こんにちは。みたか・すりーばーど（@zombie_cat_cut）です。
本日、とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の未元物質 (電撃コミックスNEXT)が発売されたので、感想書いていきたいと思います！
今回は第４話の感想。他の話の感想はこちらでまとめていますよ！
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください！
とある科学の未元物質 とは
『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品として『とあるマガジン』に第１話が掲載。その後、単行本として2020年3月26日に１巻が発売された。
科学技術の粋を集め、超能力開発を進める学園都市。その中でも突出した力を持つ７人の超能力者（レベル５）の中で第二位とされる垣根帝督が主人公となる。
ちなみに、現在放映中のアニメ『とある科学の超電磁砲Ｔ』や『とある』シリーズを無料で見返す方法はこちらの記事で、『とある』シリーズの漫画やラノベを無料で楽しむ方法はこちらの記事でまとめていますよ～。
前回のおさらい
➤➤【とある科学の未元物質】第３話：判明する杠林檎の過去！第二位を怒らせる木原相似！【感想】 - sky depth
第４話は表紙がなく、さらっと本編に入りましたね！
前回は、木原相似が垣根帝督の地雷を笑顔で踏み抜きました！
怒る垣根帝督。笑う木原相似。嘔吐する誉望万化。果たしてどのような結末になるのでしょうか･･･！
感想
木原相似の研究
木原相似の研究について、誉望万化はこのように推測していました。
- 万に一つ使い物になれば良い程度か
- 垣根帝督を犠牲にしてでもプラスになる可能性があるか
学園都市第二位の垣根帝督を犠牲にしてもプラスになるとすれば、それは第一位の一方通行に並ぶ研究成果でなければなりません。
木原相似による『一方通行の代替』が実現すれば、垣根帝督を犠牲にしてもプラスになるのかもしれませんね！
未元物質の力
今回の戦闘で垣根帝督が使用した能力一覧がこちら。
- 人体だけに刺さる物質
- 烈風・重力操作・視界を歪めさせる
- 芝が燃える、地面が結晶化する？
- 音や光の組み合わせで脳の電気信号に影響を及ぼす
- 人体を砂に化える
能力の多様性・応用力が高すぎて、その場が異次元みたいになっていましたね･･･。
学園都市第二位が司る可能性の提示。３３００を超える事象を同時に展開し、木原相似の理解力を凌駕しました。
最終的には『無限の可能性』を得ることになる（参照）のですが、こうしてみると、やはりすさまじい能力ですね未元物質･･･！
一方通行と戦ったときは25000のベクトルを注入していた気がするので、能力の底が知れないです。
木原相似の専門は『サイボーグ技術』
肉体を機械で代替する技術、すなわちサイボーグが木原相似の専門だったんですね！
納得！第１話で両腕をなくしたDAアラウズもサイボーグ化しているようです。
人のためになるはずの技術を、こうも悪用できるのはさすが木原･･･。
垣根のいう「能力を暴走させ一時的にブーストかける研究」とは『体晶』を使ったものですかね。滝壺理后の『体晶』のことを知っていましたし。
垣根帝督が「なにかなくした」のは、『能力の暴走』に関する実験が原因だった可能性もあるのかも？
暴走した杠林檎の強さ
完全に暴走した杠林檎は、一時的には垣根帝督と互角の戦闘力を実現しました。
しかし、垣根曰く「一方通行のデータを再現してるわけでもない」「肉体への負荷が高ければ継戦能力に疑問も出る」「超能力者を自分が理解できる部分だけ解釈して自分が知ってる技術で代替しただけ」とのこと。
つまり、一方通行の純粋な戦闘力や出力、『反射』のような現象を再現できたとしても、身体を強引に加速させたことによるダメージは防ぎきれていなかったり、継戦能力は低かったり、その他の部分で超能力者に劣っている、ということですね。
そういえば、とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(15) (電撃コミックス)の鰐川雷斧も、『反射』のような現象であれば再現できていましたね！
今考えると、鰐川雷斧も『暗闇の五月計画』の被験者ですし、一方通行の『演算パターン』を一部植え付けられていたのかも？
ただ、木原相似のいう「オリジナルと同一の製法は問題点も引き継ぐ」とはどういうことだろ･･･？一方通行も暴走により能力を高められたということ･･･？？
「助けて」
「助けて」ってやっぱりそういうことかあああ･･･。
そんな杠林檎を『未元物質』で救った垣根帝督はすでに『正義の味方』ですね。
いや、どっちかというと王子様に見えてきました。笑
木原相似の拳銃も『翼』で防ぎ、迂闊にもハッピーエンドかと喜んでしまいました･･･。自壊プログラムって何･･･。誰こんなことしたの･･･。
杠林檎は、友達の『流郷知果』を「殺したから 覚えている」。
だからこそ、最期まで垣根帝督に「助けて」＝「殺して」＝「おぼえててほしい」と言っていたんですね･･･。辛い･･･。
黒夜海鳥 × サイボーグ
新約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)への布石！
垣根帝督に負け、さらなる力を得るために、木原相似から盗んだ技術を使って自ら進んでサイボーグ化した、というのが黒夜海鳥の過去だったようです。
自壊プログラムを仕組んだのは誰？目的は？
- 『スクール』が杠林檎を確保した時点で、自壊プログラムが仕組まれていた
- ターゲットは垣根帝督
- 容疑者は学園都市上層部
アレイスター＝クロウリーか、それとも他の統括理事会のメンバーか。しかし、目的が不明すぎて･･･。杠林檎を仲間にして垣根帝督の勢力が強化されるのを阻止したかった、とか？
垣根帝督を冷蔵庫、すなわち能力を吐き出すだけの装置にしたいと考えていた人間なら動機はあるのかも。そうなると、木原病理とか、木原唯一とか、『木原一族』が怪しいのかもしれませんね！
木原相似のその後
木原相似くん、死んだように思えますが、『濃淡コンピュータ』になって生きている可能性もあるかも！と思いましたが、あれは気体や液体のものでしたね。
砂になった相似くんは、やっぱり死んでしまったのかも。だから木原円周の中にも出てこなかったんですかね～！
ちなみに、濃淡コンピュータについてはこちらの記事で解説してますよ～。
➤➤【とある魔術の禁書目録】AIM拡散力場に関する能力者や実験をまとめました！【まとめ】 - sky depth
まとめ
「 ー終ー 」ってなってました！ 続編なしってことですかね～。
でも、
- 垣根帝督がかつて「なくした」女の子
- 自壊プログラムを仕組んだ誰か
- オリジナル（一方通行？）の製法の問題点
- 杠林檎に関する情報を弄っていた誰か
など、明らかになっていないことが多い気がします！
漫画でやらない、ということはもしや原作で垣根帝督がクローズアップされるのか⁉
漫画でも原作でもいいから、早く知りたい･･･！
今回の感想はこの辺で！
以上、みたか・すりーばーど（Twitter@zombie_cat_cut）でした。
垣根帝督に関する考察もしていますので、よかったら見て行ってくださいね～。
