Zombie Cat Cut

sky depth

[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

MENU

【まとめ/解説】作中で人造された『人間』は何種類?【とある魔術の禁書目録/インデックス】

こんにちは!

とあるシリーズ、読み返したいけど時間がない・・・・・・。

みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です。

前回は、とあるシリーズの未回収の伏線をまとめてみました。

いっぱいあって、1個ずつ記事を書いていきたいとは思っていますが、なかなか進まずてへぺろです。

 

さて、話は変わりますが!

とあるシリーズでは、数多くの『人造された人間』が出てきますよね。

代表的なのは御坂美琴の『クローン』妹達/シスターズ

他にも、アニレーオリジナルの『ケミカロイド』だったり、魔術サイドでは『魔術生命体』アルファルだったり。

創約3巻では、『アンドロイド』というものも登場しましたね!

そこで今回は!

人造された『人間』をまとめていきたいと思います!

フランケンシュタイン

(画像はイメージです。)

人間の定義が問題になりそうですが、そこは曖昧な感じでやっていく!

『魂』と魔術・能力の関係関する考察のヒントになればいいけど、はたして。

 

過不足等あれば、是非コメントでご教授いただければと思います。

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

とある魔術の禁書目録 とは

鎌池和馬のデビュー作で、「科学サイド」と「魔術サイド」が混在・対立する世界観を描いた作品である。2020年2月現在、電撃文庫KADOKAWA)より、既刊49巻(本編48巻、短編集1巻)が刊行されている。 

原作の最新は、こちらの創約シリーズ!

漫画版の最新刊はこちら。

とある魔術の禁書目録 (24) (ガンガン コミックス)

そして、スピンオフがこちら。

とある科学の超電磁砲16巻(最新刊)

とある科学の一方通行 全12巻(完結済み)

とある科学の未元物質(全1巻)

 とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ全3巻(完結済み)

どれもオススメばかりです!

『クローン』

とある科学の超電磁砲』の天賦夢路/ドリームランカー編にて、メインテーマとなっていた『魂の生成』。

科学サイドでも魔術サイドでも、器である肉体ごと製造することで魂を精製することはできているよう(参照)。

『妹達』のようなクローンは、まさに「魂の複製・量産」にあたりますよね。

以下、『妹達』の情報を簡易的にまとめました。

妹達/シスターズ
  • 御坂美琴をオリジナルとして製造された、体細胞クローン
  • 外見は美琴と瓜二つだが、能力は大幅に劣るため、電磁波を視覚化する軍用ゴーグルや多様な銃器を常備して戦力を補う。
  • 脳波を電気信号として発信することで意識や思考を共有している。このミサカネットワークにより、「妹達」は各々を神経細胞とする巨大な1つの大脳のようにも機能する。
  • ミサカネットワークによってAIM拡散力場全体の指向性を操作し、虚数学区・五行機関を制御できる。ヒューズ=カザキリの現出のカギとなっている上、AIM拡散力場となっている学園都市以外の地域にヒューズ=カザキリ(エイワス)が出向く際には、AIM拡散力場を拡大できる。
打ち止め/ラストオーダー
  • 「妹達」が反乱や暴走を起こした際に備えて製造された「上位個体」で、他の個体に対する制御や命令権を持つミサカネットワークの管理者。
  • そのため、研究者サイドで扱いやすいように、他の個体よりも幼い状態にされている。
番外個体/ミサカワースト
  • 容姿は高校生くらいと従来の個体より肉体年齢が高い。目つきは鋭く、目の下には濃いクマがある。
  • ミサカネットワークに接続されているが、負の感情を優先して拾うよう調整されている。
  • 体内の装置によって唯一「最終信号」の上位命令を拒否できるが、打ち止めの感情がネットワーク内に広まって1つの意思と相互干渉を起こすとその影響を受け、負の感情を抽出して本人の意思に反する突拍子も無い行動を起こしてしまう。
  • 「ミサカ全体のために無償で行動した結果、悪意の塊である自分単体の存在意義が否定されそう」という理由から、上条に対して苦手意識を抱く。
  • 能力はレベル4の発電能力。最大出力は2億ボルトと従来の個体より強力。
ドリー / 0号(プロトタイプ)
  • 妹達のプロトタイプ。クローンの短命を克服して長持ちさせるための実験とクローン間の情報共有を行うネットワーク構築の実験に使われていた。
00000号(フルチューニング)
  • 「量産能力者(レディオノイズ)計画」における妹達のプロトタイプ。「0号(プロトタイプ)」とは別個体。
  • ミサカネットワークから切り離されているため、妹達/シスターズも居場所を知らない。
総体
  • ミサカネットワークそのものの総体としての「大きな意識」。
  • 明確な個としての体は持っておらず物理的末端である妹達の体を介して表出する。番外個体のような第三次製造計画の個体はミサカネットワークへの後付の割り込みという形のため、総体の構成には含まれていない。
  • いつ、どの時期からは不明だが、学園都市での上条や一方通行達を見守っており、上条とトールの戦いも観測していた。
  • 20001体で一つのシステムであるため、すでに死亡した10031体の記憶も蓄えられており、生者とも死者ともいえない存在。

風斬氷華/かざきりひょうか

AIM拡散力場で構成される風斬氷華。

人間と言えるかはわかりませんが、少なくとも人間の形と心は持っていますよね。

  • 虚数学区・五行機関」そのものであり、AIM拡散力場が人の形を取ったもの。頭部の中には『三角柱』が存在している。
  • アレイスターが虚数学区の制御方法を探るため、人為的に幻想殺しと言う『死』を教え込んだ結果、自我を獲得した。
  • 打ち止めにウイルスを打ち込んで強制的に妹達の「ミサカネットワーク」による計算能力をコントロールすることで、ヒューズ=カザキリが現出する。風斬氷華をベースに、AIM拡散力場の集合体(虚数学区・五行機関)を部分的に展開させて構築を強化された人工天使となる。
  • 頭には天使の輪、背には雷光のような翼。現出することで既存の界が圧迫され、魔術師は術の行使に大きな負荷がかかる。

『魔術生命体』アルファル

魔術サイドにおける「肉体ごと精製された魂」。

人間という定義に当てはまるかは微妙ですが、魂は持っていそうです。

  • 化石から情報を抽出し製造された、魔術生命体の少女。
  • 外見年齢は10代前半で体格は小柄、長い金髪に色白な肌と尖った長い耳とエルフらしい容姿をしている。精神や感性はほぼ人間と変わりない。
  • 製造者がドヴェルグの対極をイメージして調整したせいか、金属や地下空間を嫌う。そのため木綿の布地と木製のボタンでできた衣服を着ている。
  • 高度な魔術生命体や大規模霊装などを作り上げる知識や技術を有し、ルーン魔術も扱える。使っているルーンは炎を発生させる効果を持つ。
  • 彼女自身の肉体という「地球上に存在しない特殊環境」が周囲のあらゆる動植物に突然変異を起こさせ、強制的に『歪んだ進化』を行わせてしまうという『進化体質』の特性を持つ。

恋査/れんさ

恋査は、人造人間と言うよりサイボーグの究極体って感じ。

単なるロボットでは「他者の能力の噴出点」にできなかったのかな?

恋査自身の能力は

  • 薬味久子の大学附属病院に勤務している看護師。
  • その正体は学園都市の技術の粋を集めて作られた特殊なサイボーグ。『学園都市に七人いる超能力者が全て同時に統括理事会へ敵対行動を取った場合の対応策』。
  • 実質的に人間である部分は脳の視床下部の一部だけ。損傷したり何らかの変化で適合しなくなった場合は他のストックと交換される。そのため同じ恋査であっても、中の人物は一定ではない。
  • 背面内部の『編み棒』を展開して人体配線の設計図を変更することで、他者の『能力の噴出点』とすることが出来る。「第一位から第六位までのレベル5と、半径200m以内の任意の能力者から自在に能力を引き出すことが可能」とのこと。

白垣根・カブトムシ05

能力単体で存在している彼ら。

参照▶垣根帝督:カブトムシ05って何?旧垣根が復活する可能性は?

人間かどうかはわかりませんが、魂を持った存在ではあるように思えます。

 

  • 未元物質から作り出された、全長15mの白いカブトムシ型自律兵器。その内の1体であるカブトムシ05が離反し、垣根帝督としての権限を持った存在。
  • 能力だけが本体から分離して自律稼働している。

神浄の討魔

上条当麻から分裂した『神浄の討魔』。

詳しくはこちらの記事にて解説してます!

  • クイーンブリタニア号で切断された右腕が自我を獲得した状態。
  • 上条と全く同じ外見の人間態の表皮を解除した下から、ショッキングピンクとエメラルドの色彩を持つドラゴン態が表れる。
  • 失った記憶の中から幻想殺しのもっとスマートな操縦方法を見つけたいという上条自身の願望を反映し、喪失前と喪失後、両方の記憶を兼ね備えている。
  • 右腕以外はプリズムのような三角柱を核に構成されているよう。

自我を持った魔道書

人間と言えるかわかりませんが、自我を持った魔道書も人のよう振る舞います。

例えば、ダイアン=フォーチュン、彼女の正体は『78枚のタロットカード』。

生前の彼女の癖や特徴を注入された『78枚のタロットカード』は、地脈・龍脈の力により、ダイアン=フォーチュンの人格と術式をもって行動するようになります。

黒猫祭祀秘録
  • 元々は、アレイスター=クロウリーが利用する人工知能『問答型思考補助式人工知能/リーディングトート78』。

  • エイワスが『リーディングトート78』の記述を別の器に移し替える事で誕生した新たなる魔道書の原典/オリジン。

  • 『問答型思考補助式人工知能』および原典のトートタロットの記述を纏め直し、全ての記載を転写することで出力元を演算装置からこちらに移し替えている。

  • これにより『窓のないビル』および演算装置が失われても、ミナの自意識が失われる事はなくなった。

黄金夜明
  • コロンゾンによって作成されたイギリスの防衛装置。
  • タロットカードに『黄金夜明』のメンバーの人格を写すことで、彼らの意思を持つ「原典」として復活した。
  • 彼らは本人ではないが、「設定」として過去の当人の人格や術式を持っている。
  • メイザースは独自解釈でタロットの番号を入れ替え、「黄金」の中で唯一コロンゾンの支配を脱却した。

幽霊

とあるシリーズにおいて幽霊は科学的にも実在しているよう。

ですが、その理論はなかなか難しい・・・・・・!

御霊冥亞の正体は「匂い」、フリルサンド#Gの正体は「高エネルギーの塊」。

しかし、彼女たちに自我があるのは一体どういう理屈なんだろうか??

風斬氷華と同様の理屈・・・ってこと??

御霊冥亞
  • 人工霧発生装置で浮かぶ白装束の幽霊少女。自分の名前や死因を思い出せない地縛霊。

  • 上里勢力後衛担当。ネットを介した群集心理の操作が得意。

  • 食事や睡眠は必要ないが、匂いで存在を維持する為に、野菜や果実を常食している。パソコンに触れられることから分かる通り、幽霊でありながら現世に物理的に干渉できる。

  • 人間が幽霊を見るメカニズムには諸説あるが、一説には低周波や匂い等の、明確には意識できない知覚情報が脳に与える作用だという。

  • 冥亞の周囲に浮かぶヒトダマのような発光の正体は『香炉』と呼ばれる小型ドローンであり、ここから匂い等を発して生前の姿や自我を維持している。また、飲食物によって体臭を調整するのにも同様の効果がある。

  • 匂いの配合を変化させれば巨大化も可能。この状態のときは『香炉』を必要としない半永久機関と化し、彼女に対するあらゆる干渉を無効化して一方的に攻撃できるほぼ無敵状態となる。ただしあくまで「匂い」を調整して維持しているため、大量の匂い成分をぶつけられて匂いの配分を乱されると解除されてしまう。

フリルサンド#G
  • ドレンチャー=木原=レパトリによって科学的に作られた人造ゴースト。
  • 彼女の存在は「ハイボルテージ=カッティング法」と呼ばれる手法で構築されている。
  • 彼女の正体は要するに「高エネルギーの塊」。排気ガスに含まれる二酸化炭素や窒素酸化物が空気中の水分と結合した酸性雨は、都市中の銅や亜鉛を電極とすることで一つの巨大な電池として機能し、莫大なエネルギーを持つ。この巨大な電池のことを「文明電池」と言う。彼女は街一つ分以上に大きな規模の「文明電池」が吐き出す安定したエネルギーを吸い上げ、「ノイズ」が多い突出した一点を設けることで存在を保っている。

アンドロイド

機械人間のアンドロイド。

死体と擬似魂魄により運用される『棺桶』と似ているような、違うような・・・。

  • 木原端数に造られた、完全なる機械でありながら意思や感情を持ち能力をも使用できる、学園都市においてもタブーとされる存在。
  • 部品を組み立て人型に整えた機械でありながら、想いや感情らしきものを備えている。しかし精神的には未熟で、設計者である端数を先生と呼び慕う一方、彼以外の人物には心を開かず住んでいる世界が狭い。
  • 人間を超えた身体能力と精密動作性を併せ持つ。
  • その正体は他人の脳を捕食する機械。恋査は脳が体を着ているのに対し、彼女は体が脳を取り込んでいる。
  • 能力が変化するのは、捕食した脳ごとに破断と拒絶のパターンが異なるため。

ケミカロイド

アニメ『とある科学の超電磁砲S』に登場したケミカロイド。

「能力はあくまで科学技術であり他の能力者のように能力開発の過程で生まれたものではない」とのこと。

  • 科学の力で、安定した均一の能力者をゼロから作り出す計画により、人工的に作られた双子『ジャーニー』と『フェブリ』。
  • ケミカロイドは自然界には存在しないタンパク質で体が構成されており、普通の人間と機能の面では遜色はない。
  • 新陳代謝を繰り返すたびにある一定量の毒素を生み出してしまうように作られており、放っておくと毒素が蓄積して内臓の機能不全を起こし、死に至る。そのため、毒の中和剤を含む飴を舐めることで健康を保っている。
  • ジャーニーが所有する能力は「幽体拡散/ディフージョンゴースト」。自身の髪の毛を媒体に学園都市に満ちるAIM拡散力場を仮想物質化し、密閉空間に閉じ込めることで遠隔操作が可能となる。
  • 仮想物質化した力場に事前に簡単な命令をプログラムしておくことで、一度に数万体の「駆動鎧(パワードスーツ)」を自立型のロボットのように操作した。

ドッペルゲンガー

魂がないというのであれば、人造人間というよりはロボットに近い?

参考▶ドッペルゲンガーの記憶が操歯涼子に引き継がれたのは何故なのか?

  • 操歯涼子のサイボーグ実験から生まれた『もう一人の操歯涼子』。
  • その実験とは、操歯涼子の体を2つに切り分け、それぞれ欠けた部分を機械で補うことで2人分のサイボーグ治療のデータを得るというもの。
  • この実験は成功し、2つに切り分けられた操歯涼子は1年別々に暮らした後、再び生身の姿に統合した。
  • しかし、実験で使用された義肢を組み合わせて作成されたロボットは、自身が操歯涼子であると錯覚。研究者たちは、実験の副産物として『魂の生成』に成功したと喜んだ。

擬似魂魄と『棺桶』

とある科学の一方通行にて登場。

能力者の死体+機械の体+擬似魂魄という、科学と魔術のハイブリッド兵器!

擬似魂魄がなければ「錯覚」できないとのこと。

ただ、新約の段階では、黒夜海鳥ちゃんはサイボーグを利用して、これができるようになってますよね!

  • 『DA』が運用する兵器。菱形幹比古によって作成された。
  • 機械内部に能力者の死体が組み込まれており、その人物の能力をおよそ2段階増幅して使用することができる。
  • 「体が小さくなればなるほど能力の出力は落ちる」という実験結果から、「身体を大きくすれば能力も強化されるのでは」と発想を逆転。機械で出来た巨体を脳に「自身の肉体である」と錯覚させるため、エステルの死霊術を取り入れ、開発された。
  • 現状ではエステルによって「特殊な処理(擬似魂魄の憑依)」を施した死んだ脳でしか「錯覚」は成功していないが、蛭魅が提案した、妹達の持つ「10031の死の記憶」を取り込むことでの完成を目指している。
  • 最終的には蛭魅をこの理論で「完全なる肉体と完全なる脳」、即ち絶対能力者/レベル6へ昇華させる事が目的らしい。

まとめ

ということで、今のところ思いつくのをあげてみました!

こうやってみると、いろいろと比較してみるのも面白い。

 
今後も、随時、追加変更していきたいと思いますよー!
それでは、今回はこの辺で。

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

Twitterもやっていますので、よかったらフォローお願いします!

なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意くでさい。