぇ!!!!
お、おおお落ち着け、自分。
まずは情報をまとめよう。
- 超絶者は、全員が『20世紀に活躍したアレイスター』の魔術をベースにしている。
- 十字教の三大派閥や魔神は『橋掛結社』を知らなかった。
- 同じ結社の人間なのに、何故か初めて会ったように敵の読み合いをしていた。
- そして、『2人目のアラディア』という存在。
ここから導き出される結論は?
- 『橋掛結社』は、つい最近そういう風に名乗り始めた魔術師の集団。
- 超絶者は、救世主を生み出す儀式魔術のため、各々がその役を演じていた。
- その中で再現性のない代用不能なイレギュラーとされたのが、純粋なるアリス=アナザーバイブルと邪悪なるアンナ=シュプレンゲル。
超絶者、コスプレヤー集団だったってコト!?
世界を滅ぼせる魔術師を量産できるとしたらヤバイやん・・・・・・。
と思いましたが、実際はそんな簡単でもなさそう?
衣装や格好だけでなく、食事、骨格、筋肉、表情、人相、内面、あらゆる面で日々努力を怠らず、骨の髄まで完璧に、悪魔や女神を着こなしていく。
すべては「世界の偏りなき救済」のために。
しかも、超絶者になるにあたってオーディションがあるとか。
どんな感じなんだろ?
アラディアに似た少女たちが、就活みたいな感じで面接官の前で魔術を披露したり・・・・・・は、ないかさすがに。
『橋掛結社』、思想自体は耳心地がいいし、領事館を用意できるくらいだから、構成員以外にも信者とか支援者とか、実は結構、人数が多いのかも?
そうでないと、候補者ひとり連れてくるのでも大変そうだし。
創約7巻で言われていた「強大な資金源」というのに関係していたり?
まとめ
と、長くなってきましたので『第三章』の感想は2分割したいと思います。
というわけで、『橋掛結社』や『超絶者』についてようやく判明した今回。
「あんなに凄まじい力を持った超絶者は、世界で何人もいない」「替えが効かない特別な存在」って、そりゃ思っちゃうよねぇ。
文字通り、『魔神』とは何から何まで違ってたわけ、か。
そうなると、逆に何故アンナ=シュプレンゲルとアリス=アナザーバイブルは替えが効かないのか、不思議に思えてくるね!
特にアンナ=シュプレンゲルの場合、マダム=ホロスに乗っ取られていたわけだから、単なるコスプレってわけでもないだろうし。
というか、そもそもアンナに『救世主の再誕』という目的もないから、『アンナ』という役を演じる必要性もないわけか!
アンナが何故『アンナ』を名乗っているのか。
そこに、アンナ=キングスフォードとの確執を知る鍵がありそうだね!
それでは今回はこの辺で!
続きの感想は明日以降に更新予定です!
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。
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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意んのでご注意くでさい。