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[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

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【とある暗部の少女共棲(2)】終章『もしここで、何かが一つ変わってくれたら』その他【感想(ネタバレ注意)】

どうも、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です!

 

とある魔術の禁書目録、スピンオフ小説。

とある暗部の少女共棲アイテム第2巻が発売ー!!!!!

 

これまでの感想はこちらから!

【とある暗部の少女共棲(2)】試し読み(序章~第1章途中まで)【感想】

【とある暗部の少女共棲(2)】『第1章』途中~『行間 二』まで【感想】

【とある暗部の少女共棲(2)】第二章『嵐の接近』【感想】

【とある暗部の少女共棲(2)】第四章『その鎖は食い千切るためにある』【感想】 

 

少女共棲の感想はこれでラストになります。

今回は、終章、あとがき、さらにその後の部分について、感想を書いていきたいと思いますよー!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある魔術の禁書目録 とは

鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。

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【原作小説】

【コミカライズ・スピンオフ】

前回までのあらすじ

麦野沈利むぎのしずりの研究所にて、相対したハニークイーンとアイテム。

滝壺理后たきつぼりこうの活躍により、太刀魚たちうおメアリー鮎魚女あいなめキャロラインがの2人の撃破に成功しました。

終章『もしここで、何かが一つ変わってくれたら』

8月8日。

台風も去って、平和な学園都市。

 

麦野沈利むぎのしずりは『電話の声』から事後報告を受けていました。

  • 『半年前に鮎魚女キャロラインが研究所から弾き出された時、裏で密かに第六位が暗躍していたらしい』
  • 『悪党が触れてしまえば超能力者レベル5であっても死ぬ。実際今までいくつかのケースは断片的に見てきたわ』
  • 『安全地帯、時系列や事象の順番、神様のシステム、そうい目には見えない何かを脇にどけてでもヤツは悪党の人生にトドメを刺す』
  • 『アンタ近づいてるよ、こいつときたら』

『暗部』の天敵第六位。

これは、登場を期待しちゃってもいいんですか!?

というか、そもそも『少女共棲3巻』も出してくれるってことで良い!?

いつになるかはわからないけど、待ってます!!!!

 

ところで!!!!!!!!!!

結局、2巻通して『藍花悦』という名前は出てきませんでしたね。

これは本格的に1年の間に『代替わり』している可能性が出てきたか?

『先代の第6位(暗部の天敵)』が今後、麦野沈利むぎのしずりと交戦するのであれば、負けて死亡した可能性はあるわけだしな。

 

さて、『電話の声』との通話が終わった麦野沈利むぎのしずりは鼻歌を歌い、ご機嫌な様子。

取り出したのは、Angelicaに関する研究データ。

「・・・・・・ま、最強への道はここから再起動リブートかな?」

 

引用:とある暗部の少女共棲(2) (電撃文庫)

あー!!!

だから、キャロ様の呪詛が聞いてなかったのね。

秘技、呪詛返し!!

あとがき

あと、行間パート、もしキャラ弁の話が初めて出てきた辺りでほだされてしまった人がいるなら、あれは『オタクに優しい家庭的なギャル』という機能の詰め合わせでしかないので注意するように。10歳の天才ネット詐欺師ちゃんにまんまとやられてしまいますよ!

 

引用:とある暗部の少女共棲(2) (電撃文庫)

ふぐぅ・・・・・・!!

それは効くぜ・・・・・・。

10歳に騙されないよう注意いたします・・・・・・。

 

それと、「どっちが怖いと思いました?」という質問がありましたね!

個人的には、鮎魚女キャロライン!!!!

やばい精神性に加えて、脳みそになんか書かれる能力がキチいぜ・・・・・・。

その後

あとがきの後、物語の続き。

まずは、『電話の声』亡本裏蔵の通話シーン。

  • もともと無用の長物だった14学区の研究施設は封鎖。
  • 麦野沈利滝壺理后は、異なる始点から『超能力者レベル5を生み出す』という同一の最終到達地点が設定されている。
  • 互いを高めて潰し合わせるための檻が、アイテム。
  • 今後は通常観察。統括理事会で承認される見込み。

この流れで、統括理事会直下の実行部隊となった感じね。

いやそれよりも。

麦野沈利滝壺理后、そういうことだったのかよ・・・・・・。

最悪だよ!!

でも、結果的には亡本しゃんは第一位の逆鱗に触れることになるので、その目論見は泡となって消えたと判断して良い?

ナイスだ!!

 

 

 

次は、夏祭りに来たフレンダ麦野のシーン。

「これ以上能力が伸びないって何だよ」

普段は絶対に見れない麦野沈利の姿。

その理由は、フレンダにも理解できるもの。

そういえば、子供の頃は無限の可能性を秘めてて、将来は色んなことができるんだろうなって思ってたけど、大人になるにつれて色んなところで成長の限界が見えてきて。

人は、そうやって大人になっていくんだろうな。

 

しかし、それを早い段階で突きつけてしまうことは、果たして善か悪か。

つまりは。

あの小さな研究者は呪いの成就を確信していた。

研究データがあってもそれを実現できる研究者も、施設もなくなった。

ここから先は成長しない。

 

だけど、そんな言葉をフレンダは否定する。

まるでどこかの超能力者レベル5みたいに。

そして彼女は。

「結局、何があっても私は麦野を裏切らないから」

 

引用:とある暗部の少女共棲(2) (電撃文庫)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・。

よ、夜空にあがる花火が綺麗だな~。(現実逃避)

 

 

 

いやキツいって!!!!!!!!!!

言ってはいけない一言。致命的な言葉。

今回の件で、麦野はアイテムを信用できる仲間として認識しはじめていたわけで・・・・・・。

元々の『過剰な防衛本能』と相まっての結末・・・・・・。

胸が苦しい・・・・・・!!!!!!!!!!

フレンダぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

まとめ

というわけで、少女共棲の感想はこれにて終了です。

1巻のラストの方は、驚きや衝撃が凄まじかったですが、今回はこうきたかぁ・・・・・・。

 

でもなんか、続きの3巻が出そうな予感がするよね!

1巻が、2023年3月10日発売。

2巻が、2023年8月10日発売。

脅威の刊行スピードですが、3巻が出るとしたら来年かな?

まだなんの情報もでてないから、これで完結の可能性もあるけど。

コミカライズもあるしね!!

楽しみー!!!

 

さて!

最後に、今後のスケジュールをまとめておきましょう。

 

それでは、今回はこの辺で!

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意んのでご注意くでさい。