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【とある暗部の少女共棲(2)】第四章『その鎖は食い千切るためにある』【感想(ネタバレ注意)】

どうも、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です!

 

とある魔術の禁書目録、スピンオフ小説。

とある暗部の少女共棲アイテム第2巻が発売ー!!!!!

 

これまでの感想はこちらから!

【とある暗部の少女共棲(2)】試し読み(序章~第1章途中まで)【感想】

【とある暗部の少女共棲(2)】『第1章』途中~『行間 二』まで【感想】

【とある暗部の少女共棲(2)】第二章『嵐の接近』【感想】

 

前置きはなし!

第四章の感想を書いていきたいと思いますよー!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある魔術の禁書目録 とは

鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。

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【原作小説】

【コミカライズ・スピンオフ】

前回までのあらすじ

麦野沈利むぎのしずりの研究所にて待ち伏せしていたアイテムのところへ、太刀魚たちうおメアリーが襲来し、フレンダ=セイヴェルン絹旗最愛の2人がダウン。

滝壺理后のおかげでなんとか撃破に成功するも、そこに鮎魚女あいなめキャロラインが登場。

麦野沈利むぎのしずりとの戦闘が始まります。

第四章『その鎖は食い千切るためにある』

予測不能世界線

8月7日午前0時。

第14学区にある麦野沈利むぎのしずりの能力研究所にて。

正体不明の空間移動を使用する鮎魚女キャロライン麦野沈利むぎのしずりは苦戦。

彼女の能力は能力は『念写能力ソートグラフ』のはずですが、いったいどういう理屈なのか?

彼女の『念写能力ソートグラフ』は、「目に見えない電子の流れから未来をシミュレーションして磁力で描き出す」もの。

 

それをどう利用すれば空間移動ができるのか、皆目見当つきませんが!?

では、気になる答えはこちら!

アイテム4人の『まばたき』を同時に誘発し、そのタイミングに合わせて一歩だけ前にダッシュする。

これです!!!(?)

能力は使っておりませんでした。

 

ちなみに、1回のまばたきの速さは平均で約0.1秒らしい。

そんで、100m走の世界記録が約10秒くらいなので、0.1秒で約1mほど移動できる計算になりますね!(普通の人間なら)

キャロ様の場合、その瞬間に物陰に隠れて姿を消すことで、空間移動を演出しているわけですね!

なんなら、身体強化の手術を自分にも施していそうだし、もっと早いかも?

 

ただし、それを解明したところで状況は変わらず。

そもそも未来をシミュレーションできる鮎魚女キャロラインは、事前に全てを見通してから現場へと来ています。

全てはキャロ様の掌の上・・・・・・。

 

「ほんとにそう?」

その言葉とともに『原子崩し』が暴走しはじめる。

「・・・・・・フレンダときぬはたを助けたい。むぎのには口が裂けても言えないでしょ?」

 

そんな中、確かに声があった。

 

「だから代わりに言ってあげる。私は『アイテム』の一員、むぎのにできない事を補うのが私の役割なんだしね」

 

引用:とある暗部の少女共棲(2) (電撃文庫)

『体晶』を空中に散布して麦野に吸引させ、意図的な暴走を促す。

念写能力ソートグラフ』にも写らないような無秩序な暴走。

 

そんな方法でクリアできるとは・・・・・・。

実質、ハニークイーンを2人とも倒してる。

滝壺理后、MVP確定!!!

水上バイクの時もそうだったけど、むぎのにできないことをやる滝壺さん、麦野への理解度が高くないとできないし、最高の関係性だよな~。(未来に目を背けながら)

 

そういえば、美山写影くん(超電磁砲)の場合、予知を覆すには『空間移動』でなければ無理でしたね。

となると、鮎魚女キャロラインの場合は、やっぱ予知というより『高性能なシミュレーション』って言うのが正しいのかな。

つまり、『研究所』『台風』『麦野沈利の性格』『能力の性質』『1対1』。

こういった、あらかじめ想定していた条件下で未来をシミュレーションしているから、その条件から逸脱した事象が発生した場合、対応できなくなる・・・・・・感じ?

しらんけど!!

呪詛

麦野沈利むぎのしずりと、瀕死の鮎魚女キャロライン

互いに吐く言葉は、まるで呪いのようで。

  • 「このちっぽけな暗闇で、アンタは一人ぼっちにされる」
  • 「アンタは正義側に立って自分の可能性を全て失った」

天才研究者を失えば、この先『原子崩し』は成長できずに追い抜かれていくだけ。

『暗部』でも生き残れない。

 

未来をシミュレーションできる鮎魚女キャロラインの言葉は、あるいは真実だったのかもしれませんね。

しかし、この時の超能力者レベル5に言葉は届かず。

これで終わり。

まとめ

というわけで、短いですが、第四章の感想でした!

 

麦野の言葉で顔を歪ませた鮎魚女キャロラインは、最後何を思ったのか。

なかなか想像するのが難しいです。

これ国語の問題だったらかなり難問だろうな!!

 

なにはともあれ事件は一件落着!

次回は、終章・あとがき等の感想です!

 

最後に、今後のスケジュールをまとめておきましょう。

 

それでは、今回はこの辺で!

続きの感想は明日以降に更新予定です!!

 

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意んのでご注意くでさい。