こんにちは!
みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。
9月13日~18日頃といえば、とあるシリーズの作中でいうと、劇場版「とある魔術の禁書目録―エンデュミオンの奇蹟―」!
とあるシリーズでは唯一の劇場版でありながら、原作の謎とも深く関わっているので、繰り返し見たくなってしまいますよね!!
今回は、その劇場版の漫画版(コミックス)を読んだので、その感想を書いていきたいと思いますよ~。
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。
現在、原作の最新刊はこちらの創約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)です。
とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ!
漫画版はこちらから!
円盤はこちらからどうぞ~!!
魔術用語の一覧&解説
【エンデュミオン】
ギリシャ神話で、月の女神セレネに愛された羊飼いの美少年。 不老不死と永遠の眠りをゼウスに与えられた。
【予言巫女/シビル】
主にアポロンの神託を受け取る古代の地中海世界における巫女のこと。
【アリュアドネの糸】
ギリシャ神話で、クレタ島の王ミノスの娘。 怪物退治に迷宮へ入るテセウスに、脱出用の糸を与えたことから、難問を解決する鍵を「アリアドネの糸」という。
【アンブロシア】
ギリシャの神々の食べ物や飲み物を指す言葉であり、その食べ物を食べれば人間は不老不死になれると信じられていた。
こうやってみると、ギリシャ神話の『不死』がキーワードになっていることがわかりますね~。
魔術用語がわかると、内容もより深く理解できたような気がする!
レディリー=タングルロード
鎌池氏によれば、レディリーは十字軍の遠征で負傷した兵士を助けた際にもらった「アンブロシア」を食べたことで不老不死となったらしい。
しかし、そのせいで身体のサイクルがねじれてしまい、生命力が身体を循環している。
このため、生命力を魔力に変換する必要のある魔術を使えず、
魔術の使用には代理を立てる必要があるとの事。
とあるシリーズ/禁書世界において、魔力は生命力から精製されます。
それが乱れているとなると、たしかに魔力が精製できなくとも不思議ではないですね!
ただ、ここで気になるのが、『魔術を使用できない』というインデックスとの共通点。
ステイルいわく、「そもそも生命力を練って魔力を作る力がない」「魔力の回復なんてありえない」と言われていましたが・・・。
インデックスが生きている以上、生命力はあるはずなのに魔力の回復がありえないというのは一体、どういうことなの・・・!?
以前、こちらの記事では、インデックスの本当の年齢が100歳を超えているのではないかと考察しました!
▶▶【考察】インデックスの本当の年齢は○○才!?10万3000冊の魔道書記憶に必要な時間から考える!
不老不死ゆえに、魔術を使用できないレディリー=タングルロード。
インデックスが魔術を使用できない理由は、もしかしたらレディリーと同様、生命力を循環させているからなのかも・・・!?
ただし、インデックスはレディリーを見て、『生命力の循環』に一瞬で気付いていました。
自分のことに気付かないのは不自然なようにも思いますので、理屈は違う可能性も否定はできない・・・。
でも、
という戦いの構図と、それぞれの共通点からすると、可能性がゼロではない・・・気がする!
『願いの力』
- 能力者のものでなくとも、人の願いというものは主観を歪めてしまう。
- 複数の願いが同一の指向を与えられれば、それは因果律に干渉しうる力になる。
- オリオン号事件においては、呪術的な力を帯びた『歌』とオリオン号に施されたレディリーの術式の相乗効果で願いの指向が誘導され、その結果、願いの力は1人の少女の因果律を分断し、別れさせた歪みの力で多くの人の運命を変えた。
- エンデュミオンの崩壊も、2人が1人に戻ろうとする際の歪曲により運命が変えられた。
アレイスターのいうことをまとめるとこんな感じ!
幻想殺しで消えなかったことからすると、超能力でも魔術でもない『第三の法則』ともいえるかもしれません。
『願いの力』については下記の記事で詳しくまとめていますので、よかったら!
▶▶【考察】鳴護アリサが幻想殺しで消滅しなかった理由とは?『願いの力』
『かわいい』が溢れている
ここまではちょっと難しい内容だったので、ここからは単純に思ったことを!
まず、衣装が全体的にかわいい!
鳴護アリサの衣装はもちろん、佐天・初春・美琴のアイドル衣装も最高ですよね・・・。
個人的には、レディリーのゴシックな衣装も好きです。
魔術サイドでいうと、魔女3人組のビジュアルも良い・・・。
劇場版だけでしか登場しないのがもったいないくらい!
そういう意味では、漫画版よりもカラーで見れる映像に利点がありますね!
『歌』がストーリー上、重要な役割を果たしているし、クオリティもめちゃ高いので、その点でも映像のほうがいいかも・・・。
でも、漫画版には、映像ではカットされた部分や修正された部分もあるそうなので、両方見るのが一番だね!
まとめ
以上、漫画版『エンデュミオンの奇蹟』の感想でした~!
ちなみに、自分の中での一番のおもしろポイントは『神裂火織の自由落下シーン』かな!
映画館で見てたときも思わず笑っちゃったような記憶が・・・。笑
改めて読んでみると、全員集合!って感じがして興奮するし、ストーリーも最高だし、原作と関わる謎もあるし、音楽のクオリティも高いし・・・。
素晴らしい映画だな~と、改めて思いしらされました!
というわけで、今回はこの辺で!
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)でした。
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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。