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【考察】インデックスはアレイスターの娘『ローラ・ザザ・クロウリー』説の5つの根拠とは【禁書目録】

こんにちは!

みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

旧約1巻に登場してから現在まで、ずっと明らかにされていないインデックスの素性。

けっこう前から言われているのは、『インデックスはアレイスターの娘』説ですよね!

いろいろと根拠となりそうなものがあるようで、なかなかの有力説!

そこで今回は、そのインデックスはアレイスターの娘』について検討していきたいと思います!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある魔術の禁書目録 とは

鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品である。2020年2月現在、電撃文庫KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されている。 

とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ!

漫画版の最新刊 とある魔術の禁書目録(23) (ガンガンコミックス)もあわせてどうぞ~!

無料でとあるシリーズの漫画を楽しむ方法はこちらで、無料でアニメを楽しむ方法はこちらで、それぞれまとめていますよ~。

アレイスター=クロウリーの子供

元ネタ・史実のアレイスターの子供は複数いたようです。

その中でも、妻ローズ・ケリーとの娘は2人!

このうち、リリスについては既に登場していますので、インデックスの正体としてありえるとしたら『ローラ・ザザ・クウリー』のほうですね。

第一子 リリス

フルネームは「ニュイ=マ=アサヌール=ヘカテ=サッポー=イザベル=リリス」。

第7巻の時点で既に存在が判明。

1904年に生誕し、数年後に腸チフスでこの世を去った(史実では生誕1904年、没年06年)が、エイワスは死ぬ運命にあるリリスの構造・存在を前もって読み取り、「生命力」を位相に退避させていた。

エイワスがローズの体を介してアレイスターに「法の書」を口伝したのは1904年である。その頃、ローズは既にリリスを身籠っていた。

エイワスの手によって「剥き出しの生命力」だけで現世に再誕する事になる。

第二子 ローラ・ザザ

元ネタ・史実では、1907年に生まれ1990年に死亡。

彼女が生まれたその後すぐに離婚が成立。ローラはまだ幼い頃にローズが引き取り、魔術とは関係ない世界で暮らしたと記録されている。

作中では名前のみ登場しており、大悪魔コロンゾンがローラの体を乗っ取ったと嘘をつき、『ローラ=スチュアート』を名乗っていた。

ローラ=スチュアート

イギリス清教の最大主教(アークビショップ)であり、必要悪の教会(ネセサリウス)の魔術師のトップも兼ねる女性。

インデックスの記憶を一年周期で消さなければいけないルールを作った張本人。

20年前から同じ姿を保ち続けており実年齢は不明。

イギリス清教最大主教として初めて資料の中に出てくるのは1909年。

その正体は大悪魔コロンゾンであり、1909年にアレイスター=クロウリーが召喚する前に、メイザースによって召喚されており、クロウリーを破滅に導く旨の契約を交わしていた。

イラスト担当のはいむら先生曰く、デザインは大学生くらいの歳のインデックスをイメージして作られているとのこと。

髪留めや雨傘などもインデックスの造形が基本らしい。

コロンゾン

インデックスはアレイスターの娘『ローラ・ザザ・クロウリー』説

根拠① インデックスとアレイスターの容姿が似ている

ここから、根拠を見ていきたいと思います!

まずは容姿から。

インデックスは、腰まで届くほどの長いストレートの銀髪とエメラルドのような緑色の瞳、白い肌に小柄で華奢な体格で、整った顔立ちをしています。

対して、アレイスターも同じく銀髪で緑色の瞳

他人のそら似の可能性もありますが、親子の可能性もないとは言えないですよね!

根拠② コロンゾンは当初から『ローラ=スチュアート』と名乗っていた

大悪魔コロンゾンは、アレイスターへの嫌がらせのためにローラの体を乗っ取ったと嘘をつき、『ローラ=スチュアート』を名乗っていました。

ローラ=スチュアート』がイギリス清教最大主教として初めて資料の中に出てくるのは1909年。

一方、史実のローラ・ザザ・クロウリは1907年に既に生誕しています。

コロンゾンがアレイスターに破滅を導くため、ローラの体を乗っ取ったと嘘をつこうと決めていたのであれば、コロンゾンがローラ・ザザ・クロウリー(当時2歳)の成長後の姿をイメージして『ローラ=スチュアート』の肉体を準備していた、という可能性は高そうですよね!

この場合、コロンゾンはローラ=ザザを放っておくと、自分がアレイスターと会うまでに、本物が勝手に再会してしまうおそれがあります。

そこで、自分の手元に置いておこうと考え、ローラ=ザザ禁書目録として運用し、イギリス清教として厳重に管理することを思いついた、と考えることもできますね・・・。

根拠③ コロンゾンのデザインは、大学生くらいの歳のインデックスをイメージして作られている

そして、そんな『ローラ=スチュアート』ことコロンゾンのデザインは、大学生くらいの歳のインデックスをイメージして書かれているそう。

つまり、

ローラ・ザザ・クロウリー(当時2歳)の成長後大学生インデックス

すなわち、

ローラ・ザザ・クロウリーインデックス

という式が成り立つことに・・・!?

根拠④ 素性不明なインデックスの年齢

インデックスの本名や出身は不詳で、年齢も、見た目が14~15歳程度としか言われていません。

でも、10万3001冊もの魔導書を記憶するのにかかる時間から考えると、インデックスの年齢が14~15歳程度というのはありえないのでは??

詳しくはこちらの記事で検討していますが、いろいろな条件で魔道書を記憶するのにかかる時間を調べてみた結果がこちら!

  スピード 条件 年数
一般人 400~600文字/分 休みなし 77年
  1冊1時間 休みなし 12年
  1冊30分 休みなし 6年
  1日1冊   283年
  1日3冊   95年
  1日6冊   48年
  1日10冊   29年

大量の防御機構(宗教防壁)を格納しているとはいえ、『猛毒』を放つ魔道書を読む以上は、数分で読めるわけではない・・・はず!

睡眠時間や移動時間、準備時間を考慮すると、魔道書を読んでいない時間が少なすぎてインデックスの年齢が見た目通り(14~15歳程度)というのはありえないのではないでしょうか・・・?

ということで、1日3冊あたりが人道的で妥当な線と考え、インデックスの本当の年齢は100歳を超えていると予想(妄想)しました!

そう考えると、1907年に生まれたローラ・ザザ・クロウリーであったとしても不思議ではない・・・ですよね!?

根拠⑤ リリスの発言「悪魔に支配されている私の妹」

新約19巻にて、リリスは「悪魔に支配されている私の妹」と発言していました。

これは、コロンゾンがローラ・ザザを乗っ取ったということが嘘であると判明していない段階での言葉でした。

なので、リリスもコロンゾンの嘘に踊らされていただけとも思えます。

しかし、その「妹」がローラ(コロンゾン)とは一言も言っていません。

その際、近くにいたインデックスを指して「」と言っていた、という可能性もある・・・かもしれないし、ないかもしれない!笑

まとめ

というわけで、時系列をまとめるとこんな感じ!

  • 1904年 リリス誕生
  • 1906年 リリス死亡(仮)
  • 1907年 ローラ・ザザ(=インデックス)生誕
  • 1909年 コロンゾンが『ローラ=スチュアート』を名乗り最大主教
  • 19ーー年 コロンゾンがローラ・ザザを誘拐、禁書目録の仕組みを構築

一応、矛盾なく説明することも可能かな・・・?

なぜ成長が止まっていたのか、長生きできているのかについては、一応こちらの記事んほうで検討していますよ!

▶▶【考察】インデックスの本当の年齢は○○才!?10万3000冊の魔道書記憶に必要な時間から考える!【禁書目録】 - sky depth

今回の結論(妄想)
コロンゾンは、アレイスターを破滅に導くための一手段として、ローラ・ザザ・クロウリー(当時2歳)の成長後の姿をイメージして自身の肉体を準備した。 その後、イギリス清教の最大主教ローラ=スチュアート』として活動を開始。 本物のローラ・ザザ・クロウリーを誘拐し、禁書目録としての仕組みを構築した。
今回はこんな感じで! 妄想色が強めですいません!

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。