こんにちは!
みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。
上条当麻の右手を語る上ではかかでないのが、上里翔流の『理想送り(ワールドリジェクター)』。
その持ち主である上里翔流は、『理想送り』が宿ったことで生じる周りの変化に違和感を感じていたようです。
そこで今回は、その上里翔流が感じていた違和感の正体について検討していきたいと思いますよー!
『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!
とある魔術の禁書目録 とは
鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品である。2020年2月現在、電撃文庫(KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されている。
とあるシリーズ初見の人でも楽しめる内容になってますよ!
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上里翔流の違和感
だけど、暮亞が植物に近かったり、琉華がブードゥーと海賊を結びつけてレグバ=アディボンとやらの魔術を使えるようになったりしたのはやっぱりおかしいと思う。何かがねじれている。そっちについては、右手の影響も少なからずあったんじゃないかなって
だとすれば、きみの周辺でも同じような歪みは存在するのかもしれない
でも一方で、きみの周りにあるものはきみの常識で説明できるもののはずだ。つまり、ぼくとは違って周りの人達に伝染していくような歪みじゃないんだ
引用:新約 とある魔術の禁書目録(17) (電撃文庫)(色と太字は筆者による。)
上里翔流は、違和感の原因について右手の影響を疑っていたわけですが、このような歪みは誰かの思惑によるものだった可能性もあります。
では、誰がその『歪み』を伝染させていったのか?
可能性として最も高いのは上里翔流の存在に唯一気付いていた人物(参照)。
ローラ=スチュアートです!
そこで、ここからは『ローラが上里翔流の周囲に歪みをもたらした』という仮説をもとに検証していきたいと思います!
暮亞が植物に近い理由
詳しくはこちらの記事で検討していますが、まとめるとこんな感じ!
<根拠一覧>
- ローラは上里翔流の存在に唯一気付いており、調査のため烏丸府蘭を送り込んでいた
- ローラは上里翔流を利用してアレイスターの『計画』を崩そうとしていた
- ローラはサンジェルマンを手に入れていた
- 暮亞が植物に近いことに上里は違和感を覚えていた
- サンジェルマンは炭素や植物を操る術式だった
- 暮亞は『原石』なのに学園都市に保護されていなかった
あくまでも個人的な見解(妄想)ですが・・・。
豊山琉華がレグバ=アディボンの魔術を使えるようになった理由
豊山琉華
『上里勢力』に所属する少女のうちの一人。
その正体は、船の上という限定的な場所であらゆる儀式を執り行うために儀式を管理する門の神レグバ=アティボンを師事する魔術師。
カトラスとマスケット銃で武装し、海賊帽子にミニスカートという格好の海賊少女。
西アフリカのベナンやカリブ海の島国ハイチやアメリカ南部のニューオーリンズなどで信仰されている民間信仰、ブードゥー教に登場する神々の一柱。
十字路に住まい、交通や扉、境界や運命などを司る特別な神格とされている。
レグバ=アティボンは、ブードゥーの儀式で必ず最初に呼び出される存在であるため、特定の儀礼日というものが存在せず、あらゆる時間に存在しているとも定義できる。
琉華はこの応用で主観時間を制御することができ、「自らの年齢=体格を自在に変更する」「10年に1度の大魔術を1秒で整える」「姉としても妹としても振る舞える」等、その用途は多岐にわたる。
個人的には、海賊で年齢を操れるっていうとワンピースのあのキャラを思い浮かべてしまいますね!笑
海賊とブードゥーの関係
こうやってみると、海賊とブードゥーの接点は、『カリブ海』だけ!
禁書世界での大航海時代には、魔術師で構成されるカリブの海賊がいたのかもしれないし、いなかったのかもしれない!
「琉華がブードゥーと海賊を結びつけ」た、ということは・・・。
- 琉華がレグバ=アティボンの魔術を作り出した
- 海賊が好きだった琉華がレグバ=アティボンの魔術を調べて習得した
- ブードゥー教徒の魔術師だった琉華が海賊の歴史を調べてレグバ=アティボンの魔術を習得した
のどれかかな?
この中で、上里が違和感を感じるとしたら、存在していなかった魔術を創り出した1番目か、いきなり魔術師になってしまった2番目の可能性かな・・・?
どちらにせよ、誰かがレグバ=アティボンの魔術を琉華に教えた可能性はありそうです!
誰がレグバ=アティボンの魔術を琉華に教えたのか?
この点については特に情報はなく、かなりこじつけなんですが・・・。
新約 とある魔術の禁書目録(17) (電撃文庫)では、上条当麻と烏丸府蘭が、上里翔流を『新天地』から呼び戻すために学園都市を奔走します。
そのために、上条さんは上里勢力から魔術サイドの人間を引き抜こうとするのですが、その際に豊山琉華を名指しで指名した上、その魔術を上条さんに詳しく解説した人物がいます。
それは、烏丸府蘭。
イギリス清教が上里を調査するために送り込んだ、ローラ直属の魔術師です。
つまり、府蘭は、ローラの指示のもと、琉華に気付かれないように海賊とブードゥーを結びつけるよう画策していた可能性があるわけです!
まとめ
というわけで、ローラが上里翔流の周囲に歪みをもたらしたと解釈することで、それなりに整合的な説明も可能なような気がしますね!
ギリス清教の最大主教『ローラ=スチュアート』は、直属スパイの烏丸府蘭を利用して暮亞や琉華に干渉することで、魔神に恨みを抱かせるように仕向け、結果としてアレイスターの『計画』崩壊を目論んだ。 <
そのローラの干渉を、上里翔流は『歪み』『違和感』と表現した。
今回はこんな感じで!
根拠も薄いし、突拍子もなくて恐縮ですが・・・。
以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。
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なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。