Zombie Cat Cut

sky depth

[とあるシリーズ/感想/考察/まとめ/ネタバレ注意]

MENU

【とある魔術の禁書目録/インデックス】創約9巻 試し読み(序章~第1章途中)【感想(ネタバレ注意)】

どうも、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut)です!

 

12月8日に発売が迫っている創約9巻!

もうすでに、試し読みが公開されているみたいですよ!

【最新刊】創約 とある魔術の禁書目録(9) - ライトノベル(ラノベ) 鎌池和馬/はいむらきよたか(電撃文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -

 

あらすじと表紙については、こちらで既に触れていますので、今回はさっそく!

試し読み(序章~第1章途中)の感想を、書いていきたいと思います!!

『とある』シリーズの原作、漫画、アニメ全てのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

既刊情報

創約 とある魔術の禁書目録(9)の購入はコチラ!

【原作小説】

【コミカライズ・スピンオフ】

前回(創約8巻)までのおさらい

前回の記事でもまとめましたが、一応、こちらにも載せておきます!

 

【創約1巻】

クリスマスイブ。上条当麻は、暗部解体に反発した『念動能力者』舞殿星見や魔術を使用する『統括理事』根丘則斗と対峙する。そこで、R&Cオカルティクスの存在が発覚した。

【創約2巻】

クリスマス、その1。R&Cオカルティクスを仕掛けた張本人、アンナ=シュプレンゲルを相手に、御坂美琴食蜂操祈が共闘。上条当麻も、ある人物の助力を得て、瀕死の身体で立ち向かっていく。

【創約3巻】

クリスマス、その2。暗部一掃作戦が実施され、混沌を極める学園都市。白井黒子や多くの暗部が激突する中、浜面仕上は滝壺理后と脱出を図り、学園都市最大の禁忌へと挑んでいく。

【創約4巻】

12月26日。『必要悪の教会』に連れられ、極寒のロサンゼルスへと降り立った上条当麻は、とある母娘を助けるために、全人口が消失したその街で奔走する。そして、R&Cオカルティクスは壊滅したのだった。

【創約5巻】

12月29日。学園都市に戻った上条当麻が出会ったのはアリスと名乗る少女。ともに囚人脱走事件に巻き込まれ、暗部と戦った上条当麻は、橋掛結社の逆鱗に触れ、命を狙われるようになってしまう。

【創約6巻】

晦日。渋谷にて、アラディアの襲撃を受けてしまった上条当麻は、ボロニイサキュバスや雲川芹亜の助力もあり、撃破することに成功。その裏では、アレイスターがアンナ=シュプレンゲルを捕獲していた。

【創約7巻】

元旦。学園都市にある『橋架結社』の拠点へと招待された上条当麻は、H・T・トリスメギストスと交渉が決裂。さらに、囚われのアンナ=シュプレンゲルを解放し、アラディアと共に、逃走を開始する。

【創約8巻】

園都市を逃げ回った3人は、ムト=テーベをなんとか返り討ちにする。しかし、アンナ=シュプレンゲルは瀕死の状態になり、さらに、橋架結社は、クリスチャン=ローゼンクロイツを顕現させていた。

 

 

 

と、いう流れでしたね!

ただ、9巻の序章の最初でわかりやすく流れを説明してくれているので、そちらを見てもいいかもしれません。

 

ちなみに、感想記事はこちら。

【とある魔術の禁書目録】創約8巻 1章まで【感想】

【とある魔術の禁書目録】創約8巻 2章まで【感想】

【とある魔術の禁書目録】創約8巻 3章(前半)【感想】

【とある魔術の禁書目録】創約8巻 3章(後半)【感想】

【とある魔術の禁書目録】創約8巻 4章まで【感想】

【とある魔術の禁書目録】創約8巻 終章まで【感想】

各章のタイトルなど

そして、ここから『試し読み』の感想に入っていきますよ!

といっても、まずは各章のタイトルからチェックです。

 

  • 序 章:頂点の削り合い Zenith_of_the_Magic.
  • 第一章:スタンスを決めろ Right_or_Wicked.
  • 第二章:それはまるで年輪のような Open_War,1st_Defence_Line.
  • 第三章:踏破 Cut_a_Road_to_Allover_the_Goal.
  • 第四章:中心点にて Duel_and_Struggle,CRC.
  • 終 章:とある真実と全ての崩壊 Black_Humor.

 

いつも通り、気になったところから、触れていこう!

 

まずは、英語の意味の確認から。

zenith』とは、『天頂・頂点』を意味する英語。

Wicked』は、『邪悪な』。

cut a road』は、『道を切り開く』。

allover』は・・・・・・どういう意味だろ?

『all_aver』なら『あちこち、どこでも、一面に、あちらこちら、あっちこっち
、結論に至った、終わらせた』とかかな。

『Struggle』は、以前にも書いたような気がするけど、『闘争』だね。

 

英語の部分については、これでなんとなく理解できた気がするよね!

それぞれ、実際には何を示しているのか、気になるところ。

特に、終章が『崩壊』と『ブラックユーモア』って・・・・・・。

不穏でしかないんだが・・・・・・!?

勘弁してくれよー!

口絵

綺麗な女性が満載だー!!!

というわけで、今回の口絵はボロニイサキュバス旧き善きマリアアラディアムト=テーベの橋架結社。

さらに、インデックス(肩にオティヌス)、食蜂操祈御坂美琴

これは眼福。

 

もちろん、冬服姿の上条当麻もちゃんといますよ!

というか!

『仲間』、いっぱいいるじゃんね!!

共闘展開は、なんにせよ熱いんだぜー!

序章『頂点の削り合い Zenith_of_the_Magic.』

銀の青年、クリスチャン=ローゼンクロイツ

その星の数ほどある伝説のひとつが、「小さな箱庭の中であらゆる現象を精密に再現する事により、この世界の過去現在未来に関する全ての事柄を手元にまとめた」というもの。

ラプラスの悪魔もびっくりな霊装を用いて、現状を瞬時に理解したCRCは、用が済んだその霊装をあっさりと放り投げていた。

 

このレベルの霊装を使い捨てにするとは・・・・・・。

それは、彼の実力があってのことなのか、それとも単純にそういう性格なのか?

なんにせよ、ヤバイ奴だというのはしっかりと伝わってくるよね。

園都市が『樹形図の設計者ツリーダイアグラム』をめぐって争ってたのとは、次元の違う話だ。

 

そんな相手に、攻撃をしかけていたのは我らが理想の先生、知の大女神ことアンナ=キングスフォード

あのアレイスターが見ていることしかできない達人同士の闘い。

幾ばくかの攻防の後。

果たして、勝敗はどちらに転んだのか。

「・・・・・・世界と其処に住む人ヲ頼み〼たよ、クロウリー。いつか達人トなる弟子ノ弟子」

 

引用:創約 とある魔術の禁書目録(9) (電撃文庫)

 

かっこいい・・・・・・。

最期までかっこよかったな、この人。

悲しみはあれど、それ以上に残してくれたものが、大きい。

上条当麻も、アレイスターも。

がんばって、ほしいね。

第一章『スタンスを決めろ Right_or_Wicked.』

上条当麻

上条当麻は、集中治療室にいた。

退屈しのぎに、神装術に深入りしすぎた群れ=『超絶者』を狙うと宣言したCRC

その銀の青年に見逃されたわけではなく、どうやらアレイスターが助けてくれたらしい。

そして、上条当麻が目を覚ますなりに叫んだ、アンナ=シュプレンゲルの容態は・・・・・・。

  • 脳死の状態ではない。でも、死んでいる状態の方が正しい。
  • 医療機器を使わなければ呼吸も鼓動もキープできない。

『矮小液体』により瀕死となった彼女を、助けられたのはアリスだけ。

しかし、アリスも死んだことで、もはや助ける術を失った。

それだけでも絶望的なのに、さらにCRCアンナ=シュプレンゲルを狙って、この病院へやってくる。

 

奇しくも、創約2巻のような展開になってきたな・・・・・・。

創約2巻では、上条当麻を狙って病院へとやってくるアンナ=シュプレンゲルを、御坂美琴食蜂操祈が止めようとしていた。

ただ、あの時と決定的に違うのは、助ける対象がアンナ=シュプレンゲルという、かつての敵だということ。

当然のように、上条当麻は命を賭けて助けようとするわけだけど・・・・・・。

「アンタは命を狙われている。この病院にいる患者や先生達についても全員危ない目に遭う可能性だって否定はできない。何の罪もない人達を大勢巻き込んでまで、体張ってあの悪女を守らなくちゃいけない理由なんてあるの?」

 

引用:創約 とある魔術の禁書目録(9) (電撃文庫)

うん、これが普通の感性ではある。

罪人1人を助けるために大勢の人を危険に巻き込むのは認められない、そういう人もいて当然だよね。

 

みんなそれぞれ、どういった結論を導き出すのか。

まさに、『スタンスを決めろ』。

ここが、第一章の見所かもしれない。

それぞれの、スタンス

上条当麻の場合】

御坂美琴の言葉を聞き、思い悩んでいましたね。

そんな時に出会ったのは、なんとびっくり、青髪ピアス

退院祝いに次郎系ラーメンを食べた結果、再入院になっていたらしい。

そんな青髪ピアスに落ち込んでることがバレてしまった上条当麻は、とある質問をしました。

「正しい事をしても、正しくない事をしても、どっちみち絶対に誰かが傷つくとしたら。青髪ピアスはどうやって、どこへ向かうか決める?」

そして、青髪ピアスからは、至極真面目な返事があった。

 

なんだか、友達が落ち込んでるのを察する青髪ピアスも良いし、それに対して悩んでる事を隠さずに質問できる上条当麻も良いし、それに至極真面目に返事する青髪ピアスはやっぱり良いよね・・・・・・。

そして、やっぱり気になってしまう『青髪ピアス=藍花悦』という考察の是非。

(▶【考察】創約2巻を踏まえて!青ピ『青髪ピアス』=レベル5の第六位『藍花悦』説を考える

創約2巻で『あなたは善人ではない』と言い切った藍花悦

「善か悪とかややこしい話なんか分からへん。善悪ゆうモノサシが本当にきっちりとしとんのかだって調べる方法なんか持っとらんしな」と言う青髪ピアス

言っていることが、けっこう違うんよな!

と、そこでふと思いついたのが、『二重人格』説。

旧約4巻で語られていた二重人格能力者が、青髪ピアスであり、藍花悦という可能性は・・・・・・。

あるのか、ないのか、どっちなんだい!!??

 

インデックスオティヌスの場合】

CRCを放置すれば、地球全体が危険に晒される。

そんなことは当然、阻止しなければならない。

ただし、その結果、アンナ=シュプレンゲルは助かってしまう。

そんな悩みの種はありつつも、CRC討伐については2人の決定事項のようでした。

 

やはり、この2人は安定感ありますな!

というか、オティヌスは人のこと言えないし!?

今回、2人はどういった活躍をするのか。

知識の面で活躍する場面は、必ず来そうだよね!

 

御坂美琴食蜂操祈の場合】

「私は何があろうが基本的に彼を助ける側に回る役どころだもの。彼が悪の道を突っ走るなら私もそれを応援力するだけダゾ?」

 

(中略)

 

美琴なら人が悪の道に突っ走るなら、拳でぶん殴ってでも元の道へ戻す。ただ甘やかして背中を押すだけが味方ではないと思っているから。

 

引用:創約 とある魔術の禁書目録(9) (電撃文庫)

いいね!!!

この2人の対称的な考え方の違いが良い!

食蜂操祈は『落ちるなら一緒に』という全肯定的思考。

上条当麻のやることであれば信頼できる、って感じもあるとは思う。

対して、御坂美琴は『味方の間違いは正す』という正義の人。

『妹達』編でも、白井黒子とのやりとりからそういう性格だってのが窺えるよね。

誰かが言わなければならない問題提起を言う、損な役回り。

当然、悩みもあるでしょう。

この2人の今後の動き方、要注目ですね!

 

アラディアの場合】

そもそもCRCの標的のひとりでもあるアラディア

橋架結社が壊滅した今、単体で勝てるわけがない。

しかし、救済対象でる上条当麻を、なんとしても助けなければならない。

 

なんだかんだ、自分のことよりも上条当麻のことを考えてしまっているのが微笑ましい。

ただ、自由が縛られているようにも見えてしまうよね。

超絶者をやめるって選択肢はないんかな?

やめたところでCRCが見逃してくれるとは思えないけど。

果たして、彼女を含む橋架結社はどう動くのか。

そこに、ボロニイサキュバスがやってきて・・・・・・。

まとめ

といったところで、試し読みが終了ー!!!

まじかよ、続きがめちゃくちゃ気になるんだけど!?!?

発売は、12月8日(金)か・・・・・・。

こりゃまた寝不足の週末になりそうだ・・・・・・。

 

それでは、発売を楽しみにしつつ、今回はこの辺で!

最後に、スケジュールをまとめておきましょう!

 

以上、みたか・すりーばーど(@zombie_cat_cut )でした。

Twitterもやっていますので、よかったらフォローお願いします!

なお、本ブログに掲載されている全てのことは、実際の宗教、魔術などとは、一切関係ありませんのでご注意んのでご注意くでさい。