こんにちは!
みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。
でおくれたぁあああああああ!
漫画版 とある魔術の禁書目録 26巻!!
基本的には発売日に感想をアップしていたんですが、痛恨のミス・・・。
それではさっそく、感想書いていきたいと思いますよー!
とある魔術の禁書目録 とは
『とある魔術の禁書目録』(とあるまじゅつのインデックス)は、鎌池和馬による日本のライトノベルシリーズ。また、それを原作・題材とした派生作品群。イラスト担当は灰村キヨタカ。2021年5月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊54巻(本編51巻+短編集3巻)が刊行されている。
漫画版の最新刊=26巻はこちら!
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ちなみに、漫画版『とある魔術の禁書目録』はマンガアプリ『マンガUP!』でも読めちゃいますよ!
こちらでも紹介させて頂いたんですが、2021年10月現在、『マンガUP!』という漫画で漫画版『とある魔術の禁書目録』が最大1日4話、無料で読み進めることができます!
詳しくは、『マンガUP!』のご利用方法をご自分で確認して頂きたいのですが、無料で読めるというのは本当にありがたいですね。
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
前巻のあらすじ
ローマ正教『神の右席』のひとり『後方のアックア』。
彼に狙われた上条当麻は、天草式十字凄教の護衛のもとで生活することに。
そんななか、第22学区へ来た上条当麻、インデックス、五和のもとへ後方のアックアが襲来。
圧倒的な戦力を前に、上条当麻は重傷を負い、天草式も敗北してしまいます。
▶【とある魔術の禁書目録】漫画25巻 感想① 暗部抗争編、終結!
▶【とある魔術の禁書目録】漫画25巻 感想② アックア襲来編、開幕!
感想
ローマ教皇
今回はローマ教皇のシーンからスタート。
このシーンは、原作でもかなり印象的なシーンでした。
「一体 いつからこんな風になってしまったのか」
イギリス清教の最大主教と自身を比べ、物思いにふけるローマ教皇。
こうやってみると、ローマ正教のトップは、めちゃくちゃ良識のある善人ですね!
相談役だった『神の右席』が実権を握り、ローマ正教を掌握した結果、学園都市と対立する事件が起きているってわけか。
これに対して、最大主教ことローラ=スチュアートの自由奔放さ。笑
真面目で善人なローマ教皇とは真反対の性格。
いや、かわいい!
かわいいんだけども、やることはえぐいからなぁ・・・。笑
にしても、20年前から変わらないっていうの、バレてるんだな~!
むしろ隠していないのかな?
ウィリアム=オルウェル
神の右席『後方のアックア』。
上条当麻を問答無用で殺そうとせず、猶予を持たせているあたり、単なる悪人ではなさそうですよね。
一方で、目的達成のためなら冷徹にもなれるタイプな感じ?
さて、アックアが学園都市の無人機甲部隊と戦闘中、彼の素性が明らかになりました。
こういうシェリーとオルソラの後方支援も、いっしょに戦ってる感じがしていいよね!
- 本名『ウィリアム=オルウェル』。
- 元はイングランド地方の傭兵。イギリス清教で洗礼を受けた聖人。
- 魔法名は『Flere210』。
- 過去に、イギリス王室から『騎士』に取り立てられたことがあるが、任命式の前に消息を絶つ。
- 戦歴は『占星施術旅団援護』『オルレアン騎士団殲滅戦』『英国第三王女救出戦』など。
- もっとも全てを暴力で解決するわけではなく、一部では賢者とも呼ばれていた。
- 『傭兵の流儀/ハンドイズダーティ』のもと、水の術式を使用する。
つまり、強靱な肉体と柔軟な思考を兼ね備えた聡明な獣。
マンガの主人公かな?
これはトップクラスの難敵・・・・・・!
特に、上条当麻にとって、魔術にたよらずとも強い聖人は鬼門。
どうやって倒すの?!
天草式十字凄教
前巻にて、覚悟を決めた五和。
火がついた結果、石油コンビナート大引火のごとく、殺る気に満ちあふれていましたね!
槍を研ぐ姿は山姥のごとし。
もはや、ヤンデレ状態!
アックア本人を目の前にしても、暴言を吐きまくりです。
怖いもんなしの最強モードですね!
正直ちょっと怖い!!
一方、天草式十時凄教も、覚悟は同じ。
全員で再度、アックアに挑みます。
装備の強化、運動能力の相互増強、殺人に対する罰の術式。
聖人相手の対策を練りに練って、いざ勝負!!
聖母崇拝術式
しかし、殺人に対する罰の術式も、聖母崇拝術式を持つアックアには効きませんでした。
- アックアの属性は『神の力/ガブリエル』。
- 受胎告知との繋がりから聖母崇拝の秘技を行使できる。
- その特性は『厳罰に対する減衰』。
- 神の定めし罪さえも打ち消せる。
受胎告知というのは、処女マリアのところへ、天使ガブリエルが舞い降り、マリアが聖霊によってキリストを妊娠したことを告げる出来事だそう。
絵画としても有名ですよね。
それにしても、聖母崇拝術式はかなり強いね!
この術式があれば、ヴェントの『天罰術式』も無効化できるわけか。
一方で、『光の処刑』を使用するテッラとは相性が良くなかったはず。
『光の処刑』は、「神の子」を人の手で処刑するという力関係の矛盾を基にした魔術理論。
なので、聖人相手には特に効果的なはず・・・・・・。
ですが、そういえばテッラはアックアに処刑されてましたね。笑
聖人、つよし!
さらに聖母崇拝術式の効果は、それだけにとどまりません。
人の限界を超えた『神の右席』のメンバーは、人の使用する魔術は行使できません。
しかし、聖母崇拝術式を行使するアックアは、その制約すらも無効化する。
チートですやん!
聖人崩し
対聖人専用特殊攻撃術式『聖人崩し』。
かつて聖人を失い、聖人を支え、励まし、乗り越えるために編み出した術式。
核兵器とも例えられる『聖人』を倒せるとなると、魔術の世界においてもかなりの有用性を持つことになりそうです。
しかし、その術式もアックアには通用せず・・・・・・。
どうやら、聖人崩しをくらう直前に槍を受け止めて、術式を妨害していたようです。
切り札も通じず、満身創痍の天草式。
そこに、登場したのは・・・・・・。
聖人 vs 聖人
神裂火織、きたぁー!!
待ってました!
世界で20人といない怪物の怪物の戦い。
これは熱い展開!!
そして、この2人の戦闘シーン、めちゃくちゃかっこいいんだがー!
規模も大きいし、水の術式かっこええ・・・。
第22学区にある全ての水を使った攻撃。
直径2㎞、質量5000トン。
想像もつかない・・・・・・。
学園都市が崩壊してまう!
過去の経歴とか信念とかが見え隠れする、2人のやりとり!
そして、無言でやり合う姿!
こういうのは、原作小説では得られない漫画ならではで、最高!
にしても、会話を聞いている限り、アックアさん、やっぱり悪い人じゃないんよな。
何度も降伏を勧めているし、自分の術式を説明しているのも降伏を促すためだよなー多分。
鉄橋は恋の合図
場面は変わって、御坂美琴のターン。
前巻ではお風呂でのぼせていましたが、アックアの戦闘のせいで22学区から帰れなくなっているようです。
と、いきなり彼女の体から火花が。
感覚や認識に影響を及ぼす『人払いの術式』と、彼女の電磁波による空間認識能力が競合を起こした影響ですね。
結果として、人払いの影響を受けずに済んだようです。
そして、人気のないところを病院服で歩いている上条さんを発見・・・・・・。
ここからは、作中屈指の名シーン。
原作では、より詳しく2人の心理描写がなされているので、ぜひ読むことをオススメします!
読んだことない方は、ぜひ読んでみて~!!
才能と傲慢さ
場面は戻って、聖人同士の戦いシーンへ。
同じ聖人のはずですが、結果はアックア優勢。
尋常ならざる、『聖人』と『神の右席』の力。
なにかしらの術式を用いて、アックアはこの2つを共存させているようです。
ここを解明することが、アックア攻略のポイントになりそうですね!
「力なき者に戦わせる必要などどこにもない」
聖人ゆえに、圧倒的な強者ゆえに、似た考え方をしてしまっていた2人。
それを突きつけられた神裂火織。
ここのシーンもいいよねー!!!
天草式の努力が実を結んだというか、なんというか・・・・・・。
最後の2ページ使った絵も最高だった!
今回の主人公は、間違いなく天草式!
26巻カバー裏書きによれば、天草式の回は作画にかかる時間が3割マシだそうですが、めちゃくちゃ良かったですよー!
近木野先生ありがとうございます!!
行間:アックアの過去
以上で、26巻は終わりでしたが、合間にアックアの過去シーンがありましたね!!
1つめが『オルレアン騎士団殲滅戦』での出来事。
『ダルクの神託』というのは、ジャンヌ=ダルクが授かったとされる、『特別な声』を聞く力。
少女がオルレアン騎士団という魔術結社に連れ去られたところにアックアが登場し、男の子を奮い立たせていました。
これは・・・・・・。
そして、2つめが『英国第三王女救出戦』での出来事。
戦争の引き金となるべく、見捨てられた第三王女を独断で救出にいくアックア。
魔法名『Flere201/その涙の意味を変える者』。
こんなん!
もうヒーローじゃん!
かっっっっこええ・・・!
最後に、アックアの行動を振り返ってみると・・・。
- 果たし状を送りつける。
- 何度も降伏勧告をする。
- 上条当麻の命そのものは狙わない。
- 自身の術式を説明する。
- 学園都市の無人機甲部隊を見て、血を流さぬ戦場を作るとは素晴らしいと発言する。
- 「力なき者に戦わせる必要などどこにもない」
まとめ
というわけで、 26巻の感想でした!
アックアの強さ、そして天草式の強さが印象的な回でしたね。
さらに、御坂美琴の名シーンや、ローマ教皇のシーンなど、大事な話も満載でした!
いやー満足!
12月には創約5巻も発売されるようだし、幸せだー!!
といったところで、今回はここまで!
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)でした。
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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。