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【とある科学の超電磁砲】漫画147話:養子【感想(ネタバレ注意)】

こんにちは。

どうも、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です!

 

 

というわけで、2ヶ月ぶりの超電磁砲!!!

月刊コミック 電撃大王 2023年9月号

 

先月は休載だったので、なんだか久しぶりな感じ。

 

それでは、とある科学の超電磁砲147話:養子の感想を書いていきますよー!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある科学の超電磁砲 とは

とある科学の超電磁砲』は、原作:鎌池和馬、作画:冬川基、キャラクターデザイン:灰村キヨタカによる日本の漫画作品月刊コミック電撃大王』にて、2007年4月号より連載中。 

最新146話の掲載号はこちらからどうぞ!

【書誌】

この他、『とある魔術の禁書目録』シリーズの作品がこちら!

【原作小説】

【コミカライズ・スピンオフ】

前回までのおさらい

派閥抗争未遂事件から、時は経ち10月。

芸術鑑賞会で発生した火事にて事態を収拾させた食蜂操祈は、周囲の態度の変化に戸惑っていました。

一方、御坂美琴ゴシップ誌の記者にセクハラをされていましたね。

【とある科学の超電磁砲】漫画146話:醜聞【感想】

感想

容姿

シャララン

と優雅な効果音をまとって歩いているのは、水鏡派閥のメンバーらしき2人。

水鏡先輩は、公約を果たした上で派閥を解体したのでしょう。

 

キラキラしてる元水鏡派閥に見蕩れているのは、支倉派閥のショートカット2人組。

名前は判明してなかったはずですが、ちょくちょく登場していますね。

嫌いじゃないです!

 

「私もせめて平均くらいは欲しかったな」

と冗談を言った後ろに、派閥の長が・・・・・・。

あっ。

 

「自分磨きに情熱を傾けられるなら あなたたちだって半年で化けるわよ」

たしかに食蜂操祈の例があるから反論できない・・・・・・!

この2人が1年後、どんな姿になっていようとも驚かないぞ!

 

持って生まれた容姿に誇りと愛着を抱いて磨きをかけるべきって考えは婆くさいかしらね、と考える支倉冷理さん。

その考え方、素敵だと思います!

養子

風紀委員ジャッジメントでもある神苑小路瑠璃懸巣しんえんこうじるりかけすから呼び出されたのは、支倉冷理

用件は、やはり派閥抗争事件について。

  • アンティキティラ社のCEOは行方不明。
  • ここ1年ほどの間に能力兵器開発の噂のある企業が相次いで倒産。
  • 最初に潰れたのは『鍛嶺たんれい化学』という会社。

ルリ先輩、ちゃんと捜査してたん!

 

どうやら、この『鍛嶺たんれい化学』という企業、支倉冷理も聞き覚えがあるようで。

永代姫君マジェスティを狙ってた冷理ちゃんなら調査済みなんじゃないかなーって」

 

引用:月刊コミック 電撃大王 2023年9月号

つまり、それが支倉冷理を呼び出した理由。

事情聴取ってわけね!

 

年前、永代姫君マジェスティ確実と言われていた最大派閥長、

彼女が起こした某重大事件の被害者となった企業。

 

まずは、支倉先輩の話した内容をまとめておきましょう。

  • 常盤台の記録から抹消された事件。したがって、これから話す内容は推測の域を出ない。
  • 武林家は養女を多数とっていて、その全てを学園都市に送り込んでいた。
  • 武林夜宵たけばやしやよいはその養女のうちの1人。
  • 目的は一族の中から永代姫君マジェスティを輩出すること。しかし、入学できたのは武林夜宵たけばやしやよいただ一人だった。
  • 入学した武林夜宵たけばやしやよいは、最大派閥を1年キープ。永代姫君マジェスティ確実と言われるように。

と、ここで一端話は途切れます。

 

園都市との関係構築を目的に、子供を学園都市に送り込む。

これは、あり得る話だよね~特にお嬢様の多い常盤台中学では。

支倉先輩も、「珍しい話じゃない」とのこと。

 

ただ・・・・・・。

園都市と商取引をするのは非常に難易度が高い、けど娘が永代姫君マジェスティ特典で統括理事に就けば突破口が開かれる。

いや、娘を永代姫君マジェスティにするのもめちゃくちゃハードル高そうにみえるんだけども!?

それほど、学園都市との取引のハードルって高いんかな・・・・・・。

あ、でも統括理事会が利権を握ってそうな気もするわ。

 

ちなみにここの会話で登場した『東欧ダイヤライン皇国』の君主様は、小説『とある科学の超電磁砲 (電撃文庫)』に登場するよ!

感想記事はこちら

事件

さて、お話の続き。

  • 武林夜宵たけばやしやよいによる鍛嶺たんれい化学襲撃事件は甚大な被害を出し、最終的に2名が死亡。
  • 発端は、黒ずくめ集団による派閥員の拉致監禁事件。
  • 独自調査で監禁先を突き止めた武林夜宵たけばやしやよいは、鍛嶺たんれい化学を強襲。
  • 激しい戦闘後、武林夜宵たけばやしやよいは逮捕。拉致された派閥員は別の場所では保護された。
  • 彼女の話が本当なら、警備員を買収したか、能力者による証拠隠滅か。
  • 常盤台理事長は、武林夜宵たけばやしやよいの入学記録を抹消。少年法により顔も名前も報道されず、世間に知られることもなかった。
  • 武林夜宵たけばやしやよいの栄達を前提に莫大な投資をしていた武林たけばやし家は倒産。
  • 武林夜宵たけばやしやよいは少年院内にて人知れず命を絶った。
  • 武林たけばやし家の幼女たちは分家筋に引き取られて、今も何かしらの役割を担っている。

 

・・・・・・ぐぇぇ。

 

話がおっもい!!!

こんな常盤台の闇なんて、知りとうなかったぁ・・・・・・。

あああ・・・・・・。

雅王院さんと一緒に常盤台生の尊い姿を見て癒されたい・・・・・・。

よよよ・・・・・・。

 

派閥員の拉致監禁の目的は、やっぱり能力兵器開発のためかな?

そんで、武林夜宵たけばやしやよいの復讐のため、同じような企業を潰して回っている誰かがいる、と。

そんなん十中八九、養子の誰かですやん。

 

にしても、企業襲撃による殺人事件かぁ・・・・・・。

御坂美琴お嬢様が研究所を潰して回っても無罪放免になってたから勘違いしていたけど、あれは暗部側に事情あってのことだからな。

そう考えると、三派閥合同でモンゴルフィエ社にカチコミしたのは正解だったのかも。

そして、アンティキティラ社に単身乗り込んで制圧した支倉センパイはやはり強かった・・・・・・。

 

武林夜宵たけばやしやよいさん、実は生きていたみたいなオチない?

名前を変えて暗部にいますよー的な。

じゃないと救いが・・・・・・。

いや、暗部落ちは救いでもないか。

近衛

話を聞いたルリ先輩は、武林家の養子の一人を訪ねます。

二ノ腕高校所属、近衛 汀このえ  なぎささん。

名前かっこいい。

変装能力で他人のフリをしてみましたが、ルリ先輩には速攻でばれていましたね。

たれ目が一瞬にして釣り目に。

驚きの顔芸でしたが、さすが風紀委員ジャッジメント、おつよい。

 

お次は逃走を図るも、ルリ先輩が能力で阻止。

  • 地面を蹴った足で、不自然にバランスを崩す。
  • 地面に思い切り顔をぶつけたのに、痛くもないし傷もない。

何やら、地面をトランポリンに変えているような印象。

『物質に弾性を付与する能力』とか、『物質の硬度(反発力)を操作する能力』とか?

 

その姿を遠目で確認する姿が2組。

ひとつは風紀委員ジャッジメントの仕事が気になって尾けてきた御坂美琴&潔斎雪紫

そしてもうひとつは、武装集団と連絡をとっている怪しげな男2人組。

これはきな臭くなってきましたね!!

(正直、潔斎雪紫ちゃんがいることに不安が隠せません!)

 

聞き取りは、場所を移して廃ビルの中。

園都市って廃ビル多いよね。

土地余ってるん?

 

  • 養女の関係はライバル。仇討ちする義理はない。
  • でも、下の奴らは夜宵に割と懐いていた。

そんな話をしていた時でした。

尾けてきた御坂美琴&潔斎雪紫、尾行バレ!!

(くそ、この2人ずっとかわいいな!)

 

さらに、「全員動くな!!」とともに入ってきた武装集団。

どうやら本物の銃を持ってるらしい。

逃げようとする近衛 汀このえ  なぎさは足を狙われ、銃撃されてしまいます。

 

急展開すぎるぅうう!

よし、これはあれだ。

常盤台の最終暴力兵器御坂さんの出番ですよー!!!!

ここからは考察です

考察テーマ

と、ここで147話は終了。

ここからは、ちょっと考察でもしましょう!

147話を未読の方は、先に本編を読んだほうがいいかも!

 

それでは、今回の考察のテーマがこちら。

鍛嶺たんれい化学』から『アンティキティラ社』に至るまで、能力兵器開発企業を潰していた犯人は誰か?

 

話の流れからすると、やっぱり武林家の養女の誰かなのでしょう。

そして、その養女こそが『沙淡扇シアタンシャン』と『潔斎雪紫けっさいきよし』かと思います。

潔斎雪紫が「お姉ちゃん」と呼んでいたので、この2人は血縁関係のある姉妹かと思ってましたが、今回の話を前提にすると、あくまで養子の関係にあるだけで血縁関係はないのかも?

それでは、ここからは『沙淡扇シアタンシャン潔斎雪紫けっさいきよしが武林家の養女である』という説の根拠になりそうなものを、以下に3つ、挙げていきます!

①近衛汀の言葉と反応

「・・・まあでも、下の奴らは割と懐いていたっけ?」

 

引用:月刊コミック 電撃大王 2023年9月号

これは近衛汀のつぶやいた言葉。

つまり、養女の中には年齢が下のものも複数いたということです。

3年前の事件当時、武林夜宵は中学2年生か3年生。

沙淡扇シアタンシャンは小学5年生、潔斎雪紫けっさいきよしは小学4年生ですね。

 

さらに、近衛汀御坂美琴&潔斎雪紫が現れたとき、不自然なほどに驚いていました。

 

最初この部分を読んだとき、何に驚いているのかわかりませんでした。

ですが、これは武林家の養子である潔斎雪紫がその場にいたから、とも考えられますね。

②養子のシルエット

2つ目はこちら。

武林

引用:月刊コミック 電撃大王 2023年9月号

注目すべきは、7人いる養女のシルエットのうち、右下にいる方。

よく見ると、左手に人形のようなものを持っています。

人形を持っているといえば、沙淡扇かフレンダくらい(言い過ぎ)

③家紋とアクセサリー

3つ目、先ほどと同じ画像にもうひとつ。

今回、注目してほしいのは、『月と兎』の意匠デザイン

少し隠れてしまっていますが、おそらく武林家の家紋のようなものなのでしょう。

そして、次に見ていただきだい画像がこちら。

月と兎のアクセサリー
沙淡扇との初接触
引用:とある科学の超電磁砲17巻

潔斎雪紫の持っていた、アクセサリーです。

月に兎。

以前、考察記事にて『このストラップに反応していた沙淡扇と、潔斎雪紫は姉妹なのでは?』ということを書かせていただきましたが・・・・・・。

(参考:【考察】潔斎雪紫の姉は、沙 淡扇なのか!?

この時から伏線を張っていたのかと思うと恐ろしい・・・・・・。

白井黒子の髪の毛といい、このアクセサリーといい、伏線を細かく散りばめているのが秀逸ですね。

結論

というわけで、私は『沙淡扇シアタンシャン』と『潔斎雪紫けっさいきよし』が武林家の養女であり、復讐のために常盤台中学の廃滅を目指している、と考えましたよ!

まとめ

以上、147話の感想でした!

今回はかなり重要な情報が多かったのではないでしょうか。

月と兎のアクセサリーに気づいたときは鳥肌が立ちましたね!

 

さて、今回の感想はここまで。

最後にスケジュールをまとめておきましょう!

なななんと、とある暗部の少女共棲の2巻目が発売決定されていましたー!!

というか、もう発売まで日がない・・・・・・!!

皆様、お忘れなきように!!!

 

その他、超電磁砲の感想はこちらから。

前話▶【とある科学の超電磁砲】漫画146話:醜聞【感想】

次話▶【とある科学の超電磁砲】漫画148話:翻弄【感想】

その他▶とある-超電磁砲(マンガ) の記事一覧 - sky depth

 

というわけで、今回はこの辺で。

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

 

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