こんにちは。みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。
とある魔術の禁書目録 外典書庫(2) (電撃文庫)が発売されましたね~!
現在読み進めているんですが、なかなか読み応えがあって楽しい!
前回は、学芸都市編の感想(前編)を書きましたが、今回もその続き!
学芸都市編の感想(後編)です!
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品。2020年2月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されています。
現在、原作の最新刊はこちらの創約 とある魔術の禁書目録(2) (電撃文庫)です。
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前回までのあらすじ
広域社会見学としてアメリカの『学芸都市』にきた御坂美琴、白井黒子、初春飾利、佐天涙子の4人。
そんななか、佐天さんは、ショチトルの事情を探るために単独行動に出てしまい、学芸都市の施設に侵入してしまいます。
『汚染注意』と書かれた部屋をのぞいてしまった上、『係員』に見つかってしまった大ピンチの佐天さん・・・はたして無事なのか・・・!
第五話
絶体絶命佐天さん
佐天は学芸都市の『経営陣』の判断を待つため、翌朝まで『係員』に監禁されていたようです。
結論は、無情にも『口封じのために事故に偽装して殺害』に決定してしまいます・・・。
一方、翌朝になっても姿を見せない佐天を心配になった3人は、読心能力(サイコメトリー)の少女に協力を求め、捜索を開始。
しかし、その少女の能力では「学芸都市に潜む秘密を突き止めようとホテルから出て行った」というところまでしかわかりませんでした・・・。
いわく、「複数の残留思念が混ざりすぎて、どうせ全部ノイズになる」とのこと。
友達の命がかかっているからか、「役立たずが」という言葉を呑み込む美琴ちゃん、ちょっと怖い・・・。
そこから、美琴も苦戦しそうな暗号を初春が瞬時に解読し、佐天さんのいそうな場所を特定!
すぐに急行しようとしますが、『雲海の蛇』が襲来し、学芸都市はパニック状態に。
混乱の中、ビバリーの助けを得て、遠回りをしながらも佐天さん救出に向かいます。
助けたのは・・・
『係員』オリーブに殺されかけていた佐天さんを助けたのは、トビウオに乗って学芸都市に襲来したショチトルでした!
ナイスタイミング!!
ショチトルは、
- 『太陽の蛇』が動く。着弾すれば学芸都市の87%が死ぬ。
- 海底トンネルとヘリポートは爆破済み。
- 人を死なせたくなければ『救命艇』を動かす手段を見つけ出せ。
というヒントを与えて、すぐに去って行きました。
どうやら、学芸都市は、学園都市とは異なるアプローチでの超能力の開発を目的として、ショチトルたちの技術を調べていたよう。
佐天は、超能力とは別物と感じていたことから、ショチトルたちの使う力は魔術で間違いなさそうですね!
第六話
混乱の学芸都市
無事に佐天を救出し、ホテルの一室にて、今後の方針を話し合う4人。
初春が長時間ハッキングを続けていたことに気付いた学芸都市の『係員』が、そこを強襲するも美琴&黒子により簡単に撃破されてしまいました。
鮮やかなお手並み!
この2人の息が合った連携いいですね~、言わずとも通じ合っている感じ!
どうやら、ショチトルたちに襲われている学芸都市は、現在かなり弱体化してしまっているようです。
そこで、御坂美琴は学芸都市の戦力を削ぐことで『救命艇』を使用させるため、主要な戦闘用施設を破壊しに動きます。
クライマックスが近そうですね!
世界の警察
学芸都市が超能力の開発を目指していたのは、『世界の警察』として君臨し続けるため。
『世界の警察』として、新しい時代の、新しい危機と戦うため。
学園都市は、科学技術が20~30年ほど進んでいるだけで、近い将来、世界が学園都市のようになって、能力者が珍しいものではなくなるかもしれない。
そういった超能力のある世界で、全く新しい戦乱の時代が幕を開けるときに備える必要がある、ということですね。
このような学芸都市の言い分に対して、美琴は「世界中の人達は、それぞれの世界できちんと戦ってる」「本来、能力者っていうのは別に災いの種なんかじゃない!!」と、叫んでいました。
これは、兵器のように扱われることが多いレベル5の美琴だからこその、大人の世界に向けた願いのような言葉なのかもしれませんね。
学園都市の統括理事長 vs 学芸都市の経営陣
学芸都市の『経営陣』は、アメリカ本土の軍隊を要請するも、逆にプロジェクトの凍結を言い渡されてしまいます。
そこに学園都市の統括理事長から、増援の提案の通信が入り、圧力が入ったことを悟る『経営陣』。
アレイスターまさかの登場!!
『例えば、学芸都市そのものが海の藻屑となった場合、貴様達はそれでもアトラクションショーでごまかせるのかね?』
つまり、ショチトルが所属する組織は、『太陽の蛇』で学芸都市そのものを海の藻屑にしようとしているということか!
なんでアレイスターがそんなことを知っているのかはともかく、学園都市としても、レベル5が学芸都市に滞在しているので、これを放っておけないようですね。
果たしてどうなるのか・・・!
第七話
御坂美琴の思惑は成功したようで、学芸都市ではビバリー主導で避難誘導が始まりました。
しかし、早くも戦闘は開始した上、さらに島の反対側を狙って新たな敵機『太陽の蛇(シウコアトル)』×4が襲来。
防衛力を削がれて対応できない学芸都市の『係員』は、美琴に協力を要請し、美琴&黒子が対応することになりました。
完全にギャグ要員となっていた黒子、ついに活躍の出番だー!!
沖合にて戦闘を開始し、順調に敵機×2を破壊した2人ですが、5機目にして本体となる『太陽の蛇』の宇宙からの爆撃を受けてしまいます。
さらに『雲海の蛇』の追撃を受けて、海上にて黒子は気絶・・・。
黒子の退場が早かった・・・!
ピンチとなった美琴でしたが、そこで周囲の環境に違和感を覚えます。
何故だか、『操れる範囲』がやけに広がっていた。まるで空間そのものへ見えない感覚的な触腕や神経を伸ばしているような状態。美琴を中心に、前後左右、水平線の先まで何もかもを操れるような、不可思議な感触がある。
美琴は、粒子と粒子の間を繋ぐ微弱な力、静電気を利用して大量の水分子を操り、それを経由して海水へと命令を飛ばします。
そして・・・、バーナーのように青白い光の、水でできた刃物のような翼を背中に出現させました!
挿し絵を見る限り、天使っぽくはないですが、なんと美琴も飛ぶことが可能に!!
美琴自身にも詳細は不明と書かれており、特定の限定的な条件下でしか翼は維持できないようですね。
これ映像で見てみたい~!!
どうにかしてアニメにならない・・・?
第八話
決着
残り1機となりながらも『太陽の蛇』は、ついに学芸都市に突入。
海上の『太陽の蛇』がパラボナアンテナとなり、その場所に向かって宇宙からの大規模爆撃がふって来る、という仕組みのようですね。
単独で飛行しながら追っていた御坂美琴を阻止するため、トビウオに乗ったショチトルが美琴と戦闘を開始ます。
自身の命を諦めたショチトルと、最後まで爆撃の阻止を諦めなかった美琴。
その差が勝敗を分ける決着のシーン、かっこよかった~!
結末
自分に向かって落ちてくる『太陽の蛇』よりも、ショチトルの『雲海の蛇』を見上げていた佐天涙子。
それを見て、一度は自分の命を諦めたにもかかわらず、まだ機能を失っていない可能性も残っていた『太陽の蛇』の破壊を決意するショチトル。
最高だあああ!
この2人の関係性いいな~!
その後、止めようとする佐天を気絶させ、ショチトルは『救命艇』を破壊しようとする仲間の迎撃に向かいました。
そこにトチトルが加勢するのも良い流れ・・・。
まとめ
というわけで、学芸都市編の感想(後編)でした!
個人的には、無能力者(レベル0)でありながら、友達のために行動できる佐天さんが主役のように感じれて、好きになりました!
ショチトルと佐天さん、ちゃんと再会できるときが来ればいいな~。
今回はこの辺で。
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。
なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。