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[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

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【とある科学の心理掌握/メンタルアウト】第21話 感想 (ネタバレ注意)

どうも、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です!

 

というわけで、今月の『とある科学の心理掌握』が更新されましたね!

本当にバッチバチでした!(2つの意味で!)

 

それではさっそく、心理掌握21話の感想をかいていきたいと思います!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある科学の心理掌握 とは

『とある科学の心理掌握』は、原作:鎌池和馬、漫画:乃木康仁、キャラクターデザイン:はいむらきよたか による日本の漫画作品。コミックNewtype にて、2020月7月より連載中。

1月26日(木)に発売した2巻はこちらからどうぞ!

【原作小説】

【コミカライズ・スピンオフ】

前回のあらすじ

【とある科学の心理掌握】第19話 感想 

【とある科学の心理掌握】第19.5話 感想 

常盤台中学は、生徒会長選挙戦の真っ最中。

常盤台中学 生徒会選挙 立候補者 暫定順位

第1位 食操祈/しょくほうみさき

第2位 雅王院司/がおういんつかさ

第3位 加野/かみの

第4位 国舞結/こくちょうまゆい

第5位 織真白/いおりましろ

第6位 伏/いぬぶし

第7位 守手綱/くまもりたづな

第8位 伎美麗/たつきみれい

白井黒子しらいくろこと、食蜂操祈しょくほうみさきの2人が加巳野に連れられて赴いた先は『回生コーポレーション』という名の企業。

しれっと立入禁止エリアに踏み込んでいた3人は、お話をしながら警備ロボを撃退していました。

かわいい女子中学生3人の主な話題は、①国蝶舞結の試験管ベビー疑惑、②『常盤台至上主義』の海原理事長、そして③海原理事長の目的について。

一方、御坂美琴帆風潤子は、国蝶舞結の元へと直接赴いていました。

感想

久しぶりの活躍きたり

国蝶舞結のもとへとやってきた御坂美琴帆風潤子

国蝶さんは、年上に対しては「帆風さん」。

同い年に対しては「御坂ちゃん」。

そういう使い分けっぽいよね!

 

さて、そもそも行動制限処置がとられていた帆風潤子さん。

加巳野派閥の子に対して、脅迫を行ったという疑惑をかけられていたわけですね。

(参考▶【とある科学の心理掌握】第4話 感想

しかし、実は雅王院さんの計らいで、一時解除されていたようで!

被害者の記憶』と『現場から読み取れる記憶』に齟齬があり、これは工作があったという証拠。

これをもって一時制限を解除とし、監視役として雅王院さんがついている、と。

 

食蜂操祈の証言を確かめる術はもうないのに(校舎が壊れているから)、案外素直に解放してくれたね~!

これは雅王院司帆風潤子の人徳だろうな!!!

普段の行いが良いから、帆風さんがやったとは誰も思ってなさそうだよね。

監視役が対立派閥の雅王院さんという選挙管理委員会の人選は納得できるし、読者としても信頼できるし、これはナイスだ!

ビリビリバチバチコンビ

帆風潤子冤罪事件、解明の鍵は「金萱茶きんせんちゃ」。

食蜂操祈の言伝を聞いた帆風潤子は、何かに気づいたようでした。

金萱茶きんせんちゃの特徴は、ミルクやバニラ、ココナッツを思わせる甘くやわらかい香り。

つまり、『匂い・香り』がヒント?

 

と、ここで登場しましたのが、超能力者レベル5御坂美琴』。

偶然を装って盗み聞きしていたことがバレバレです!

が、「いい作戦があるの!」という自信満々な発言(カワイイ)。

 

こういう経緯で、帆風潤子御坂美琴の正面突破作戦が敢行されたわけですね・・・・・・。

これは脳筋ですとも。

雅王院さんは、こっそり離れて見ている。

つまり、制止ブレーキ不在のビリビリバチバチコンビが誕生してしまったのだった!!

発電系能力者は血の気が多いのかもしれない。

そういう傾向があるのかもしれないな、うん。

空間移動系の能力者は変態が多いと言うしね!風評被害

ちょっとは穏便に話そうよ!!!

バチバチの2人に触発されたのか、机上の本がカシャカシャと立方体へと変形していきます。

そして、国蝶舞結の口を借りて話し出したのは『先代の第一位』。

コチラもかなり殺る気まんまんです。

さては発電系能力者だな?

 

いきなりの金属粒子の散布、すなわち能力の発動。

対して、御坂美琴も対策なしで来るほどお馬鹿ではありません。

金属粒子を磁化した上で吹き飛ばしていましたね。

これが「作戦」の正体かな?

磁力を操作できる美琴ちゃんなら磁化する必要もなさそうだけど、より遠くに飛ばせそうではある。

ただし、これで終わるわけもなく、超能力者レベル5同士の闘いが始まり・・・・・・!?

 

ませんでしたー!!

なぜなら「今日は寮監の巡回日」だから!

まさに最強にして最恐の暴力抑制装置・・・・・・。

もう出会ったら即死系のボスなんよ。

そして、三人正座、せーので「ごめんなさい」してるの可愛すぎる・・・・・・。

ヨシ、良いこと思いついた。

もっと寮監の巡回日、増やそう!

ネタばらし

ということで、3人はテーブルを囲んでお話をすることに。

よかったよかった(?)。

まずは帆風潤子氏が、冤罪事件の謎を解説していきます。

  • 事件の被害者は『何かの香りを嗅ぎわたくしを犯人と断定した』
  • すなわち、「わたくしの格好をした真犯人」と同じ香りを纏う帆風潤子に接し、犯人をだと思い込んだ。
  • 暗闇で顔が見えなかったため、記憶が上書きされてしまった。

これ、思い込みによって目撃者が犯人を間違えてしまう例は、実際にあるんですよね。

 

ただ、食蜂操祈の心理掌握でもそこまで読み取れないとは・・・・・・。

心理掌握で覗いたシーンは、本人が見たものと完全に同じかと思ってたよ!

思い込みによる『記憶の上書き』。

心理掌握で覗くことが出来るのは、『本人が真実だと思い込んでるシーン』だけ。

つまり、上書き後の記憶だけってことですね。

 

ちなみに、ブルースト効果については19.5話にて解説済み!

(参考▶【とある科学の心理掌握】第19.5話 感想 

「香りの力で特定の感情に誘導されたり・・・

 

 すごいものになると記憶を上書きされることもあるんだゾ」

 

引用:とある科学の心理掌握 第19.5話|コミックNewtype

もうほぼ答えを言っておった・・・・・・!

 

もっとも、これだけでは犯人の特定には至りません。

次に重要なポイントとなったのは帆風潤子のシャンプー。

いわく「新聞部の方にいただいいた非売品」。

詳細な銘柄を知っているのは、新聞部の2人と食蜂操祈のみ。

となると、首謀者は新聞部を配下に持つ国蝶派閥!

犯人はお前だ!

 

とは言われていませんが、ビシっと指を指された国蝶舞結さん。

余裕そうに笑っている姿からするに、謎を解かれるのも想定済みってことかな。

ちなみに、動機は「一人蹴落とせば会長選の最終候補に残れるから」らしい。

現在の順位は食蜂雅王院加巳野国蝶

なるほど、その動機は完全に見落としてた・・・・・・。

そうなると、食蜂派閥だけじゃなくて、加巳野派閥も狙っていたのかも。

実際、加巳野派閥もダメージはあるわけだし。

これは、なかなか用意周到な作戦だ。

シャンプーについては、バレるのわかってて、あえてやってたんじゃないかって気さえしてくるね!

国蝶舞結の本性

追い詰めたと思った、その一瞬の隙。

そこを突かれ、御坂美琴帆風潤子は見えない壁に囚われてしまいました。

「まあ合格かな

 

詰めが甘いところはオマケしてあげる

 

私は事件自体には関わってないわけだし

 

ともかく これで転がりだす」

 

引用:とある科学の心理掌握 第21話|コミックNewtype

電気も通さない、見えない壁。

(でも不思議と声は通過している様子。)

これは、国蝶舞結さん本人の能力とのこと。

そういえば、以前にもバリアみたいなの使用していたね!

先代のおかげで進化しているらしい。

しかし、鼻から流れる血。その代償はいかほどか。

「そんな得体の知れないモノに自分の能力アタマ委ねて良く平気ね」

 

引用:とある科学の心理掌握 第21話|コミックNewtype

ははは・・・・・・美琴ちゃん・・・・・・。

笑えへんがな・・・・・・!!

 

それにしても、国蝶舞結の言葉は全てが思わせぶり。

  • 「生徒会長にはなりたい」
  • 海原理事長にも言われているし」
  • 「これ言っちゃダメなやつ!!」
  • 「私ってばドジだから悪だくみなんて向いてないの」
  • 「香りのトリックを教えただけで」
  • 「食蜂ちゃん御坂ちゃん雅王院ちゃんも釣れた」

わざとなのか、うっかりなのか。

何か重めの過去をもってそうな雰囲気はある。

ただし。

「使えないクズを厄介払いしただけでさ

 

そんなのに執着して食蜂ちゃんが死にかけたんだからコスパ良すぎじゃない?」

 

引用:とある科学の心理掌握 第21話|コミックNewtype

子日ちゃんのことか・・・・・・。

子日和奏ちゃんのことかー!!!

そのことに気づいたのは、現場にいた雅王院さんのみ。

国蝶舞結、あの闘いを覗き見していたな、さては。

「蝶の羽根の揺らめきが 巡り巡って嵐を起こすこともある」

 

引用:とある科学の心理掌握 第21話|コミックNewtype

バタフライエフェクトってやつですねぇ。

とあるシリーズにおいては、超能力の理論にも不可欠な考え方です。

国蝶舞結

でもなく、でもなく、まさしく

どのように舞い、どのような結末を迎えるのか。

「何が起きるか私もわかりません

 

できれば一人消えて欲しいけど

 

うまくいけばもっともっと

 

そのためならウチの子をもう一人二人『消費』してもいいかなって」

 

引用:とある科学の心理掌握 第21話|コミックNewtype

立方体を頭に乗せて、落っことす。

カワイイけれども、言っていることがヤバイヨ・・・・・・?

「派閥員を何だと思ってるんですか・・・!?」

 

「ハァ?

 

使い捨ての駒以外に何があるんですかァ?」

 

引用:とある科学の心理掌握 第21話|コミックNewtype

GEDO―!!!!!

こいつ外道だー!!!!!!!!!!!!

わかりやすい悪役の登場だぜぇ!!

あの野郎

そして、常盤台にもう一人、わかりやすい悪役が到着していました。

青春をかき乱す嵐を呼ぶ人災。

「覚悟してくださいよ常盤台!」

そう言ったのは、既成品丸出しのリクルートスーツの上からぶかぶかの白衣を着た若い女性。

 

最後の『煽り文』が読者の意見を代言していましたね。

「帰ってくれ木原唯一!!」

まとめ

ということで、以上、21話の感想でした!

今回は、国蝶舞結の独壇場!!!

とりあえず彼女が『真体』ってのは確実っぽいかな?

木原唯一が関わってるとなると、ろくな事にはならなさそうだ・・・・・・。

 

国蝶舞結ちゃんの能力は、空間を遮断する障壁

なんだけど、血を分解している能力も本人のものだとすれば、加巳野さんの能力と似ているよね!

前回は、加巳野さんの国蝶さんの可能性もあるって言ったけど・・・・・・。

とあるシリーズだと、双子の能力は似たものになりやすいっぽい(明言されてる訳ではないけど)から、双子姉妹の可能性も出てきたな。

2人そろって試験管ベビー、もしくは『真体』としての予備とか?

 

あと、帆風潤子の冤罪事件。

口ぶりからするに、実行犯は国蝶舞結じゃなさそうだよねぇ。

となると、やったのは誰だろ?

加巳野、亥織、戌伏、熊守、辰伎。

もしくは、精神系能力者のあの子とか?

 

そういえば、前は気づかなかったけど子日和奏ちゃん。

名前の由来は『子の日の若菜』っぽいですね!

「正月の初めの子の日に、内蔵寮と内膳司とから天皇に献上した若菜」なんだって!

 

さて、今回の感想はここまで!

最後にスケジュールをまとめておきましょう!

来月は、心理掌握はお休みなのでご注意を!

たしか、コミックスの準備だったかな?

単行本の発売も楽しみですね!

 

これまでの心理掌握の感想はこちらからどうぞ!  

 ▶その他 とある-心理掌握 の記事一覧

 

それでは、今回はこの辺で!

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意んのでご注意くでさい。